「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。 NEXTWEEKENDスタッフがリレー形式でコメントを担当していきます。
(今日の担当:コンテンツプランナー さき)
毎月、季節を楽しむ月間テーマを掲げ、1ヶ月をめいっぱい楽しむことを提案しているNEXTWEEKENDですが、今月のテーマは「できたこと、やりたいこと」、みんなで楽しむSNSのハッシュタグは #日々の棚おろしです。
今回の記事テーマは「自分史上“センスのいい”レシピ集」について。
#うれしい選択の記事内でもご紹介させていただきましたが、一ヶ月以上待ったダイニングテーブルセットが届いてから、料理をする時間が格段に楽しくなったこの頃。
簡単なのにきちんと見える一皿や、「いざ!」という時に仕込んでおきたい一皿など、大人の嗜みとしておもてなしのレパートリーを増やしたいと思っていました。
集まったのは、ちょっとしたポイントを押さえれば、センスがぐんと上がりそうなレシピたち。早速覗いていきましょう!
前菜、サイドメニュー編
昨年、ヒューガルデンのインスタライブで、萌さんとよっぴー先生の回で作られたレシピ。
私史上、きゅうりの概念が…いや、お料理の概念がガラリと変わったお料理です。
(レシピはこちら)
きゅうりをパスタのようにスライサーで細かくして、くるっとスプーンの上に盛り付けるだけなのに、予約の取れないお店の人気レシピみたいにできるんです。
お家に誰かを招けるようになったら、前菜はこれと決めてます。
(夫とふたり暮らし)
概念がガラリと変わったというその気持ち、わかります!
いつもサブ的ポジションに回りがちなきゅうりが「君がいないと」に変わるレシピ。
きゅうりにミント、さらにはメープルシロップ。
2度聞きしたくなるような食材の組み合わせは「どんな味になるの?」と予想も付かなかったけれど、これが一度食べるとはまるんですよねえ。
NEXTWEEKENDのコラムでもお見かけするルーシーさんの、アスパラとオレガノのパイキッシュ。
(レシピはこちら)
本当に簡単で、美味しかったんです!!
焼きたてのサクサク感は最高で、キッチンでそのまま食べちゃいました。
手の込んだものが美味しいのは当たり前ですが、「簡単で」「美味しくて」「美しい」って最強。
素材を変えて何度も作りたいレシピです。
(花屋になりたい会社員)
これは、わたしの「週末作りたいリスト」に入っているレシピではないですか!
キッチンでそのまま食べたくなる美味しさ、早く体感したいなあ。
簡単なのにちゃんと見えするお料理をひとつでも知っていれば、急な来客があっても慌てずにすむから心強いですよね。
冷凍パイシートの可能性をもっと探りたい…。
何年か前にNEXTWEEKENDの記事で紹介されていた「桃の冷製スープ」。
記事を見て以来、毎年桃の季節になると作りたくなるメニュー。
「フルーツで作る冷たいスープ」ってなんだかおしゃれで、休日の朝ごはんが特別になるし、お客さんに出しても「これなに?おいしい!」って言ってもらえるお気に入りです。
(オット&1歳息子と3人暮らし)
休日の朝にフルーツのスープが出てくる食卓。
なんて素敵なんでしょう…!
フルーツにひとひねり加えるレシピって、なんだかこなれ感が出るから、いくつかレパートリーを持っておきたいなと思っています。
これからの季節だと、黒胡椒を効かせたスイカのガスパチョもいいですよね。
作り方はブッラータチーズに苺を好きなだけトッピングし、オリーブオイルとハチミツを適量回しかけたら岩塩と粗挽き胡椒をガリガリまぶすだけ。
チーズにナイフを入れると、中の生クリームがとろり。
苺の甘酸っぱさやオリーブの香り、胡椒のスパイシーさと相まって、まさにサラダとデザートのいいとこ取り!
簡単なのに華やかなのでちょっと気分を上げたい時にぴったりのお気に入りレシピです。
(会社員ひとり暮らし)
おうちごはんのクオリティを上げてくれる私たちの味方、ブッラータチーズさん!
もうそれだけでおいしいから、ほんのひと手間加えるだけでいいというのが嬉しいポイントですよね。
そしてナイフを入れると、生クリームが溢れ出すというパフォーマンスも二重丸。
桃、オレンジ、アメリカンチェリー。
季節が変わるたびに組み合わせを変えて楽しみたい一皿です。
メインメニュー編
雑誌NEXTWEEKEND2017SSのp.61に載っていたレシピです。
ターメリックとシナモンやカルダモンなどのスパイスで炊き込んだご飯に、ひき肉のカレー醤油炒めと、ナッツやクレソンなどを乗せて混ぜながらいただくこれがもぅ最高に美味。
これから暑くなる中で、しっかりスタミナを蓄えるためにモリモリ食べたいです。
ワンプレートっていいですよね!
用意する時も片付ける時もラクなのに、一皿に色々と盛り込まれた途端、いつもより特別な感じがして、沢山のキャストで作られるステージみたいで大好きです。
(アボカド栽培にハマる二児の母)
私は年中パクチーとスパイスを欲しているのですが、夏になると一段とエスニック料理が食べたくなります。
そして「スパイシーな料理が食べたい」という気持ちと「野菜もしっかり摂りたい」という気持ち、両方を叶えてくれるこのレシピ。
久しぶりに作りたくなりました…!
ボリューミーなので、お天気のいい日に外でピクニック気分を味わえて、特別感もでるので、ソトゴハンにかかせない私の定番メニューです。
4個分の海老カツだと、えび7~10尾、はんぺん1枚、玉ねぎみじん切り半分、酒、小麦粉。
作り方は簡易的ですが投稿に動画で記録しています!
