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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

ここではこれを、“常美菜”と呼んでいます♩

今回は、ヘルシーなのに栄養たっぷりで、アレンジも効く「ガーリックシュリンプ」をご紹介します。

集う日に作りたい
ガーリックシュリンプ

クリスマスが終われば、いよいよ慌ただしい年末年始。

忘年会に新年会と、外食の機会も増えますよね。

自炊をできる日には、1年頑張った自分の体にも、たっぷり愛情と栄養を注いで労わりたいもの。

そこで今回は、集う日にも使える、エビが主役のレシピをご紹介します。

冬の乾燥肌対策に嬉しい甘みの強い冬にんじんと、アンチエイジングの期待できるビタミン類が豊富な赤パプリカを合わせて、冬美容を叶えましょう!


【保存期間】冷蔵庫で約3日間
【所要時間】約10分

材料(2〜3人分)

・エビ (下処理済みのもの)…150g(中サイズ約15尾)
・にんじん…1/2本
・赤パプリカ…1個
・すりおろしにんにく…小さじ1
(お好みで増やしてもOK)
・塩…少々
・こしょう…少々
・無塩バター…ひとかけ(約5g)
・白ワイン…大さじ1
・飾り用のローズマリー…適宜(あれば)
※エビはむきエビや蒸しエビなど、下処理済みのものが便利です。
冷凍でもOK!
冷凍の場合は水にさらして解凍し、水分をしっかり拭き取ってから使ってください。
【A】
・オリーブオイル…大さじ3
・パセリ(粉末)…小さじ1
・パプリカパウダー…小さじ1/2(あれば)
・ターメリックパウダー…小さじ1/3(あれば)
・ジンジャーパウダー…小さじ1/3
(あれば。細かく刻んだショウガで代用してもOK)
※スパイス類は香りやコクなどで味に奥行きを与えてくれます。
もしあればぜひ加えてくださいね!

作り方

1.にんじんとパプリカを約1.5cm角の乱切りにする。
エビは塩・こしょうをまぶして余分な水分を拭き取る。

2.【A】をよく混ぜ合わせ、エビに絡める。

3.フライパンを弱火で熱しバターを入れる。
溶けはじめたらにんにく・にんじん・パプリカ・【A】を絡めたエビと白ワインを加え、中火で炒める。
にんじんに火が通ればOK。

4.器に盛ったら、完成!
(あればローズマリーを添えてみてくださいね♩)

そのまま食べても大満足のガーリックシュリンプ。

チリソースを絡めれば即席エビチリに、マヨネーズで和えればエビマヨに。
ピザやパスタ、グラタンの具材にしても、とてもおいしく食べられます。

エビの代わりに鶏肉を、にんじん・パプリカの代わりにブロッコリーやほうれん草を使って作ってみるのもおすすめです。


パーティーのテーブルでは、鍋ごとドン!と豪快に出すのはもちろん、竹串などに刺してBBQ風に演出してもおしゃれですよ♩

体の中からキレイメモ

エビ

肉類に比べて低カロリーでヘルシーな魚介類。
中でもエビはプリッとした食感で満足感も高い食材です。
抗酸化作用の高い色素成分「アスタキサンチン」も豊富に含まれています。

にんじん

にんじんには、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用の高い「β-カロテン(体内でビタミンAとして働く)」が豊富。
特に冬の乾燥肌対策やエイジングケアに欠かせない食材です。

赤パプリカ

細胞の老化を防ぐ抗酸化作用が高い「ビタミントリオ」と呼ばれる、「ビタミンA、C、E」すべてを豊富に含む赤パプリカ。
アンチエイジングや美肌作りに欠かせない、年中食べたい美容食材です。

パセリ

「ビタミン」「ミネラル」類が豊富なパセリは美肌作りにはもちろん、爽やかな香りが口臭予防にも◎
鮮やかな緑は料理に彩りを添えてくれます。

にんにく

にんにくは抗酸化作用・殺菌作用が高く、エイジングケアはもちろん、免疫力UPや冷え予防にも◎

パプリカパウダー

パプリカパウダーは、色付けにぴったりな、ハンガリー料理でよく使われるスパイス。
クセのない味わい、鮮やかな赤色は、お料理の風味・おいしさを引き立ててくれます。

ターメリック(うこん)パウダー

ターメリックパウダーは。風味・色付けの他、二日酔い対策にもおすすめ。
年末年始の肝臓ケアのためにも、毎日取り入れたいスパイスです。

ジンジャー(しょうが)パウダー

ジンジャーパウダーは、体を芯からあたため、冷え予防や血流促進をサポートしてくれます。
冷えが気になる方は、分量を増やしてもOKです。

 

ホームパーティーにもぴったりのガーリックシュリンプ。

抗酸化作用の高い野菜類やスパイス類を合わせることで、栄養価高く、風味豊かに仕上げました。

手軽に味変できるアレンジレシピも、ぜひ楽しんでみてくださいね。

本格的な冬も、旬の食材をたっぷりいただきながら、おいしく楽しく、カラダの中からキレイを磨きましょう!

<参考文献>
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「食べる美女肌セラピー」(X-Knowledge) 伊達友美/著

 

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