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(2023年11月追記)
本記事に登場するサービス名は一部、2024年度サービス提供分より名称変更をいたしました。
変更前「THE FAMILY NOTE」→ 変更後「KAZOKUGOTO NOTE(かぞくごとノート)」
変更前「FAMILY NOTE CLUB(FNC)」→ 変更後「KAZOKUGOTO NOTE CLUB(KNC)」
この3年間でユーザーの皆様と育ててきた「ファミノ」という愛称は、これからも大切にしていきたいと思っています。
詳細はこちらから

こんにちは。

NEXTWEEKENDの営業・広報担当 あやのです。

この春から始まる、私たちNEXTWEEKENDの新プロジェクト「THE FAMILY NOTE」。

完全なる自社プロジェクトだからこそ、「どうしてこれを作るのか」「誰にどう届けたいのか」という本質的な部分に向き合い続け、1冊のノートに「思想」を込めてきました。

そして、私たちと同じように、自分たちの商品やサービスに思想を込めて、家族のための課題解決に取り組んでいる企業・ブランドさんは数多くいらっしゃいます。

この記事は、そういった企業・ブランドの「思想」をインタビュー形式で紐解き、家族の在り方について考えていく新連載です。

タイトルは、 【あの会社と考える #かぞくごと – Purpose of the FAMILY NOTE -】。

Vol.2にご登場いただくのは、住まい探しからアフターサポートまでのワンストップサービス「リノベ不動産」を運営している、株式会社WAKUWAKUのみなさん。

ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただくと、素敵なお知らせがあります!編集長・村上萌も登場するスペシャルイベントも…!

「リノベ不動産」というブランド名称から、リノベーションの施工会社だと思ってしまう方もいるんですが、実は違うんです。

中古物件購入+リノベーションの提案はもちろんのこと、物件購入のみのご案内や注文住宅、さらには新築戸建まで幅広く取り扱う、“住まい探し”の超頼もしいパートナー!

守備範囲が広すぎてすごくないですか?

洋服はその日、着たいものを自分でコーディネートする。
食事もその日、食べたいものを楽しむ。
一方、衣・食・住の中で一番高価な買い物である住宅は、どれも画一的な住まいに溢れている。
一番不自由なのはなぜだろう…。

そんな当たり前の疑問が出発点となった「リノベ不動産」。

『業界都合で作られた画一的な住宅に自分たちの暮らしを合わせるのではなく、顧客ファーストな、自分たちらしい暮らしを実現できる社会をつくる』というミッションのもと、1組1組のお客様に寄り添い、価値観や要望を汲み取りながらベストな提案をされているんだそう。

正直に言いますが、筆者はこの仕事を通じて出会うまで、リノベ不動産のことを知りませんでした。
ごめんなさい。

ただ、これも同時に、大声で言いたい。

リノベ不動産で働くみなさんの真剣さ、お客様に全力で向き合っていく姿勢は、本当にすごい

かつての私のように まだ知らない人がいるなら、ぜひこれを機に、彼らの想いを知ってほしいんです…!

(私事ですが、我が家はニアミスで去年物件購入を済ませており…リノベ不動産に出会った後に住まい探しを始めていたら、絶対に自分や家族の選択が変わっていただろうなと思っています。)

今回は、全国に展開する「リノベ不動産」の東京ショールーム(恵比寿)にお邪魔して、コーディネーターの内田さんを中心にインタビューさせていただきました。


<左からコーディネーター・水野さん、マーケティング担当・岩井さん、
コーディネーター・内田さん、コーディネーター・本間さん>

家族という最小単位のチームで過ごす物理的な空間である「家」。

コロナ禍で「家」への考え方が変わった方、見直してみようと思った方も多いのではないでしょうか。

この記事を通じて、“自分や家族にとっての心地良い暮らしって何だろう” と思いを巡らせ、一歩踏み出すきっかけになれたら、とても嬉しく思います。

 

「リノベーション」はあくまでも選択肢の1つ。主体的な住まい探しを叶えたい

NEXTWEEKENDあやの(以下、あやの)
「リノベ不動産」という名称ではありますけど、正直リノベーションをしない物件の購入だけでもいいってことなんですよね…?

物件を紹介するサイトやサービスも様々ある中で、「リノベ不動産」ならではの部分をもっと知りたいです!

