NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
ここではこれを、“常美菜”と呼んでいます♩
今回は、「大根とほうれん草の、ゆず香るナムル」をご紹介します。
しゃきっとした食感も美味しい!
ゆず香る、大根とほうれん草のナムル
爽やかな香りが特徴のゆず。
その香りや清涼感溢れる味わいは、料理のアクセントにもなります。
今回は、冬が旬の大根やほうれん草にゆずを合わせる、さっぱりとした箸休めのレシピをご紹介。
火を使わず、レンジで簡単に作れる一品です。
【保存期間】冷蔵庫で約2日間
【所要時間】約15分
材料(10×20センチの保存容器に、ちょうど入るくらいの量)
・ほうれん草…2株
・塩…ひとつまみ
・ごま油…大さじ2
・濃口しょうゆ…小さじ1/2
・砂糖…ひとつまみ
・塩…ふたつまみ
・おろしにんにく…小さじ1/2
・ゆず果汁…大さじ1
※果汁は、皮に伝わせるように絞ると香りが移り、よりゆずの香りを楽しめます。
・ゆず皮…1個分
※たっぷり使うのがおすすめ!
作り方
1.大根は皮を剥き、細切りにする。
ほうれん草はよく洗い、水分を拭き取ってざく切りにする。
ゆずの皮は薄く削ぎ、細切りにする。
2.【A】をボウルに入れ、よく混ぜ合わせておく。
3.耐熱容器に大根とほうれん草を入れ、塩ひとつまみを全体にまぶしたら、蓋またはラップをふんわりかけ、電子レンジ(600W)で4分加熱する。
4.加熱し終わったら、ざるに上げ、水分をしっかり切る。
(ざるに上げたとき、水にはさらさないこと!
水っぽくなってしまいます。
水分は腐敗の原因になりやすいので、なるべくしっかり落とすことが大切です。)
5.【A】と【4】をよく和え、最後にゆず皮を加えてさっと混ぜれば、完成!
(ビタミンCは過熱に弱いため、ゆず皮は粗熱が取れてから加えましょう。)
塩・にんにくの量は、お好みで調整してください。
あればすりごまを加えるのも◎
栄養価が高まります。
同じく冬が旬の、白菜や春菊、もやしなどを使っても美味しいですよ。
体の中からキレイメモ
大根
しゃきっとした食感が楽しい大根。
「食物繊維」や「ビタミンC」の他、むくみ予防に嬉しい「カリウム」も豊富です。
胃腸の働きを整える「消化酵素」も豊富なので、新年会などで胃腸がお疲れ気味の人にもおすすめです。
ほうれん草
「食物繊維」はもちろん、細胞の老化を防ぐ抗酸化力が高い「ビタミンC」や、乾燥からお肌や粘膜を守る「β-カロテン」が豊富です。
冬の乾燥肌対策やエイジングケアに◎
ゆず
コラーゲンの生成やシミ予防などに働きかけるなど、美肌作りに欠かせない「ビタミンC」が豊富なゆずは、果汁も皮も無駄なくいただくのがおすすめ!
爽やかな香りには、リラックス効果も期待されています。
ごま油とゆずの果汁が食欲をそそる、香り高い「大根とほうれん草の、ゆず香るナムル」。
サラダ感覚で食べてみてくださいね。
2020年も、旬の食材をたっぷりいただきながら、美味しく楽しく、カラダの中からキレイを磨きましょう!
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「食べる美女肌セラピー」(X-Knowledge) 伊達友美/著
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