(2023年11月追記)
本記事に登場するサービス名は一部、2024年度サービス提供分より名称変更をいたしました。
変更前「THE FAMILY NOTE」→ 変更後「KAZOKUGOTO NOTE(かぞくごとノート)」
変更前「FAMILY NOTE CLUB(FNC)」→ 変更後「KAZOKUGOTO NOTE CLUB(KNC)」
この3年間でユーザーの皆様と育ててきた「ファミノ」という愛称は、これからも大切にしていきたいと思っています。
詳細はこちらから
こんにちは。
NEXTWEEKENDの営業・広報担当 あやのです。
(現在産育休中ですが、本記事はそれ以前に執筆したものです。やっとお披露目できるタイミングとなり嬉しいです!)
今年の春スタートした、私たちNEXTWEEKENDのプロジェクト「THE FAMILY NOTE」。
緊張しながら挑戦したクラウドファンディングにてファーストゴールであった500万円という目標を24時間以内に達成(!)し、最終的に約700名の方からご支援をいただいて 無事、走り始めることができました。
応援してくださった皆さま、本当に有難うございました。
(これからも日常の中にある感情を綴っていく受け皿として在りたい、そしてそれが家族間における最重要なコミュニケーションとなることを信じて、2022年度版も準備を進めております…!)
完全なる自社プロジェクトだからこそ、「どうしてこれを作るのか」「誰にどう届けたいのか」という本質的な部分に向き合い続け、1冊のノートに「思想」を込めてきた私たち。
そして同じように、自分たちの商品やサービスに思想を込めて、家族のための課題解決に取り組んでいる企業・ブランドさんは数多くいらっしゃいます。
この記事は、そういった企業・ブランドの「思想」をインタビュー形式で紐解き、家族の在り方について考えていく連載企画です。
タイトルは、 【あの会社と考える #かぞくごと – Purpose of the FAMILY NOTE -】。
Vol.6にご登場いただくのは、株式会社Rose Universeの代表 國枝健一さんと、広報の詩織さん。
<インタビュー当日、オフィスに飾るばらをお2人自ら活けてくださいました>
滋賀県にあるばら農園にて 独自の品種「WABARA(和ばら)」を育種し、その美しさと「ときめき」を国内外に発信されています。
NEXTWEEKENDでもこれまで何度もコラボレーションさせていただいており、クラウドファンディングに先駆けて2月に行ったイベント 「THE FAMILY NOTE EXHIBITION『家族の道を、つむぐ展』」では、家族や自分のルーツに思いを巡らせられるようなちょっとした質問をWABARAに添えて、来場者の皆さまにお配りしました。
<色、形、佇まい… それまで持っていた「ばら」の概念をガラリと変えてくれた、WABARA。>
このコラボレーションもきっかけとなって 私たちの思想に共感いただき、この記事のインタビューを受けられる企業向けプランをご支援くださったんです。(嬉しい…)
お祝いなどの特別なシーンはもちろん、コロナ禍・ステイホームなども相まって 日常的にお花を暮らしに取り入れている方は多くいらっしゃると思いますが、そのお花を育てている「生産者の思い」を聞く機会というのは、なかなか無いのではないでしょうか。
國枝さんは 祖父の代から続くばら農家に生まれ育ちましたが、一度は全く違う職業に就き、当初家業を継ぐ意思はなかったのだそう。
どのような経緯で就農し、今多くのファンを抱える「WABARA」ブランドを育てるに至ったのか。
そして美しい花たちと共に、どんな未来を描いているのか。
一輪一輪に込められた「思想」を、たっぷり伺ってきました。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
忘れられなかったばらの美しさと、生産農家の持つ可能性
あやの:ばらの生産自体はおじいさまの代から始められたことですが、名もなきばらたちを「WABARA」としてブランドにしていったのは3代目の國枝さんなのですよね。
全く別のお仕事をしていたところから、そのようになった経緯や背景にあった思いをまずは伺っていきたいです。
國枝さん(以下、敬称略):祖父が農園を始めて 父が2代目だったんですが、継げと言われたことは本当に一度もなくて。
むしろ「大変だから、もうせんでいい」というくらい。
僕自身 学生時代に留学経験があったので海外に関わる仕事がしたいと思い、海外支社に出向する方々のサポートをする東京の会社に就職しました。
ただ、昔から漠然と いつか自分で事業をやりたいという考えがあったこともあり、約半年で辞めたんです。
あやの:決断力!