コーディネーター内田さん(以下、内田)
私たちの1番の強みは、住まい探しから物件購入後のアフターサポートまで、一気通貫してサービスの提供ができること。

新築マンション以外なら何でも扱うことができます。

おうちの購入は、人生に何度もあるわけではない大きな決断ですが、だからこそご自身やご家族が日々過ごす時間が豊かになる住まいを見つけてもらいたいと思っています。

リノベーションは、あくまでも選択肢の1つ。

固定概念に囚われず、1組1組に合った最適な提案をさせていただいています。

あやの:
新築マンション以外は何でもって、選択肢がすごすぎる!

そんな風におうち探しをサポートしてくれるサービスがこの世にあるなんて知らなかったです…

マーケティング担当 岩井さん(以下、岩井):
私はこの会社に入社するよりも前に築浅のマンションを購入しました。買った当初は、私達家族にもリノベ―ションの選択肢があるなんて全く想像もできませんでした。リノベーションって、壁の色を奇抜にしたり、すごく大掛かりなことをするものだって思い込んでいたんです。

あやの:
わかります!!

リノベーションはセンスある人がおしゃれな家を実現するためにやるもの、という印象が強くて、自分にはとてもハードル高く感じてます。

コーディネーター水野さん(以下、水野):
え?!岩井さんもそんな風に思ってたんですか?!(驚き)

岩井:
例えば床材や壁紙の色を部屋に馴染むように変えることも「リノベーション」に含まれるって思っていなかったんですよね。

物件購入後に壁紙を決める際、工事担当の方からすぐに決めるように急かされ戸惑ってしまって、結局「白」を選択しました。

そういうものなのかとその時は納得しましたけど、この会社に入社してみて、クロスやタイルのサンプルを見ながらじっくりデザイナーと話し、さらにパース(CG)を何パターンも作成してお客様とイメージをすり合わせていく過程を知って、衝撃を受けました。

そういうことができる、という可能性を知った途端、「だったらあの部屋に内窓をつけたいな」とか不思議と野心がどんどん湧いてくるんですよね。


内田:
例えば「壁は白が当たり前」など、日本の住宅市場にはまだまだ先入観が根強い。

条件を並べて減点方式で決めていく住まいの選び方ではなく、自分自身や家族と、「そこでどう過ごしたいか」を考えながら主体的な住まい探しができるといいし、「リノベ不動産」はそれを叶えられる存在でありたいんです。

あやの:
住まいの探し方に対して、枠に囚われすぎていたかもしれません…。

どうしても頭でっかちに条件を並べてしまいがちですが、根本は「その家で誰とどう過ごしたいか」というところが大切なんですね。

リノベ不動産の紹介はこちら

 

お客様とは徹底的に「おうち探しのパートナー」として関わっていく

あやの:
コーディネーターという役職は、住まい探しを最初から最後まで共に歩むパートナー的存在。

その第一線で活躍されている内田さんやみなさんがどんな方で、どんな気持ちで日々お客様と向き合っているか、すごく興味があります。

内田:
私たちはただの不動産会社でも、リノベーション会社でもなくて、日本にはまだない暮らし方を提案していきたいと思っています。

そのために必要なのは、条件ではなくその人の趣味嗜好や価値観をきちんと汲み取って深掘りしていくこと。

それって、お客様がおうちを探すよりも真剣になって向き合わないとできないことなんですよね。

そのプロセスに、やりがいを持って取り組んでいます。

コーディネーター本間さん(以下、本間):
内田さんって、普段からたくさん質問してくれるんですよ。

「そのピアスどこで買ったの?」「なんでそれにしたの?」とか。


内田:
相手のことがすごく気になっちゃうんですよ(笑)

細かいファクトではなくて、どういう気持ち、価値観でそのピアスを選んだのかってことが知りたくて。

そこがわかると相手への理解度がグッと上がって、最終的にはその人がどういう空間に暮らしていると心地いいか、ということにまで思いを寄せられるんです。

あやの:
相手のことを知り、こういう暮らしが合うのかなって変換していく作業を、楽しみながらされているんですね。

内田:
どんなメンバーがいるかという点についてお答えすると、ここで働くメンバーは本当に素敵な人ばかり!

