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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

年末年始にごちそうをたくさん食べた、お疲れ気味の胃腸にやさしい卵料理。

今回は旨味たっぷりの牡蠣や旬の春菊をあわせました。

まろやかな卵に程よい苦みの春菊と牡蠣、そこに岩のりと鰹節の旨味が隠し味として加わった、10分で作れる常美菜レシピは、忙しい日の食卓にも重宝する一品です。

今月の「キレイメモ」

春菊には乾燥からお肌や粘膜を守り強くしてくれるβ-カロテンが豊富で、乾燥肌知らずの美肌作りをサポートしてくれます。
岩のりには美髪ケアに欠かせないミネラル成分が豊富。
牡蠣も美髪作りに嬉しい亜鉛や貧血予防に欠かせない鉄分などが含まれています。
卵は言わずと知れた万能食材。
ビタミン類・たんぱく質・カルシウムなど美容と健康に必要とされる様々な栄養が含まれています。

 

牡蠣のオイル漬けと春菊の卵とじ

【所要時間】約10分
【保存期間】冷蔵庫で3日間保存可能

材料

・春菊…3本
・卵…3個
・岩のり…大さじ1弱
・牡蠣のオイル漬け…ひと缶
(オイルも大さじ2使います。※固形量約80g)
・削り節…1g
・オイスターソース…少々

※牡蠣のオイル漬けは商品によって塩味や味わいがちがうもの。
オイスターソースは、もし味が薄いと感じた場合にお好みで少量加えて調整を。

作り方

1.春菊を2㎝幅に切る。
ボウルに卵を割り入れて岩のりを加え、空気を取り入れるように手早くぐるぐると混ぜ合わせる。

2.フライパンに牡蠣缶のオイル大さじ2を入れて中火で熱し、まず春菊を広げてさっと炒め、次にオイル漬け牡蠣(固形)を加えて軽く混ぜ炒める。

3.【1】をフライパンに回し入れたら、箸で全体を混ぜ炒める。

4.卵が固まってきたら火を止め、あとは余熱で火を入れる。
器に盛り付け、削り節をトッピングすれば完成!

もう一品欲しいときの、10分で作れる簡単レシピ。

冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもぴったりです。

ごはんにのせて牡蠣玉丼にしても◎

 

おすすめの缶詰

AIKOCHAN」という缶詰がとても美味しくて、我が家のお気に入り。

自分の子どもに、美味しい缶詰を食べさせたい…!という想いで開発されたのだとか。

みなさんも見かけたら、ぜひお試しくださいね。

今回は缶詰を使うお手軽レシピをご紹介しましたが、冬が旬の生牡蠣を使えばプリプリとした食感が楽しめます。

その際は塩水や片栗粉で洗って汚れを取り除く下処理をお忘れなく!

2022年も体の中から美しく健やかに、常美菜レシピが今年も少しでもみなさまのお役に立てると嬉しいです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

<参考文献>
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
・「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著(SBクリエイティブ)

<参考サイト>
食品成分データベース 

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