こんにちは。
GARTEN COFFEEバリスタ/コーヒーライフプランナーの井野麻美です。

コラム「#コーヒーと小さな野心」では、アイデアとひと手間ちょっと加えて、ぐっと美味しい時間になるおうちコーヒーの楽しみ方を提案しています。

夏の終わりと秋の始まりを行ったり来たりしていた9月が過ぎ、ますます秋めいていく10月。

季節によって、欲する食べ物や選ぶ服が変わるように、コーヒーの味だって季節ごとに変えてみるのも楽しいです。

せっかくなら今の季節に合わせた淹れ方で「秋の夜長に味わいたいホットコーヒー」を淹れてみませんか。

▲外苑前にお店を構えるGARTEN COFFEEでは、季節に合わせて楽しんでいただきたい限定のブレンドを毎月作っています。
例えば9月に販売していた「仲秋ブレンド」はコク深いグアテマラ、爽やかベリーのようなエチオピア、ぶどうのような果実味が味わえるルワンダ。
空の色一つとっても美しいグラデーションを見せてくれる秋にふさわしく、温度が下がるたびに甘みが増し、一杯飲み終わるまでの変化が楽しいブレンドに仕上げました。

 
秋の夜長のお供には、いつもよりたっぷり淹れたコーヒーを用意して。

今回は、マグカップサイズで抽出するレシピです。

秋の夜長に味わいたいホットコーヒー

材料

作り方

1.フィルターをセットし、ドリッパーを温める。

2.粉を入れ、平にならす。

3. 中央から全体にお湯を30g注ぎ、じっくり40秒蒸らす。

4. 蒸らしが完了したら、60g注ぐ。
（合計90g）

5. また60g注ぐ。
（合計150g）

6. 最後に50g注ぎ、お湯が落ちきるのを待つ
（合計240g）
（※2分以内でお湯を入れ終えてください。）

7. サーバーを外し、少し混ぜて完成！

合計4投で淹れてくださいね。

蒸らしはやや長め40秒とることでしっかり旨味、ややボディも強く引き出せます。

お湯を粉全体に均等に注ぐと、苦味・酸味・旨味もバランスよく味わうことができます。

香ばしい味わいや芋栗南瓜のような秋味にもぴったり、旬の食べ物にも負けない味わいに仕上がります。

忙しい朝や、秋のお散歩にも。
手軽に本格コーヒーが楽しめる画期的アイテム

おうちでゆっくりハンドドリップをする時間がなくても、手軽に本格的なコーヒーが楽しめたら嬉しいですよね。

秋のお散歩で本格コーヒーが楽しめる画期的なアイテムもひとつご紹介します。

BODUM（ボダム） プラスティック製マグ用リッド付携帯フレンチプレスコーヒーメーカーです。

コーヒー豆の特徴が存分に味わえるコーヒー器具「フレンチプレス」が、持ち運び可能なタンブラー型になっています。
（フレンチプレスについては、こちらの記事でご紹介中です。）

コーヒーは淹れてから時間が経つと酸化して、どうしても味が落ちてしまうもの。

しかし、ポットに入れたお湯、挽いたコーヒー豆、こちらのタンブラーがあれば、いつでもどこでも淹れたての美味しいコーヒーが味わえます。

紅葉の美しい秋にコーヒーの香りに包まれるピクニックはいかがですか。

推奨レシピ

お湯120ccに対してコーヒー豆7gで、お好みの量で淹れてください。

使い方

1. 蓋を外し、コーヒー粉（中挽きまたは中粗挽きがおすすめ）を入れる。

2. お湯を加える。
（※350mlサイズですが、湯量は300mlくらいまでが良いです。）

3. リッドを回して閉め、フィルターを押し下げずに4分蒸らす。
（※この時、リッドの飲み口のところは開けておきます。）

4. 本体をしっかり握り、フィルターを下まで押し下げる。

5. コーヒー粉は入った状態でOK。
飲み口から淹れたてのコーヒーを味わう。

朝ゆっくりコーヒーを淹れて飲む時間がない忙しい方も、朝お湯を入れてそのまま持っていける気軽さと、テクニックいらずで安定したコーヒーが味わえるのは嬉しいですよね。

体も、頭も、心も忙しい毎日ですが、ちょっと手を止めてコーヒーの香りに包まれてくださいね。

Enjoy your COFFEE LIFE！

GARTEN COFFEE
バリスタ/コーヒーライフプランナー
井野麻美

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