近年ますます耳にするようになった、「サステナブル」という言葉。
地球にやさしく、人にやさしく、どうやったら持続可能な暮らしを送っていけるのか…。
深く、壮大にも語れてしまうテーマではありますが、まずは自分や家族が、日々の暮らしの延長線上で取り入れられることを続けていくところから。
今回は、エコなアイテムや習慣など、暮らしの小さな工夫を #かぞくごと アンバサダーと一緒に考えてみました。
NEXTWEEKENDが、家族との何気ない時間を楽しむために作ったSNS上のコミュニティ。今期は20人のアンバサダーと企画を盛り上げていきます。#かぞくごと に集まる投稿を見るだけでなく、ぜひ家族との小さな野心を叶えた瞬間を切り取って、ハッシュタグをつけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
詳しくはこちらから
いつも使うアイテムをエコなものに変えてみる
何気なく使っていたもの、当たり前のように捨てていたものを、継続して使えるアイテムに変えるだけ。
アイテムが変われば自然と習慣も変わってくるのではないでしょうか。
それぞれが取り入れているアイテムを教えてもらいました。
ここ1年くらいで少しずつ意識するように。
我が家ではウォーターサーバーやマイボトルを活用することでペットボトルを極力買わない生活になりました。
他にもプラスチックゴミを増やさないよう心がけています。
まだまだですが、これから地球のためにできることに少しずつ取り組んでいきたいです。
by@babibu_bebe
(主婦/夫と2人暮らし)
ただ心がけるだけでは継続しづらいことも、お気に入りのマイボトルやエコバッグを取り入れることで楽しめますよね。
デザインもおしゃれで、素敵なアイテムです…!
こちらはなんと海洋プラスチックゴミからできた100%リサイクルポリエステル。
地球にも優しいし、レジ袋の削減にもつながるアイテム。
また、近所でお花を買ったときは、持ち帰り用の袋は断ってお花を抱えて帰ることで、嬉しい気持ちで帰るようにしています!笑
by@sakino1129
(フリーランスデザイナー/夫と0歳息子と猫2匹暮らし )
エコバッグを取り入れるだけでもエコ活動ですが、そのバッグの素材にもきちんと目を向けているところ、素晴らしいです…!
そしてお花を抱えて持ち帰るのも、素敵なアイデア!
最近、PRINTABLESを使って自分で作るという野心を達成しました!
食べるまでちょっと被せておきたいという時に繰り返しさっと使えて、思った以上に便利。 使うたびに地球も自分も嬉しくなるおすすめアイテムです。
by@___kaoru
(ヨガ講師/おだんごみたいな娘と3人暮らし)
使い捨てになってしまうラップやビニールを、繰り返し使えるアイテムに変えた素敵なアイデア。
好みの柄で手作りすることでキッチンや食卓も華やかになりそうですね!
蜜蝋ラップの作り方はこちらを参考にしてくださいね。
ハワイは日本よりもエコに対する考えがだいぶ進んでいて、それに共感して購入しました。
エコとかマイ◯◯ってまだまだ意識高い人、みたいに思われがちですが、単純に自分専用のアイテムってだけで、愛着も湧くし、持ち歩きたくなります。
そして何より使い心地も良いなんて最高です。
by@chichichiaki
(会社員/夫と2人暮らし)
エコなアイテムを暮らしに取り入れるコツは「愛着の湧くものを選ぶこと(または作ること)」なのかもしれないですね。
新たな気づきをありがとうございます!
エコストアの洗剤は、化学物質を使用せず、ボトルもサトウキビ由来のもので作られていて、無くなったらリフィルステーションで中身を補充できます。
香りもゼラニウムやシトラスなど自然由来のものなのでとても癒されます…!
他の洗剤も徐々に変えていきたいです。
by@yu.camera
(会社員/1人暮らし)
毎日のように使う洗剤選びにも、効能や金額だけでなく「エコ」という視点を取り入れていけたらいいですね。
利用する側の視点が変われば、作り手の方向性も変わってくるはずです。
そんな中で、この吸収型サニタリーショーツとの出会いはとても価値あるものでした。
(NEXTWEEKENDの企画で知った「comfits」を使っています)
当たり前に、このようなアイテムを使えている世の中になればという思いもあり、ゴミが出ない、ゴミを減らせる選択をすることに。
毎月買い足さないといけないストレスからも解放されてとてもハッピーです。
これから長女も小学生になり、少しずつ女性の身体に変わっていく時。
いろんな選択肢を与えてあげられるきっかけになりたいです。
by@_manamucafe_otenba
( おてんばママときめく暮らし探求中)
日本ではまだまだ紙ナプキン以外の選択肢が普及していない気がします。
そんな中、新たな選択のご紹介、ありがとうございます!
さまざまな角度からゴミを減らす工夫ができればいいですよね。
デイリーユースするお店をきちんと選んでみる
近年はより一層、さまざまな企業やお店がそれぞれにエコな活動に取り組んでいます。
それらの情報を自ら集め、納得する選択をすることも、すぐにできる行動のひとつ。
そして体験した後はぜひ習慣にしてほしい…!