バンズは白いものを選ぶことで海老カツと同色にならないようにしました。
タルタルソースやチェダーチーズ、レタスをサンドすると美味しいです。
(一人暮らし)
はんぺんをいれることでカツがふわふわになるし、ボリュームも出るのですね!
私も「これは外ごはんの定番メニュー!」と言えるようなレシピを覚えておきたいなあ。
茶色ではなく白色のバンズを選び、カツと同色にならないようにする、という小技も忘れたくないメモ。
おやつ、デザート編
庭で育てているハーブやお花でレアチーズケーキを焼くのが私の生活の一部になりつつあるこの頃。
今回はトンカ豆を入れることで香り高くリッチに仕上げてみました!(レシピは投稿へ)
少し手間はかかりますが、完成した時の感動とそれをシェアできた時の喜びはとっても大きいです。
育てた子たちがキラキラと宝石のように散りばめられている姿は本当にいとしげです。
(佐渡ヶ島移住ライフ満喫中)
センスが光るレアチーズケーキ。
お呼ばれでこんなスイーツが登場したら、美しすぎて食べられない。(喜んで食べるけど)
華やかで涼しげ。
まるでお店に出てくるようなこのケーキを自分で作れたら感動すると思います…!
庭で育てているハーブやお花を使っているストーリーも含めて、素敵です。
コーヒーと合わせれば旅先のモーニング気分が楽しめるクロワッサン・オ・ザマンド。
家でクロワッサンを生地から作るのはなかなか大変ですが、冷凍のクロワッサン生地を使えば、朝ごはんにも意外と簡単に作れます!
冷凍クロワッサン生地をオーブンで焼いている間に、常温のバター、きび砂糖、たまご、アーモンドパウダーを50gずつ順番に混ぜていき、アーモンドクリームを作ります。(ラム酒を少し入れると大人っぽい味に!)
クロワッサンが焼けたら横半分にカットしアーモンドクリームをサンド、上にも乗せてアーモンドスライス散らして180度のオーブンで20分ほど焼きます。
焼き上がったらお好みで粉糖をかけてできあがり。
コーヒーと合わせるのが最高…!
(コーヒー屋/夫と2人暮らし)
クロワッサン・オ・ザマンドが自宅で作れるなんて!
たしかに、冷凍のクロワッサン生地を使えば、クレームダマンドを作るだけでいいんですね。
焼いている瞬間から甘い香りに満たされそう…!
次の休日は、私も旅先のモーニング気分で作ってみたいです。
かためのプリンにはまり、色々なお店に立ち寄っていましたが、フレーバーのついたものに感動することが多く、おうちでも作れないかと思っていました!
GARTENCOFFEEバリスタのあさみさんが考案されているレシピの中で白いアイスクリームや白いコーヒークリームのレシピ見て、コーヒー風味のプリンを作ってみました!
プリンの材料の牛乳に、コーヒー豆を浸してコーヒー風味にするだけ。
しっかりコーヒー味のするまろやかなプリンに仕上がりました!
(田舎暮らしを満喫中)
見た目が白いから、食べた時に「コーヒーの味がする?!」って驚くプリンですね!
どんな味がするんでしょう。
コーヒー好きとしては食べてみたいなあ。
はまった食べ物を追求して、おうちでも作れないかな?と考える姿勢を見習わせていただきたいです…!
甘いスイーツより繰り返し食べられる、味噌のマフィン。
オーガニックの米味噌を使って作りました。
卵 2個、砂糖 60g、米油 50g、豆乳 40g、味噌 30g、米粉 80g、ベーキングパウダー 3g、煎り胡麻(トッピングにより適量)を混ぜて、180度のオーブンで20〜25分焼くだけ!
味噌のお菓子!?と、一瞬惹かれないかもしれないけど、お菓子との相性いいです。
米粉を使うと相性も良く、粉をふるわなくていいところもポイント高いです。
(そろそろ梅しごとをしたい京都暮らし)
お菓子作りってきちんと計量して、下準備をしっかりしなければというイメージが強いけど、米粉を使えば粉をふるわなくていいというのは嬉しい情報…!
お味噌を使ったスイーツといえば、八丁味噌を隠し味にいれたチョコレートケーキを思い出しました。
普段使っている調味料も使い方次第でレパートリーが広がりそうです。
レシピは若山曜子さんの「わたしの好きな????????のお菓子」から。
タルト生地は作るのが大変なイメージがあったので、これまで冷凍パイシートでしか作ったことなかったのですが、案外材料を混ぜるだけなので簡単に作れます。
しかも、タルト生地がサクサクで、お店のタルトと言っても良いぐらいの出来栄えに!
(レシピ本には抑えておきたいポイントがしっかり書いてあるのも、お菓子作り初心者には嬉しいポイントです。)
りんごを綺麗に並べ、生地は型を使わずに端をつまんで閉じていくんですが、お洒落なカフェで出てきそうだな~と、作っていて楽しいポイントです。
(会社員 / ふたりぐらし)
このタイプのタルト大好きなんです!
型を使わなくていいというのもお手軽ポイントですね。
いちご、レモン、イチジクetc.季節のフルーツをより一層楽しめそう。
センスの良さはもちろんですが、サーブするときのライブ感や意外な食材の組み合わせが、コミュニケーションツールにもなるお料理ばかり…!
どうしよう。
週末に試したいレシピの渋滞だな。
またみんなで同じ食卓を囲める日を心待ちに、「これが私の自慢の一皿です!」と言えるようなレシピを今から身につけたいと思います!
教えてくださったみなさん、ありがとうございました♩