コラム「週末、夫婦でおうち食堂」では、週末に夫婦でのんびりキッチンに立って、季節を感じる食材を使い、簡単に作れる一品料理をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、おせち料理の定番「黒豆」と「紅白なます」です。
おせち料理は難しく、手間がかかる印象ですが、圧力鍋を利用するなど工夫で簡単に作ることができます。
年末にぜひ挑戦してみてください。
黒豆
「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉です。「まめに働く」などの語呂合わせからも、おせち料理には欠かせない料理です。
作りやすい分量
水 :800cc 鍋の大きさによって変わります。黒豆が浸るくらいあればOK
砂糖:200g 砂糖と黒豆の量は1:1です。
醤油:小さじ1
塩 :小さじ1/4
今回は、圧力鍋を使います。
作り方
▲「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」動画チャンネルと連動してお届けします。
1.鍋に水を入れ、よく洗って水を切った黒豆を入れて、一晩浸けておきます。(約8時間)
これが一晩つけた黒豆です。水分を含んで膨らんでいます。
2.鍋に砂糖、醤油、塩を入れます。
3.鍋のフタをセットして、強火にかけます。
おもりがふれたら弱火にして10分加熱し、火を止めてください。
※圧力の強さを設定できる鍋の場合は「強」の設定で加圧します。
4.時間になったら火を止め、そのまま自然冷却します。
お皿に盛り付けて完成です!
ワンポイント
黒豆が完成後、冷えたら蓋を取り、キッチンペーパー、サランラップ等で落し蓋を作って、かぶせておきましょう。
煮汁に使っていない黒豆はシワシワになってしまうので、乾燥しないように落し蓋を使います。
紅白なます
紅白なますはかつて、生魚、大根、にんじん、酢を材料として作られていました。
このことから「なます」と名付けられるようになり、その色合いがお祝いの水引のように紅白であることからお祝いの席に並べられる料理のひとつとなりました。
作りやすい分量(小鉢に6人前)
金時人参 :1/3本
塩(下処理用):小さじ1/3
ゆず(飾り用):適量
▼漬け酢
白だし 小さじ2
水 80cc
米酢 大さじ4
砂糖 大さじ2
作り方
▲「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」動画チャンネルと連動してお届けします。
1.人参、大根、をそれぞれ長さ4~5cmに、太さは人参を若干細めの千切りにします。
2.ボウルに入れた大根と人参に、塩小さじ1/3を加えてよく混ぜ合わせます。
そのまま5分から10分ほど置いておくと、野菜から水気が出てくるので、手にとってきつく水を絞ります。
3.漬け酢の材料を全て合わせます。
砂糖が完全に溶けたら、人参と大根に混ぜ合わせます。
4.冷蔵庫で数時間置くと味がしみて美味しくなります。
5.お皿に盛り付けたら完成です!
千切りの柚子の皮や、ゴマを入れアレンジしても美味しいです。
ポイント
普通の人参ではなく、色が濃い「金時人参」を使うと、鮮やかな紅白なますができます。
大根よりも人参が少ない方が、紅白のバランスがよいです。
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ぜひこちらもご覧ください。
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