量り売りは、
・包装用のゴミを減らせる
・必要な分だけ買える
・店員さんとの新たなコミュニケーションが生まれる
といいことづくめ。
おまけに瓶に入れた食材は絶対にプラスチック容器に入れたものより可愛い!
まだまだ日本には少ない量り売り、バルクストアですが、海外ではお菓子や乾物などが量り売りで売られているのを見たことがある!という方は多いのでは?
日本ではやってない…と悲観するのではなく、今あるお店をできるだけ利用して日本でも需要を喚起していきたいです。
by@akarieam
(共働き夫婦/サスティナブルライフテラー)
エコなアイデアとわかりやすいポイント…!
環境のためはもちろん、「量り売り」自体が、楽しそうです。
近くのバルクストアを探してみようと思いました!
家での保存はガラスタッパーや蜜蝋ラップに。
もらったらもらったで生ゴミ袋として使ったりすることはできるのだけど、できるだけもらわないようにしているパンのプラ包装。
買った後も美味しく食べるためのアイテムでもあるんです。
はじめは、「これに包んでください」と伝えるのにどきどきするけれど、そこを越えてしまえばすっきりしかない!
ゴミも減らせるミニマルライフ、気持ちいいですよ!
by@akarieam
(夫婦2人暮らし/サスティナブルライフテラー)
パンの外袋は気にしていましたが、個包装は仕方ない…そんな風に思ってしまっていました。
申し出は確かに緊張しそうですが、一歩を踏み出してしまえば習慣化できそうな素敵なアイデアですね!
簡単に捨てず、生かすための工夫をしてみる
ものを捨てる瞬間に、まだ使えないか、生かすことはできないか、考えるだけでも立派なエコ活動。
初心者でも簡単にはじめられそうな工夫を集めてみました。
そこで、まだ捨てたくないなと思ったものはドライフラワーにしています。
少しずつためてまとめて小さなブーケ風にしたり、長女のおままごとやお絵描きの時に使ったり…と楽しんでいます。
小さなことかもしれませんが、家族が無理なく楽しく続けることが大切かなと思っています。
by@kumimi0710
(米農家嫁で姉妹ママ)
小さなことでも続けることが大切…まさにその通りだと思います!
1人1人がそういう気持ちで過ごせば、それは大きな活動になっていくはず。
自然素材を使ったお絵描きはこちらの記事を参考に。
4歳の娘と色塗り、切り貼りを楽しみながら世界に1つの作品を作り家族にプレゼント。
もともと工作が好きなのですが、なるべく新しい材料を買わずに、廃材を利用して「これ使える?こんなふうにしたら?」と考える時間が大好き。
子ども達には、手をかけて工夫することで、いま目の前にあるものも宝物に変えられるよ、という事を感じて欲しいと思っています。
by@m.mdecoration
( 作る飾るが好きな2児の母/会社員)
とても可愛いフォトフレーム…これは魅力的なアイデアですね。
そしてきっと娘さんにもこのマインドが受け継がれているはず!
プラスチック容器のサイズも大きく何か違う物で代用出来ないかと考え消臭効果のあるコーヒーの出がらしを我が家では消臭アイテムにしています。
毎日飲むコーヒー、ドリップしたまま捨てるのは勿体無くて、フル活用!
ゴミの削減を暮らしの中で考えて過ごしていきたいです。
by@sakko_106
(田舎暮らしの会社員)
消臭アイテムはトイレだけでなく、玄関やキッチンなど、さまざまな場所で活躍するアイテム。
その季節らしい色を取り入れることもできそうですね。
コーヒーの出がらしの活用はこちらの記事も参考に。
それを改善すべく、冷蔵庫チェックをルーティン化しました。
たとえば毎週水曜日、と決めて冷蔵庫にあるものを隅々までチェック。
木金は極力買い物に行かず、冷蔵庫にあるもので作れる料理にすると、驚くほど綺麗に使い切れるようになりました!
いかに食材を安く買うかも大事だけど、いかに使い切るかを考えることも、経済的にも環境にも優しくなりました。
by@coroco__
(フードペアリング大好き1歳ママ)
使い切れずに残ってしまう調味料や野菜、すごくもったいないですよね。
簡単なルール決めをすることで習慣化しやすそうですし、使い切る日のメニューを考えるのも楽しそうです!
取り入れたいエコアイテムやお店の選び方、日々の小さな工夫まで、幅広いアイデアが集まりました。
今の生活からかけ離れたことを始めるにはとてもエネルギーがいるけれど、今使っているアイテムをエコなものに変えたり、ごみを減らす工夫から始めてみるのは、実はちょっとだけ楽しいことなのかもしれません。
そしてこういった活動は1回で満足するのではなく、毎日の積み重ねがとても大切。
エコが暮らしの中で習慣化することで、見える景色が変わってくるかもしれません。
みなさんのご家庭でも「やさしい暮らし」を「楽しい暮らし」にするようなアイデアがあればぜひ #かぞくごと のハッシュタグで教えてくださいね。
Writer:ふじのあやこ
Design:Hanako Kondo