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毎日頑張る家族や自分のための手作りお弁当は、元気をチャージできるメニューを選びたいもの。

コラム「お母さんのお弁当手帖」では、家族のために毎日お弁当を作っている料理家のお母さんに、お弁当作りのレシピやコツを教えてもらいます。

新年度がスタートしました。

お弁当デビューの方も継続中の方も、また一緒に頑張っていきましょうね。

今月は、筍、鰆、ソラマメといった春にはおなじみの食材を使ったお弁当をご紹介します。

 

下味筍のアンチョビソテー

筍は茹でてからコンソメや出汁などで下味を漬けておくと便利。

フリットや炒め物、炊き込みご飯などにしてもより美味しくなります。

材料

・茹で筍 1個
・水 300cc
・コンソメ 1個
・醤油 小さじ1
・アンチョビ 2枚
・ニンニク 1かけ
・鷹の爪 適量
・パセリ 適量

作り方

 

1.筍は櫛形に切る。




2.鍋に水を入れて沸かし、コンソメと醤油を加える。



3.筍を弱火で10分煮て、そのまま冷ましておく。
*この後冷蔵庫で2、3日保存可能。



4.アンチョビをみじん切りにし、ニンニクは潰す。



5.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて熱し、ニンニクが色づいたら取り出す。


6.アンチョビと鷹の爪を入れて炒める。


7.筍を加えてさっと炒め、パセリをふりかける。



*参考までに筍の処理と茹で方もご紹介します。

1.筍は洗って皮を外側から2、3枚剥いて、穂先を斜めに切り落とす。

2.縦に2、3本切り込みを入れる。

3.鍋にたっぷりの水と筍を入れ、糠1/4カップくらいと鷹の爪を加える。糠が無ければ米のとぎ汁や生米でもOK!

4.沸騰したら落としぶたをして弱火で1時間茹でる。

5.火を止めたら鍋に入れたままゆっくり冷ます。

6.冷めたら取り出し、皮をむく。保存するときはタッパーに筍を入れ、水を張って冷蔵庫で保存する。
*毎日水を変えれば1週間保存可能。

 

鰆の竜田揚げクミン風味

クミンの香りが脂の乗った鰆にぴったりです。

材料

・鰆切り身 2切れ
・漬け汁(醤油 大さじ2/みりん 大さじ1/酒 大さじ1/ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー 各少々)
*パウダーがない場合は、すりおろしニンニクとすりおろし生姜で
・クミンパウダー 小さじ1/2
・片栗粉 適量

作り方

1.鰆は食べやすい大きさに切り、漬け汁に1時間以上漬けておく。

2.漬け汁を切り、クミンパウダーをまぶす。


3.片栗粉をまんべんなくまぶす。

4.表、裏、それぞれ2分ずつ位、カリッとするまで揚げる。



それではお弁当に詰めてみましょう。

今回合わせるご飯は、雑穀米です。

他にはソラマメのラー油和え(茹でて塩とラー油を和えたもの)を詰めました。

ご飯に梅干しを乗せて完成です。


▲gif画像を使用しています

5月頃までがシーズンの筍。

旬の食材もひと手間加えて、楽しんでみてくださいね。

 

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