國枝:辞めた当初、次のことは具体的に何も考えていなかったんですが、ある時ふと「ばら、ええんちゃう?」って。
今でも覚えてますね、新宿の西口で、雨がザーザー降っていた日… いきなり思いついたんですよ。
あやの:ドラマで大きくストーリーが動き出す瞬間のワンシーンみたい。
心のどこかにずっと、ご両親がされているばらの生産についての思いを秘めていたってことなんでしょうか。
國枝:僕は高校生の時から実家を離れて暮らしていたので、帰省するたびに手伝ったりしていたんですが、農家の仕事って何か暗いイメージがあったんですよ。
ただそれとは反対に、実家の花を贈る機会があると、すごく喜ばれて。
農園から直接届くので花の状態もフレッシュですしね。
こんなに人に喜ばれるものを作っているのに、なんで家に帰るとしみったれてるんだろうと思って、このギャップにはきっと構造的な問題があると考えたんです。
会社勤めしてると、自分で営業したり、サービスを考えてそれに対して値段を付けることってあるじゃないですか。
でも花って、出荷して初めて値段がつくんですよね。
手塩にかけて育てた花の価値を、自分たちで決めるという考えがない。
生産者はもちろん良いと思って作っているけど、その花を手に取る生活者にとってはどうなのか、というところまで繋がっていなくて、自己満足とギャンブルみたいになってしまっている業界の構造自体に強く問題意識を持ちました。
市場に出荷するばかりで、買ってくれるお客さんの喜ぶ顔や声を知らないって、シンプルにすごくもったいないですよね。
あやの:確かに… 言われてみれば、我々生活者が花を買うときに関わるのって卸先のお花屋さんであることがほとんどですもんね。
スーパーで売られる野菜や果物に生産者の顔写真が付いていることなんかは近年増えたけど…
國枝:しかも花は、野菜や魚と違って基本的に加工するものではないし、枯れてしまうので勝負できる瞬間が限られている。
そのまま鑑賞することが価値という、嗜好性が高い存在なんですよね。
それ故の難しさ、縛られてしまう部分がどうしてもあります。
ただ生産者というのは流通のスタート地点にいるわけなので、そこにいる人間がチャレンジングな姿勢を持って多様化し 様々な価値を提供できるようになれば、業界全体の可能性を広げられるはず。
とても重要な役割を担っていると思っています。
そして生まれた、「WABARA」という哲学
あやの:なぜ皆さんが他とは違う特別な「お花屋さん」だと感じるのか、理解できた気がします。
何といっても「WABARA」の美しさは初めて見たとき衝撃で、お花に知見のない私でも心動かされるものがありました。
ブランドになったのは國枝さんが就農してからとのことですが、どのように成長していったんでしょうか。
國枝:僕が入るまでは、一般的な流通の中で販売力のある、もしくは生産力の高い品種をセレクトして主に栽培をしていました。
そんな中、2品種だけあった名もなき新種のばらたちがWABARAの原点。
花が咲くと、その重みで茎がしなだれてくる。
その曲線が“和の趣”だなと感じて名付けたんです。
あやの:確かに、よくお花屋さんで見るばらって、比較的茎が太くて真っ直ぐなものが多いですよね。
國枝:マリー・アントワネットや ナポレオンの第一夫人ジョゼフィーヌにも仕えたフランスの宮廷画家で、「ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ」というボタニカル・アート (植物画)で有名な方がいらっしゃるんですが、その方の描くばらには一本として真っ直ぐなものがないんですよ。
当時はガーデンローズしかなく、彼の絵を見ると野に咲くばらたちの本来の姿が分かる。
茎が太くてまっすぐなのは、お花屋さんで切り花を売るようになった時に 花持ちを良くしたりオペレーションを楽にするため等の新しい価値基準に基づいたもので、本来は違うんだよな、と。
柔らかい曲線を持っている方が気分が落ち着くし、美しいなというのは以前から感じていましたが、彼の絵を見て確信しましたね。
