こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。
12月のテーマは、「楽しい時間の作り方 #ごきげんなひと」。
同時に私たちが考えた、「今月叶えたい」と思っているWISHLISTは以下の3つ。
私は、毎月この3つのWISHLISTに合わせて3本の記事を書いています。
1つ目は「手紙を書くように、ギフトを詰め合わせてみる」という記事を、2つ目は「今すぐ使えて、効果絶大な言葉の魔法」というタイトルで、言葉の大切さについて書きました。
3つ目であり、2020年最後の記事は「王道レシピを作りたい」について。
おぉ、最後の記事がレシピか…!
壮大になりすぎず、逆に書きやすいな。
なんて思いつつ、私にとって、この時期の王道レシピといえば、母のおせち。
クリスマスの週におせちの話はまだ早いかもしれませんが、12月31日の夕方ごろから家中が色々な香りで包まれて、紅白を観ながら味見係を務めるのが大好きでした。
その中で、1番最初に味見することになるのが鶏団子とうずらの卵の煮物なるもの。
なぜかこの料理はおせちでしか食べられないのですが、母の毎年の定番でした。
小学生にも満たない私が、「なかなかいいね。もう少し煮てみる?」なんてコメントをしながら、夕方から夜にかけて味に深みが出てくる過程すら楽しんでいた気がします。
せっかくなのでレシピをご紹介します。
材料(4人分)
・うずらの卵:20個
・玉ねぎ:1個
・絹さや:適量
・卵:1個
・パン粉:適量
・酒:大さじ2
・醤油:大さじ2
・片栗粉:大さじ2
・中華スープ:小さじ1
・みりん:適量
・水:800ml
作り方
1.玉ねぎをみじん切りにして、沸騰したお湯で透き通るまで火を通して、水を切ったらボウルに入れておく。
2.絹さやもさっとゆで、うずらもゆで卵にしておく。
3.大きな鍋に分量の水を入れて沸かしておく。
【1】のボウルに鶏ひき肉を入れ、たまごとパン粉を入れて混ぜ、ミートボールくらいの小ささで丸めていき、どんどん沸騰した鍋に入れていく。
4.鶏団子がすべて浮いてきたら、中華スープと醤油、酒とみりんを入れて、水溶き片栗粉も入れてとろみをつけていく。
5.うずらを入れて全体を一煮立ちしたら、完成。
味見をしながら、お好みで醤油などを使って調整してください。
クリスマスが終わればあっという間に年末年始ムード。
今年はいつも以上に家で過ごす時間も長そうなので、新しいおせち料理も楽しみたいものですね。
(NEXTWEEKENDでダウンロードできる箸袋データ、とってもおすすめです!)
ちなみに、以前このコラムの「お重にラディッシュ」でもご紹介した、我が家のお重は塗りのものでしたが、今年からは白木が仲間入りしました。
使うのが楽しみ…!
お重って、真っ白なキャンバスを広げた時みたいで想像が膨らみますよね。
詰め込み重も春のうちにやろうっと。
それぞれに小さな頃からの思い出や、王道レシピがある年末年始というシーズン。
実に色々なことがあった1年でしたが、ちゃんと最後の月になるものですねぇ。
31日が過ぎればまた新しい1日が来るだけなのに、ラストに向けてみんなが小走りになりながらも、締めたり結果を出そうとするのも、人間が決めた365日という節目があるおかげ。
スポーツの試合も後半戦にかけて盛り上がっていくように、終わりが見えるのは、結果を感じるためにも大切なことなのかもしれませんね。
みなさん、引き続き良い12月を。
そして、良い年越しをお迎えください。
今年もありがとうございました。