毎月お届けしている「NEXTWEEKEND編集部の季節のプレイリスト」。
NEXTWEEKENDが掲げている月間テーマに寄り添った楽曲をご紹介します。
毎月、NEXTWEEKEND編集部から1名、Weekender編集部から1名のメンバーがリレー形式でセレクトしていきますよ♩
2月のテーマは、「準備から楽しむこと #うれしい仕込み」。
今回は、じっくり仕込みたい日の、キッチン時間が楽しくなる曲を集めました。
この連載でご紹介した曲はNEXTWEEKENDのApple Music、Spotifyのアカウントに追加しています。
アカウントをお持ちの方は、NEXTWEEKENDをフォローしてプレイリストごと追加することも可能です。
画面上の再生ボタンから視聴もできるので、早速お気に入りの1曲を見つけてみてください♩
子どもの寝かしつけ後、ゆっくりキッチンに立つ時間が癒しだというGARTEN COFFEEバリスタのあさみと、料理下手なパパでも「パパッと作れる料理」を日々探求し、#パパパパクッキングで手作りの朝ごはんをメインに発信しているまなぶさんが選びます。
“キッチン”。
ここにはドラマありますよねー。
みなさんにとっては、どんな場所だろう?
特に凝った料理をするわけではないのですが、子どもを寝かしつけた後、ゆっくりキッチンに立つ時間が最近の癒しです。
(珍しく寝落ちしなかった時の話。笑)
今回のプレイリストは、“じっくり”がキーワード。
アップテンポでテンションを上げる曲もありますが、「お母さんのご飯の味」や「過去のちょっとほろ苦い恋愛」までひとりのキッチンだからこそ少し浸ってみる。
ゆるゆると身を任せながらも言葉を噛み締めらえるような、そんな名曲たち。
夜の10時、ワイングラス片手に流して欲しいな。
甘いものやおつまみも忘れずに。
1.キッチン / 星野源
約12年前に発表された名曲からスタート。
切ない曲なんですよね。
夜一人で立つキッチンにはなかなか良いです。
残る香りの記憶と心模様を感じながら、何を作りましょうか。
2.BOYフロム世田谷 / 土岐麻子
よし、ミネストローネを作ろうと思います。
とにかく冷蔵庫にある色とりどりの野菜を刻んで〜。
少し軽やかに楽しくなる曲を。
本当は「close to me」を入れようと思ったのですが、ちょっと軽快にね。
(個人的には思い出が詰まった情景がたくさん出てくるので、ぐっときちゃいます)
3.ミルクとシュガーduet with 上白石萌音 / 大橋トリオ
さて、ワインも2杯目くらいでしょうか。
チーズをかじりながら聴きたい曲。
優しい声に包まれてください。
4.世界一ごはん / 植村花菜
お母さんのご飯って、美味しいだけじゃないんですよね。
どんなBAD DAYも何とかあるかと思わせてくれる、心に効くおまじないのよう。
お鍋いっぱいのミネストローネを煮込みながら、「美味しく食べてくれるといいな〜」とキッチンに立つ、心地いい時間。
5.愛を知るまでは / あいみょん
湯気みたいに立ち上って優しく消えて行くあいみょんの声。
夜のキッチンで聴きたいよ私は。
6.gift / MONKEY MAJIK
MONKEY MAJIKの音楽は、まるで好きな小説を読み返すたびに響くポイントが変わるように、心に残る言葉が変わるから不思議。
ちょっと甘いものでもつまみながら聴きたいなぁ。
7.穏やかな暮らし / クラムボン
おおはた雄一さんバージョンではなく、あえてクラムボンさん。
人生で何度聴いたかな。
口ずさみながらキッチンで“明日の朝食何にしようかな”ってワクワクしたい。
8.BADモード / 宇多田ヒカル
毎日聴いてる曲。
手の込んだご飯じゃなくても、家に帰ってご飯を食べるとほっとする。
そんな時間と場所でありたいなぁ。
キッチンから見える景色がより愛おしくなるそんなプレイリストになれば嬉しいです。
料理は毎日のことだから、そりゃぁいろいろあるなかで、それでも「ちゃんと仕込んでしっかり食べる」。
このプレイリストではそんな登場人物たちに出会える5つの物語からキッチンにピッタリな曲をお届けします!
1.Opening / 小田 朋美
1曲目はドラマ「青葉家のテーブル」から、その名の通り「Opening」。
ゆっくりとエプロンをしめて手を洗ったら、「さーて、今日は何作ろう!」とワクワクさせてくれるような曲から物語のはじまりです。
2.いってらっしゃい/Test Flights
2曲目もドラマ「青葉家のテーブル」から。
小気味良いリズムのこちらの曲は、食材を切ったりお湯を沸かしたりする工程をイメージして選曲しました。
ドラム音がコンロの火をつける音に聴こえてきませんか?
3.Ils parlent de moi – プロムナード編 (feat. Maika Loubte) / 坂東祐大
こちらはドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」から。
下ごしらえも終わっていよいよLet’s cook!
今このキッチンの主人公はこのわたし…!といった上機嫌な様子をイメージしました。
(フランス語の歌詞も「私のうわさをすることくらい」とプリンセスのような主人公の心境を歌っているそうです。)
4.#まめ夫序曲 〜「大豆田とわ子と三人の元夫」 / 坂東祐大
4曲目もドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」より。
分量を計り間違えていたり、工程を飛ばしてしまったり、料理にはハプニングがつきもの。
そんなドキドキ感をイメージして選曲しました。
5.逃げるは恥だが役に立つ / 末廣健一郎
続いてドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」からテーマ曲をチョイス。
ちょっとした失敗もなんとかリカバリーできて「よーし、これでなんとかいけそうだぞ!」と再びノリノリでキッチンに立つ様子を想像して選曲しました。
6.愛妻弁当 / 末廣健一郎
6曲目もドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」から。
落ち着きを取り戻したキッチンから、次第に美味しそうな匂いが立ち上ってくる様子を思い浮かべて選びました。
7.シロさんの台所 / 澤田かおり
こちらはドラマ「きのう何食べた?」から。
調理もいよいよ大詰めで、最後の味見を済ませて次々に出来上がっていく様子をイメージして選曲しました。
8.きのう何食べた?/ 澤田かおり
続いてもドラマ「きのう何食べた?」よりテーマ曲を。
出来上がった料理を器に盛り付けたり、一緒に食べる人を呼びに行ったりする姿を想像してしまう優しい曲調です。
9.Ending / 小田 朋美
そして再びドラマ「青葉家のテーブル」から「Ending」。
食卓に並ぶ料理を前に「わー、美味しそう!早く食べよ!」とこの後の食事を楽しみにしている笑顔が目に浮かぶような曲です。
10.クレイジーラブ (Remastered 2018)/ 井上陽水
そして最後に映画「かもめ食堂」から。
「人生最後の日は大好きな人と美味しいものが食べたい」というセリフを思い出しながら、この毎日を重ねた先にあるものに少しだけ思いを馳せる、そんな気持ちで選曲しました。
思わず鼻歌を歌いながら、料理をしたくなるセレクトたち。
キッチンに立つことが癒しの時間になりますように。
NEXTWEEKEND編集部による季節のプレイリストをお供に、今月も素敵な時間を過ごしていただければ嬉しいです。
来月も楽しみにしていてくださいね♩