<それぞれ「京(みやこ)」「てまり」と名付けられた、WABARAの原点>
<現在約65種があるというWABARA。家系図のような広がりがあるんだそう。>
國枝:この美しい曲線を描く花たちを どうしたら生産現場に入れられるか、というのが次の課題でした。
前の仕事を辞めてばら業界に0から飛び込むにあたり 様々な展示会などを見に行きましたが、僕がいいなと思う花は全部土で育てられていた。
ただ、当時のばらの慣行農法(一般的な農法)は養液(≒水耕)栽培。
土だと病気が発生し伝染するリスクがあるということなどから、父も難色を示していました。
そんな時、今では僕が先生と仰いでいる方に出会い、土づくりを教えていただけたことが大きな転機になりましたね。
あやの:長年やってきたことに驕ることなく、チャレンジを積み重ねてきた先に今のWABARAがあるんですね。
國枝:そんな大したことはしてないんですけどね。
ばらが可愛かったり綺麗だと思うことに関して、それをそのまま表現するにはどうしたら良いかということにだけ向き合ってきた感じです。
こちらが作為的にすればするほど、意図とは反対になってしまうように感じますね。
ばら本来の美しさを表現しながら、事業としても形作れるようにしたいなと思っています。
花は、この世から絶対になくならない価値。広告代理店から花農家に転職した理由
あやの:広報を務める右腕・しおりちゃんも、國枝さんと同じく異業種からこの仕事を選ばれていますよね。
その経緯や、背景にあった思いを知りたいです。
國枝:思っている通りにどうぞ(笑)
しおりさん(以下、敬称略):消費される忙しさに疑問を感じて、仕事を楽しいと思えなくなってしまった時期があって。
自分の理想の暮らしと当時の仕事が交わるポイントを見つけられず、仕事を頑張ることが、自分の暮らしを豊かにすることではなくなってしまっていました。
自分が自分で無くなっていく感覚に危機感を感じて転職を決意しました。
次の仕事では「自分自身が本当に価値を感じられるもの」に関わりたいなと考える中で、花に行き着いたんです。
あやの:その思考、もっと詳しく聞きたい!
しおり:当時の私は、いろいろなことを整理したい時期で、物を手放すことに必死だったんです。
でも一方で、手放し続けてミニマリストみたいな部屋になることが果たして自分の理想なのか…と。
でも「花」って、可愛くてその瞬間を確実に彩ってくれて、でもちゃんと枯れるからいつか手放せる。
母が花のことを「永遠の一瞬を彩る」と表現してくれたんですが、その存在に可能性を感じて。
そこから、花屋さんで働くようになって… そうしたら次は、いわゆる「花屋さんが作る花束」に疑問を持つようになったんです。Instagramがどんどん普及していく中で、花自体の存在じゃなく、ラッピングや写真の撮り方などの見せ方次第で変わってしまう側面がなんだか悲しくて。
あやの:花が持っている本質的な良さと、売れる・売れないの問題が別のところにあるような感覚に違和感を覚えたのかな。
しおり:まさに!
当時Instagramで海外のファームの発信に感銘を受けて…
海外のファームの本などを取り寄せてその世界にのめり込んでいました。もう圧倒的に花屋さんでは出せない世界観を持っていて。
トラックいっぱいに積まれたお花、束ねてないけどどさっと持っているブーケ…
その底抜けに明るいHappyな雰囲気と可愛さに圧倒されて、この世界に関わりたいと思うようになりました。
その後、弊社で運営していたWABARA Café(現在は閉店)に立ち寄り、求人の貼り紙を見つけて。
当時ちょうど農園が移転し、これから大きくしていこうというタイミングで「ばらの可能性を広げていきたい」という言葉に強く惹かれ、ここで働きたい!と。
國枝:でもさ、求人の連絡先控えてなかったんでしょ(笑)
しおり:そう…貼り紙の写真を撮ってたんだけど、その写真もブレてて。
でもなんとかたどり着いて、電話しました(笑)
あやの:運命の出会いですね。転職から5年。
入ってみてどうですか?
