毎日頑張る家族や自分のための手作りお弁当は、元気をチャージできるメニューを選びたいもの。
コラム「お母さんのお弁当手帖」では、家族のために毎日お弁当を作っている料理家のお母さんに、お弁当作りのレシピやコツを教えてもらいます。
今年も暑い夏がやってきます。
お弁当を作る側としては、家族に持たせたお弁当が傷んでいないかちょっぴり心配になる季節でもありますね。
今月は、生姜と梅干し効果で傷みにくく、さらに夏バテ気味の体にも優しい2品をご紹介します。
生姜の佃煮
ピリッとした独特の風味と甘辛の味付けでご飯が進みます。
材料(作りやすい分量)
・醤油:大さじ3
・日本酒:大さじ3
・みりん:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・白ごま:大さじ1
作り方
1.生姜はよく洗って皮付きのまま薄切りにしてから何枚かずつ重ねて千切りにする。
2.さっと水にさらし、キッチンペーパーなどに包んでしっかり水気をきる。
3.鍋に【2】と調味料を入れて火にかけ、初めは中火で、沸騰してきたら中火と弱火の間くらいで、混ぜながら煮る。(10分くらい)
4.煮詰まってきたら完成。
炒った白ごまをまぶす。
豚肉の梅風味照り焼き
ビタミンたっぷりの豚肉と梅の相乗効果で、食材を傷みにくくしてくれるばかりでなく、夏バテにも効果的。
夏に嬉しいおかずです。
材料(2人分)
・梅干:大きければ1個、小さければ2個
・みりん、日本酒:各大さじ1と1/2
・醤油:大さじ1/2
・小麦粉:適量
作り方
1.梅干は種を取り除き包丁で叩いておく。
2.【1】と調味料を合わせておく。
3.豚肉は食べやすい大きさに切り、小麦粉を薄くまぶす。
4.フライパンで豚肉を両面こんがり焼き、合わせ調味料を回しかけ肉に絡ませる。
お弁当箱への詰め方
それではお弁当箱に詰めてみましょう。
ご飯には生姜佃煮と刻んだ大葉を混ぜ込んでおにぎりにしてみました。
▲gif画像を使用しています。
他にはひじきの煮物(オープンいなりの回参照)にんじんとラディッシュの飾り切り(飾り切りの回参照)ミョウガの寿司酢漬け(さっと湯がいたミョウガを寿司酢につけるだけ)を用意しました。
お弁当の仕切りにはレタスよりも抗菌効果のある大葉や笹の葉、ワックスペーパーなどがおすすめです。
食材の傷みに気をつけて、暑い夏を美味しいご飯で乗り切ってくださいね。
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