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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする、「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト 國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

ここではそれを、“常美菜”と呼んでいます♩

今回は、中華屋さんみたいな「きくらげとホタテのオイスター炒め」をご紹介します。

 

中華屋さんみたいな
きくらげとホタテのオイスター炒め

秋といえば、新米が美味しい季節ですよね。

そこで今回は、白いごはんによく合う常美菜をご紹介。

旬の「生きくらげ」をたっぷり使います…!

この時期に野菜売り場で見かける黒いヒラヒラとした円盤型のキノコの仲間。

安心の国産で、乾燥きくらげとは比べ物にならない美味しさです。
プリッとした食感もたまりません。


【保存期間】冷蔵庫で約3日間
【所要時間】約10分

 

材料(作りやすい分量)

・きくらげ(生)…100g
・たまねぎ…1/2個
・ホタテ…200g(冷凍でOKです)
・ごま油…小さじ1
【A】
・酒…大さじ2
・本みりん…大さじ1
・濃口しょうゆ…大さじ1
・コショウ…少々
・オイスターソース…小さじ1/4

 

作り方

1.きくらげは根元部分を切り落とし5ミリ幅の細切りにする。
たまねぎは皮を剥いて芯を除き5ミリ幅にスライスする。

2.フライパンにごま油をひき、たまねぎを中火で約2分間炒める。
(半透明になるまでしっかり炒めることで、甘みが引き出されます。)

3,たまねぎを広げてホタテを重ならないようにのせ、最後にきくらげを広げたら、【A】を加えてふたをし、約3分間蒸し焼きにすれば完成…!
(オイスターソースは少量でしっかり味がつくので、入れすぎないように注意してくださいね。)

このまま食べるのはもちろん、白いごはんにのせてどんぶり風にするのもおすすめ。

ホタテの代わりに豚肉(切り落とし)を使っても美味しいですよ。

ビールやハイボールにもよく合うので、おつまみにしても◎

 

体の中からキレイメモ 

きくらげ

きくらげには腸活に欠かせない食物繊維が豊富。
満腹感が得られやすいので、便秘予防にはもちろんダイエットにもおすすめです。
また、女性に不足しがちな鉄分やホルモンの働きに関わる「亜鉛」、強い骨を作る「カルシウム」などのミネラル成分も豊富。
カルシウムの吸収をサポートする「ビタミンD」も豊富なので、カルシウムを効率よく摂取することができます。

貧血気味で「鉄分」をしっかり補給したいという場合は、鉄分の体への吸収をサポートする「ビタミンC」を合わせて。
レモンを絞るのが手軽でおすすめですよ。

 

たまねぎ

たまねぎに豊富な「ビタミンB1」や「B2」は代謝アップ、「カリウム」はむくみ予防、「硫化アリル」は血液をサラサラにする働きが期待されています。
不足しがちな「カルシウム」も豊富!

 

いかがでしたか?

女性に嬉しい栄養が詰まった旬の生きくらげ。

乾燥タイプと違って下処理も不要なので、炒め物やみそ汁など様々な献立に積極的に取り入れてみてくださいね。

本格的な秋、旬の食材をたっぷりいただきながら、楽しくカラダの中からキレイを磨きましょう!

<参考文献>
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「食べる美女肌セラピー」(エクスナレッジ) 伊達友美/著

 

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