NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
ガリシア風とはスペインのバル料理によく登場する、タコとジャガイモを使う郷土料理です。
今回は、タコの代わりに旨味たっぷりの「塩だら」と、春を感じる新じゃがを主役に、レンジひとつで完成する手軽なレシピに仕上げました。
美容にも嬉しく、旅気分で味わえる一品です♩
今月の「キレイメモ」
・鱈で、不足しがちなたんぱく質やカルシウムを補給。
・赤パプリカで、ビタミンA・C・Eなど高抗酸化成分をたっぷり補給。
・新じゃがは食物繊維やビタミンCが豊富です。お肌の新陳代謝アップやエイジングケア、腸活にもおすすめです。
鱈と新じゃがのガリシア風
【所要時間】約15分
【保存期間】冷蔵庫で2日間保存可能
材料
・玉ねぎ…1/2個
・赤パプリカ…1/2個
・新じゃが…約200g(ミニサイズだと3~4個)
・塩だらの切り身…2切れ
・オリーブオイル…大さじ2
・パセリの粉末(あれば)…少々※トッピング用【A】
・白ワイン…大さじ1
・パプリカパウダー…大さじ2
・無塩バター…ひとかけ
・塩…ひとつまみ
作り方
1.玉ねぎは皮をむき、芯を除いて約1cm幅に切る。
赤パプリカは種・ヘタ・白い筋部分を除いて約2cm角に切る。
新じゃがは芽があれば除き、ひと口サイズに切り、水にさらしておく。
※水にさらすことで余分なでんぷんが抜けて、味が染み込みやすくなります。
2.塩だらの切り身はキッチンペーパーでくるんで余分な水分や血をふき取ってから、ひと口大に切る。
3.耐熱容器に玉ねぎ、塩だら、新じゃがパプリカの順に重ね入れたら【A】を加え、蓋(またはラップ)をして電子レンジ(600W)で5分加熱する。
※バターを加えることでコクが出て美味しく仕上がります。
4.容器の粗熱が取れたら蓋を外し、塩だらの身がほぐれすぎないように気をつけながら大きなスプーンでざっくりと混ぜて味をなじませれば完成です!
あればパセリやタイム、セージなどお好みのハーブの粉末を加えると、彩りが足されるだけではなく、良い香りで食欲が刺激されます。
このまま食べるのはもちろん、パスタの具材にしたり、ごはんにかけても美味しいですよ。
カレー粉を足した味変や、ピリ辛テイスト好みの方は、カイエンペッパーを加えるのもおすすめです。
王道の「ゆでだこのぶつ切り」や、便利なシーフードミックスを活用するのも◎
旅気分を味わいたい日、忙しい日の「もう一品!」にもぜひお試しください。
<参考文献>
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
・「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著(SBクリエイティブ)
・「スパイス&ハーブの使いこなし辞典」(主婦の友社)<参考サイト>
食品成分データベース
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