しおり:WABARAを作り土耕栽培に変えていくのが第一段階、カフェを作ったのが第二段階。
そこでジョインして、それまでの業界の常識をどんどん超えて、健一さんが挑戦している真っ只中に身を置けることは、とてもありがたいし、楽しいです。
常に挑戦中なので大変なことも多いけど、皆さんがWABARAの存在に気付いてくださったり、それを価値だと感じてくれる瞬間に立ち会えるのは本当に嬉しい。Instagramでたくさんの方がいち花農家をフォローしてくれて、そこから欲しいなとか関わりたいなとか思ってくださるって、すごいことですよね。
國枝:うちの父なんかは、そういうことには相変わらず全く興味がないですけどね。それがまた楽しくて。
どこまでいっても農家のおっちゃん。
僕やしおりちゃんは役割としてどんどん外に出て情報も取り入れていくけど、基本的に生産者はただただ安心してお花に向き合い、集中して、その価値を届けていくべきだと思っているので。
あやの:生まれのご家族と一緒に会社経営をされる中で、世代感ギャップも勿論あると思うんですが、揉め事とかって起きたりするんでしょうか。
國枝:それはもう、毎日バトルですよ(笑)
しおり:家族喧嘩、家族会議の中に私たち社員がいるっていう感じですよね。
國枝:概ね父と僕がぶつかることが多いですが、ただ目指している方向は一緒なんですよね。
「世界中のお花屋さんに自分たちの作った花が並ぶ」「世界中の人がWABARAを見て、このばらがあるから日々頑張れると感じてくれる」そのために花を作っている。
世代が違えば問題に対するアプローチの仕方も変わってくるので、理解が得られにくいこともありますけど、それはもう結果で示すしかないと思っています。
大事なのは根っこにある思いなので。
業界の未来を作る、「加工品」への挑戦
あやの:WABARAの取組みでユニークだと感じるのは、オンラインショップでも販売されている「加工品」の数々。
ばらの生体水、花びら茶、フレグランス!
美しいばらを更に加工してプロダクトを生み出す、その理由を教えていただきたいです。
國枝:加工品は、僕たち生産者の未来だと思っているんですよね。
紀元前より ばらは食用・薬用として人々の生活に取り入れられて来ましたし、僕自身がばら本来の美しさを引き出す栽培を志して、土壌づくりなどに向き合えば向き合うほど、「美しい」と「美味しい」はイコールだということに行き着いて。
ならば、この美しいばらは食べたら美味しいだろうと。
ばらが食用・薬用で使われてきた歴史と、今僕たちがやっている栽培・加工技術が合わされば、今までになかったばらの可能性が広がるんじゃないか、というのがきっかけでした。
ローズウォーター・ローズオイルなど、歴史あるヨーロッパの加工品に勝る良いものを作るために 優れた加工技術を探している中で出会ったのが「低温真空抽出法」。
花に関して 栽培は足し算、収穫後は引き算だと思っているんですが、収穫した花の鮮度やパワーをいかに落とさずに加工するかが重要な中で、低温真空抽出法はまさに、花そのものが持っている力を多く引かずに、純粋に留めることができる技術だと思っています。
<鋭意開発中の新しい化粧品に使われる、ばらの花びらとオイルだけでできた試作品を特別に触らせていただきました。ばらの良い香りと、滑らかなテクスチャーに驚き>
國枝:ばらそのものから引き出した水分と乾燥物を、今は「ばらの生体水」「花びら茶」として販売していますが、それらを原材料として、これからは化粧品(スキンケア)の販売も予定しています。
しおり:私たちの持つ素材をより良く転換させてくれる方々や技術との、素敵な出会いがあったんですよね。
あやの:こういうものを作りたいと構想してから、どのくらいの期間で形になるんですか?
國枝:化粧品は、ここまでくるのに5年くらい?
