こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。
ずっと変わらないものもある。
セミが鳴くから雨上がりを知る瞬間とか
アイスコーヒーの氷が溶けていく音、
それから地面に揺れる、コントラストの強い影。
小さい頃はものすごく長かった夏休みも、
気づけば休みの境界線すら曖昧になったけど、
それでもやっぱり夏が好き。
気になる景色は、昔とそう変わらない。
今年は、身近にある#密かな風物詩を満喫して、
2020年ならではの夏を謳歌してみる。
それぞれに、いつか思い出したくなる8月になりますように。
同時に考えたWISHLISTは以下の3つ。
私はこの3つのWISHLISTを通して1ヶ月に3本の記事を書いています。
1本目は「今ならではの、遊びがしたい」について、自分なりに2020年の夏の遊び方について2本目は、最近気に入っている夏野菜のレシピについて書きました。
3本目となる今回は、「身につけるもので浮かれたい」というテーマについて。
そもそもこの毎月のWISHLISTというものは、私たちNEXTWEEKEND編集部がみんなで、「今年の8月って、どんな気持ちで過ごしたいかな…?」ということをベースに話し合った結果、絞り出される3つなのですが、私は結構、この「浮かれたい」というワードが気に入っています。
想像で言うと、ちびまる子ちゃんが駄菓子屋でクジに当たった時とか、のび太くんがしずかちゃんに褒められた時とかそんな感じ…。
(というか、全国共通で通じるキャラクターって案外少ないな…)
日々淡々とやらなくてはいけないことはあるのに、先の予定は立てづらく、常に不安なニュースに囲まれるこんな世の中において、つい鼻歌を口ずさみたくなるような、浮かれた気持ちこそ、重要な存在かもしれません。
私には今月末で3歳になる娘がいるのですが、娘から「人間の本能」というものを教えられることが多々あります。
会いたい人に会えたら抱きついて、嬉しいと踊りながら自作の歌を披露する彼女。
理性とか恥らいとかで、大人になるにつれて、しなくなることも増えていくけど、人間が元来こういう表現をする生き物だとしたら、なんて可愛らしいのだろう…、どれだけ格好つけても、大人は、大きくなった子どもに過ぎないんだな、と思うと、少し安心したりもします。
近々3歳になる娘に、先日ちょっと早めの誕生日プレゼントでスーツケースが届きました。
迷うことなくシールを貼ってカスタマイズして、「あなたの名前はブレスレットね」と言いながら、ぬいぐるみを乗せて部屋中を歩き回る浮かれた娘を見て、こう在りたいなと思いました。
(ちなみにこのジェットキッズというスーツケース、収納はもちろんのこと子どもを乗せて運べて、新幹線や飛行機ではオットマン&ベッドにもなるので、子連れ移動が多い人にはめちゃくちゃおすすめ!)
束ねた髪に似合うピアス、好きな香りのヘアクリームに発色の良いチーク、秋物のワンピース、それから親友が誕生日にくれたバッグ。
新入りにときめくのは大人になっても同じだけど、名前をつけて、自分仕様にカスタマイズしていく気持ち。
踊りながら歌を披露するかは別として、そんなふうに自分の持ち物に愛着を持って、使うたびについ浮かれてしまうような毎日を過ごしたいなと思う夏の終わり、秋の始まり。
この後は、どんな時間が始まるんだろう。
8月も残り少しとなりましたが、つい浮かれてしまうようなアイテムがあれば、ぜひ #密かな風物詩 のタグでシェアしていただけたら嬉しいです。
引き続き良い8月になりますように!