「世界中の人々がワクワクできる社会を創る」という会社のミッションに対する共感値が高いからなのかな。
それも含めて、この仕事とこの場所が大好きです。

岩井:
入社してすごく印象的だった出来事があって。

オンラインミーティングの時に、代表の鎌田から画面越しに「ワクワクさまです!」って言われたんですよ。

「お疲れ様です、っていうけど、なんで疲れてる前提なの?ワクワクしようよ」って。

結構びっくりしましたね。

あやの:
確かに、独特の文化!でもすごくマインドが表れてる気がしますね。

社員みなさんがその言葉を使うんですか?

岩井:
slack(業務ツール)上でのやり取りなどでも使っていますね。

あとは、オンラインミーティングが終わる時に「いってらっしゃい」って両手を振るんです。

これもすごく衝撃でした。

店頭でお客様を見送る時も、両手を振って「ありがとうございましたー!」って。

他の会社だったら深々とお辞儀するところかもしれないですけど、こういう挨拶って気持ちいいなと思ったんですよね。

水野:
その文化を作ったのは、内田さんかも!

私も最初、内田さんのその姿を見た時は衝撃でしたが、「お客様と営業マン」っていう関係性じゃないんですよね。

「住まい探しのパートナー」として関わっているので、お辞儀をして終わる方が不自然というか。

その姿が、自然と会社の文化として浸透していった感じです。


<いつも両手を振って笑顔でお見送りしてくれるみなさん。本当に気持ちが良いです>

水野:
お客様を呼ぶときも「奥様/ご主人様」は使わないですね。

出会ってすぐに下の名前でお呼びするので、最初は違和感がありましたけど、自然と距離が近くなるし、すごく良い影響があるなと思っています。

内田:
苗字や畏まった呼び方だと、人格がなくなってしまう感じがして。

だから下の名前でお呼びするようにしているんです。

あやの:
言葉1つですけど、結局は人と人との関係。

心の距離が縮まって初めて、内に秘めていたWISHLISTが掘り起こせたりして、本当の意味での心地いい住まい作りに繋がっていくのかもしれないですね。

リノベ不動産の紹介はこちら

 

「心地良い暮らし」は十人十色。可能性を広げたい

あやの:
今まで数多くの住まい探しを手がけられてきたと思うのですが、「心地良い暮らしの実現」という観点で、印象に残っている事例はありますか?

内田:
大切にされている家具を中心にした家づくりがしたいと、中古物件の購入+リノベーションをされたご夫妻かな。

当初は賃貸で引っ越しを検討されていたのですが、なかなか条件が合う家に巡り会えず、「せっかくお金をかけて住まいを変えるなら」ということでリノベ不動産のセミナーにいらっしゃったことがきっかけでした。

家具に合わせた住まいにするためにリノベーションを選ばれたおふたりでしたが、「こういう風にしたい!」というテイストが固まっているわけではありませんでした。

ピンタレストでのイメージ共有などもしながら、おふたりが好きだと思う要素を拾い集め、デザイナーがそれらをまとめて形にしていきました。

内田:
おふたりの大切な家具が引き立つ素敵な住まいになったことはもちろんなのですが、実際そこでの暮らしが始まってから、「早起きして珈琲を飲んだり、夫婦でゆっくり朝食をとるようになった。住まいが変わるだけでこんなにも幸福度が上がるのかと驚いています。住んでみて本当に最高な住まいです。」というお話をいただいたことがすごく嬉しかったです。

コミュニケーションが生まれ、絆が深まる。

FAMILY NOTEが目指す、「家族のチーム化」の1つの形ですよね。

住まいを変えることは、ただ単に間取りやインテリアが新しくなるということだけではない。

そこに暮らす家族、人と人とが過ごす時間にも必ず変化があると思います。

それがより良いものになるように、一緒に想像しながらパートナーとして並走していきたいんです。

あやの:
素敵…。

今までリノベーションに対して、見た目のおしゃれさの先に、そこで過ごす時間を考えたことってなかった気がします。

だからずっと他人事だったのかも。

自分たちの「心地良さ」を実現するための、1つの手段に過ぎないんですよね。

リノベ不動産の紹介はこちら

 

あやの:
そもそもみなさんとこの企画をご一緒することになった大元のきっかけは、岩井さんがNEXTWEEKENDの読者組織「Weekender編集部」の一員だったことで。

チラリと伺った話によると、Weekender編集部としての活動を通じて、岩井さん自身が「心地良い暮らし」を考え直すきっかけになり、今の会社への転職にも繋がったとか…?

