NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「季節を愉しむ、12ヶ月の誕生日ケーキ」。
パティシエしてとして活躍しているWeekender編集部代表コラムニストrisaさんが、季節を取り入れたお誕生日ケーキのレシピをお届けします。
5月にお誕生日を迎える皆さんに「柑橘のレアチーズケーキ」のレシピをお届けします。
春に出回る旬の柑橘で、さっぱりと爽やかに仕上げたレアチーズケーキ。
今回は甘夏と八朔を使用しました。
植物が深い緑に移り変わる新緑の季節を愉しみながら、朗らかな時間を過ごせますように。
柑橘のレアチーズケーキ
【所要時間】90分(冷却時間は除く)
材料(15cmセルクル型1台分)
【土台】
・15cmセルクル型:1台
・小麦粉:50g(ふるっておく)
・無塩バター:30g(1㎝角にカット)
・きび砂糖:10g
・くるみ:10g【レアチーズ生地】
・クリームチーズ:100g
・きび砂糖:50g
・生クリーム:100g
・ヨーグルト:110g
・板ゼラチン:2.5g(粉ゼラチンの場合も同量)
・柑橘の皮(甘夏、八朔を使用):適量【デコレーション】
・柑橘の実:2玉分
・きび砂糖:適量
・その他、生クリーム、ハーブ、エディブルフラワーなどお好みで※今回は甘夏、八朔を使用。
下準備
・クリームチーズは常温に戻し柔らかくしておく。
・オーブンは180℃にあたためておく。(土台用の生地の焼成に使用)
・板ゼラチンは、氷水につけてやわらかくしておく。
※粉ゼラチンを使用の場合は、倍量の水に振り入れて軽く混ぜておきましょう。
作り方
〜土台〜
1. 土台用の材料を全てフードプロセッサーに入れ、ひとつにまとまるまで混ぜる。
2. 15cmのセルクルに敷き詰め、180℃にあたためたオーブンで20~25分焼く。
〜レアチーズ生地〜
1. 常温にもどしておいたクリームチーズを柔らくなるまで混ぜる。
きび砂糖、柑橘の皮をすりおろし入れ、さらによく混ぜる。
2. 生クリームは7分立てに泡立てておく。
3. ヨーグルトを手鍋に入れ、人肌にあたためる。
氷水にもどしておいた板ゼラチンは、水気を切り絞りあたためたヨーグルトに入れ溶かす。
【1】の中に加え、ホイッパーでよく混ぜる。
4. 【3】に【2】の生クリームを加えゴムベラでさっくりと混ぜる。
5. 焼きあがった土台の上に【4】を流し入れ、冷蔵庫でしっかり冷やし固める。(1.5~2時間程度)
6. 冷やし固まったら、ナイフやパレットなどを使用して型から外し、デコレーションをする。
〜デコレーション〜
1. レアチーズを冷やし固めている間に、柑橘のマリネを作る。
皮を除きカットした柑橘の果実と適量のきび砂糖を和え、冷蔵庫で冷やしておく。
2. デコレーションはお好きなように仕上げてみてくださいね。
今回は春らしくハーブや紫色のエディブルフラワーで彩ってみました。
生クリームver.
柑橘たっぷりver.
真ん中のみデコレーションver.
5月にお誕生日を迎える皆さん、その日をお祝いする皆さんにとって気持ちが上がるケーキになれば嬉しいです。
昨年スタートしたこのコラムも、いよいよ来月で一周。12か月分のレシピが揃います。
いつもご覧いただきありがとうございます。
来月公開の「6月のお誕生日ケーキ」は、ブルーベリーを使用したレシピをお届けします。お楽しみに。
Editor:Tomomi Watanabe , ふじのあやこ
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