原料となるばらを生み出すところだともっとかな。
原料のことは自分たちが一番よく知っている。
でもその素材の可能性をどれだけ引き出せるかがポイントで、それ次第で世界に今までなかったばらの素原料ができると思っていました。
そこからどんな加工技術を使うか、そしてそれを重ねるか。
自分自身が技術のことを調べ、納得しないとイヤなので、自分たちが生み出す意味のある商品にするには、ばらにとってどの技術が良いかをひたすらテストする日々でした。
しおり:今ってOEMで 自分たちの商品を作ろうと思ったら簡単にできてしまう時代。
原材料の供給だけでも作れてしまう中で、私たちが大切にしたいのは、とにかくばらが本来持っている可能性をどれだけ引き出せるか、それがちゃんと人の役に立てるかということ。
最初から最後まで自分たちで理解した上でやりたいので、時間をかけて取り組みました。
あやの:新しいことにどんどんチャレンジしているのに、軸は全くブレずむしろ研ぎ澄まされている。
これからのWABARAが本当に楽しみです。
國枝:花は元々観賞用なので視覚の部分で楽しむのがメインでしたが、それが嗅覚、触覚など、新しい形でばらの魅力を知っていただけるなら嬉しいなと思います。
「THE・バラ」という世界観ではなく、いかに生活の中に溶け込めるかという在り方を追求していきたいんです。
しおり:良い意味でお客さんを裏切るじゃないですけど、「バラ」と聞いて多くの方が想像するエレガントでデコラティブな印象ではなく、WABARAの解釈でのアウトプットで、お客様を驚かせたいですよね。
ばらの概念が変わった、ばらって面白い、と感じていただける農園でありたいです。
大切にしている“Motto”
あやの:FAMILY NOTEには “Family Motto” というページを用意していて、家族が大切にしたいことを言語化し、目線合わせをして進んでいくために作りました。
國枝さんが、家族との時間を大切にするために心に留めている“Motto”、ぜひ教えてください。
國枝さんの“Motto”
1. 自分に素直に生きる
2. 良いか悪いか自分で決める
3. 事実と感情を分ける
4. 手段の目的化をしない
5. 人や環境のせいにしない
しおり:日常的に、家族や社員である私たちも言われていることですね。
國枝:人生を自分らしく生きていくために大切にしているモットーです。
ありのままの自分を受け入れながら、あふれる情報を的確に精査し、現実を直視し、その中で自身の感性を磨く。
そして世の中になんらかの形で役に立っていけるように成長してほしい、成長していきたいと思っています。
あやの:お話を伺ってきた中で感じた、ばら達への向き合い方とも共通していますね。
大切にするべきことはシンプルなんだなあ。
<國枝さん・しおりちゃん、思い溢れる素敵なインタビューをありがとうございました!>
あとがき
2020年4月、初めての緊急事態宣言下で、我が家は初めて観賞用にお花をデリバリーしました。
同じメンバーで24時間 家から出ずに一緒に過ごすという、それまでの生活では考えられなかった状況に直面した時に、自然と取った行動でした。
実際、WABARAのある生活を毎月楽しめるサービス「WABARAメンバーズ」にも、今まででは想像できなかった数のお申し込みがあるのだそう。
モノも情報も溢れているこの世の中で、花のような自然の造形物には一つとして同じものがありません。
Rose Universeの皆さんがWABARAを通して届けたいと願っている普遍的な価値は、家族という最小単位のコミュニティに属しながら生きる私たちにとって、きっととても重要なもの。
一輪の花に、これだけの愛を込めている方々がいる。
その思いを知り、受け取りながら、大切に取り入れていきたいと思います。
WABARAからの素敵なお知らせ
新たな挑戦として、フードデリバリーのように自転車やバイクでお花を届ける「東京デリバリーサービス」も開始されたそう。
対象地域にお立ち寄りの際には、ぜひ思いの込もったサービスを試してみては。
これまでのお届けの課題であった、クール便によるお花の凍結や交通機関の乱れによる遅延などを最小限に抑え、ミニマムなラッピングでペーパーバックに入れてお届けします。
配達業者さんが引き取りに来てからお届けまでは約1時間。
1時間前まで、農園のスタッフがお花をしっかり管理しています。このサービスの最大のポイントは、お受け取りはご自宅以外でもできること。
特定できる場所(駅の出入り口やカフェ、公共施設等)であれば待ち合わせでの受け取りも可能です。受け取り時間も9:00~ 22:00から1時間でご指定が可能です。
受け取った方も梱包資材の処理のお手間もかからず、ご自宅以外での受け渡しもスムーズに行えます。今はまだお届け地域も限られていますが、今後はお届け地域の拡大も検討しています。
対象地域にお立ち寄りの際には、ぜひお試しいただけると嬉しいです。デリバリースケジュール:
【12月の予定】
11日(土)~24日(金)お届け時間:
ご指定日の10時から22時の間でご希望の時間帯(1時間)が選択可能です(各商品ページにて選択)
*万一到着が遅れる場合は、配達員よりご連絡いたします。注意事項:
到着後10分程度はお待ちいたしますが、ご連絡が取れない場合は置き配または持戻りとなります。
不在票による再配達、お届け時間の変更等はできません。
不在によりお受け取りができなかった場合も返金はございません。
お受け取りは1時間ごとにご指定が可能です。
必ずお受け取り可能なお時間でご注文ください。お届け可能地域:
港区、渋谷区、新宿区、豊島区、中央区、千代田区、文京区、台東区、江東区、墨田区、荒川区
詳細はこちらから
この記事は、NEXTWEEKENDと株式会社Rose Universeとのコラボレーションで制作しています。