岩井:
そうなんです。

出産後、友人とのライフステージの違いや、これまでの生活とのギャップに、1人だけ違う電車に乗ってしまったような気持ちになり、塞ぎ込んでしまった時期がありました。

家に飾っていた自分が心地良くて好きだったアイテムを、子どもの成長に合わせて「危ないから」と片付けていったら、どんどん白紙の塗り絵みたいな部屋になってしまって、それもしんどかったですね。

そんな時に「何か自分らしくいられるものを見つけないと」と思い挑戦したのが、NEXTWEEKENDの企画「#今日の小仕事」のアンバサダー。

当時子どもがまだ小さかったので難しいことはできないけど、自分が今まで撮ってきた写真を印刷し、スチレンボードに貼って壁に飾ってみたら…「あ、壁で遊んでいいんだ!」って、それだけで部屋に彩りが戻ってくる感じがして。

子どものためにできないことを数えるより、制限はある中だけどできることを見出していけばいいんだって、自分にとっての心地良い暮らしを追求するワクワクに気づけたきっかけでした。

<岩井さんの気持ちを変えるきっかけになった、スチレンボードの小仕事。>

あやの:
住まいや暮らしって、「成功」や「好事例」があっても「正解」はないですもんね。

それってきっと、育児や人間関係も同じ。

視野が狭いとどうしても縮こまってしまうけど、可能性と選択肢を広げてくれるリノベ不動産の在り方が、すごく心強いです。

 

内田さんが大切にしている ”Motto”

あやの:
THE FAMILY NOTEには ”Family Motto” というページを用意していて、家族が大切にしたいことを言語化し、目線合わせをして進んでいくために作りました。

住まい探しのパートナーとしてたくさんの家族の時間に寄り添ってきた内田さんの“Motto”、ぜひ聞かせていただきたいです。


<みんなに見守られながら清書する内田さん>

1. まるごと愉しむ
2. 当たり前の基準を高く持つ
3. 気づく 反応する
4. 想いがエネルギー
5. お客様より真剣

内田:
実は、こうやって言葉にすることに自信がなくて、ずっと一緒にやってきた本間さんに言語化を手伝ってもらいました(笑)

本間:
とにかく内田さんは、相手のことを自分以上に考えてくれるんですよ。

全ての言動に想いが乗っかっているから、すごく愛情を感じられる。

それが内田さん個人の魅力でもあり、リノベ不動産全体にも影響を与えていると思います。

あやの:
お互いが思い合って、なんて良い会社…。

でも、一生に何度とない大きな決断をサポートするわけですもんね。

並々ならぬエネルギーが必要ですよね。

内田:
お客様にとって、数ある会社の中からうちを選んでいただく理由をちゃんと明確にしたくて。

この人たちの想いや姿勢が素敵だから応援したい、一緒に歩んでいきたいと思ってもらいたい。

そのためにはできることだけ伝えるんじゃなくて、基準を高く持ち、思想で心を動かせるようにチームで努力していきたいと思っています

<内田さん、みなさん、エネルギーたっぷりのインタビューをありがとうございました!!>

 

あとがき

私自身、コロナ禍で住環境に限界を感じマンション購入を経験しましたが、「心地良い暮らし」への解像度がまだまだ低かったな、枠に囚われすぎていたかもなとちょっぴり反省(前向きに、です)。

一部の壁紙を大人も子どももちょっと気持ちが弾む色に変えること、うまく使えていないスペースに棚を造作して好きなものを飾ること… 可能性と選択肢が目の前に広がると、やりたいこと=WISHLIST が自然と心に湧いてくる感覚を知りました。

そんな景色を見せてくれる、自分以上に真剣になって向き合ってくれるリノベ不動産のみなさんは、間違いなく人生のパートナーレベル!

まだぼんやりとしか想像できないな…という方にも、きっと誰より親身になって一緒に解像度を上げてくれるはず。

住まい探しの際はぜひ、プロ中のプロである彼らを頼ってみてくださいね。

リノベ不動産 公式サイト
リノベ不動産 公式Instagram

この記事は、NEXTWEEKENDとリノベ不動産 とのコラボレーションで制作しています。

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