こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
10月のテーマは、「ちゃんと愛でる」 #褒めたい日
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。
同時に私たちが考えた、「今月叶えたい」と思っているWISHLISTは以下の3つ。
私は、毎月この3つのWISHLISTに合わせて3本の記事を書いています。
1つ目は、WISHLISTを導き出すためにも面倒なことに向き合うということについて、2つ目は銀杏割りを買った話について書きました。
今回は「いたわってから眠りたい」というWISHLISTに合わせて、今日を締めるということについて書きたいと思います。
心地の良いバスタイム、お風呂上がりの月光浴、寝る前のハーブティー、お気に入りのパジャマ、寝室の香りやライトなど、眠る前に自分をいたわれることはたくさんありますが、私の場合、結構大事なのは、家族で就寝時間を合わせていることかもしれません。
朝はバタバタと朝食を食べて、それぞれが準備をして出かけて行きますが、就寝前は、この後のTODOも締め切りもない、寝るだけの状態でいられるので、会話に集中できる時間だったりも。
我が家ではベッドに入ってライトを消すまでの2〜30分間に、夫と娘と3人で「今日楽しかったこと」と「今日(お互いが)えらかったこと」を話すことが多いのですが、この「今日えらかったこと」を伝え合うのは、結構大事なのかも…。と最近思うようになりました。
ちょっと恥ずかしい(?)のですが、これは娘が生まれる前からずっと、夫が毎晩私に、今日何がえらかったかを伝えてくれていたことが始まりでした。
「探していたものを頑張って見つけた」とか、「元気よく料理してた」とか、本当に全然えらいことでもないのですが、その都度「ありがとう」と伝えるほどでもないような些細なことをここで言語化してくれるのです。(たぶん…そんな感じ)
これを続けているからなのか、夫に対して「全然分かってくれてない…!」と思うことがなく、むしろ「あ、これちゃんと気づいてくれてたのか!」と分かって嬉しくなることがほとんど。
「だったら次は、こうしてみよう」と私も改善案が思い浮かんだりと、おそらく結構良い循環になっている気がします。
そんな親に育てられているからか、3歳になった娘は「今日、何がえらかった??」と寝る前に聞いてくるようになったので、承認欲求が高くなりすぎたら大変だぞ…、と思いつつも、ちゃんと見ているよ、ということと、それをお互いに伝え合うということで、誰かの小さな仕草にも感謝できる子になったらいいなと思っています。
現に、「ママ今日こんなにお料理作ってえらいね!」とか「ちゃんと靴並べてえらいね!」と、よく娘に褒められるので、知らないうちに、誰かのえらいところを探すのが上手になったのかなぁ、と。
アメリカの心理学者セリグマン博士はthree good thingsと呼ばれる、“毎日就寝前に、その日にあった良いことを3つ書き出し、これを1週間続ける”という方法を提唱されていますが、元々はうつ病改善のために開発されたものの、今では多くの方がそれを実践し、幸福度が向上しているとか。
コロナ禍を経て、仕事とプライベートの境目、家と職場の境目、さまざまなボーダーラインが曖昧になった今だからこそ、家族で話さずとも、眠る前に今日を振り返って、頑張ったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを挙げながら自分をいたわって締めるのは、幸福な明日のためにも大切なことかもしれません。
#褒めたい日 のタグで溢れていた、優しい10月も残りわずか。
眠る前にそれぞれの方法でいたわって、自分や大切な人の1日を褒めてあげたいものですね。
引き続き、良い10月になりますように…!