毎日頑張る家族や自分のための手作りお弁当は、元気をチャージできるメニューを選びたいもの。
コラム「お母さんのお弁当手帖」では、家族のために毎日お弁当を作っている料理家のお母さんに、お弁当作りのレシピやコツを教えてもらいます。
湿度も気温もぐんぐん上がる6月。
そろそろお弁当の傷みも気になる季節ですね。
今回は手軽な鯖缶をしっかり味で調味して、傷みにくい酢飯と合わせたちらし寿司と細巻きレシピをご紹介します。
こちらの水煮鯖缶を使用しましたが、お好みのものを探してみてくださいね。
1品目は鯖そぼろのちらし寿司です。
甘じょっぱい鯖そぼろは普通のご飯にはもちろん、酢飯との相性も◎
ちらしの具材にも傷みにくいようにひと工夫しましょう。
鯖そぼろのちらし寿司
具材の材料
・好みの鯖缶 1缶
・醤油、酒、砂糖 各大さじ1
・生姜のすりおろし 少々
・炒りごま 大さじ3
基本の酢飯の材料
・米 2合
・酢 大さじ4
・砂糖 大さじ1と1/2
・塩 小さじ1/2
・昆布 適量
作り方
1.鯖缶の身を取り出す。(今回汁は使いません)
2.鍋に【1】を入れてざっとほぐし、醤油、酒、砂糖、生姜を加えて火をつけ、ほぐしながら炒る。(弱火〜中火)
3.水分が飛んでポロポロになったら火を止める。
4.酢飯用の合わせ酢を作る。
5.昆布を乗せて固めに炊いたご飯に、合わせ酢を回しかけ、切るように混ぜ合わせる。
6.酢飯が冷めたら鯖そぼろと炒りごまを合わせる。
鯖マヨカレー風味の細巻き
材料
・好みの鯖缶 1缶
・マヨネーズ 大さじ3
・カレー粉 小さじ1
・砂糖 ひとつまみ
・海苔 適量
・酢飯 適量
・大葉 適量
作り方
1.缶汁をしっかり切った鯖1缶分に、マヨネーズ、カレー粉、砂糖を混ぜ合わせる。
2.巻きすに海苔1/2枚を乗せる。酢飯を上1cm残して薄く乗せ(お茶碗に軽く半分程度)大葉を横に並べ、その上に具を乗せていく。
3.手前を海苔の上(酢飯がない部分)に合わせるように巻き、一度手で押さえながら形を作り、そこから向こう側に転がす。
4.巻き終わりを下にしてしばらく馴染ませてから。包丁を濡れ布巾で湿らせながら切り分ける。
それでは、作ったものをお弁当箱に詰めていきます。
▲gif画像を使用しています
今回は鯖そぼろちらしに厚焼き卵、スライスしたラディッシュの甘酢漬け、絹さやの塩茹でをトッピングしました。
華やかで傷みにくいお弁当の完成です。
夏バテをしていてもさっぱり食べられますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
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