コラム「週末、夫婦でおうち食堂」では、週末に夫婦でのんびりキッチンに立って、季節を感じる食材を使い、簡単に作れる一品料理をご紹介しています。
今回は、「季節の仕込みごと」をテーマに、「ジンと山椒の梅酒」と「柑橘の発酵調味料」のレシピをお届けします。
ジンと山椒の梅酒
梅酒は、ホワイトリカーで作ることが一般的ですが、黒糖焼酎を使うと梅の香りがすごく立って美味しいので、我が家では黒糖焼酎を使います。
味の深みが違うので、両方作って飲み比べてみるのもいいですね。
去年、とても美味しいジン「香の森」に出会い、このジンの香りが梅酒によく合いそうと思ったので、今回はジンも一緒に加えてみました。
そして山椒も同じく。
どんな味に仕上がるか楽しみです。
作りやすい分量
・実山椒 8〜10g
・氷砂糖 400g
・ジン 300g
・黒糖焼酎 600g
・2L瓶
作り方
▲「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」動画チャンネルと連動してお届けします。
1. 青梅は熟す前の硬いものを使用する。
まずヘタを竹串で取り除き、さっと洗う。
それからきれいな布巾を使って水気をしっかりふき取る。
2. 瓶はきれいに洗ったあと、熱湯で殺菌してよく乾かす。
使用する直前にさらに消毒用のアルコールなどを使ってサッと拭き上げると尚良い。
3. 乾いた保存瓶に梅と氷砂糖を交互に入れ、上から実山椒をふりかけて、ジンと焼酎を合わせたお酒を注ぎ入れてから封をする。
保管は日の当たらない冷暗所で。
ワンポイント
1ヶ月後くらいから飲めますが、3ヶ月後からがおすすめです。
初めて梅酒を作る方は、以下のレシピでも良いかもしれません。
・黒糖焼酎 900g
・氷砂糖 400g
・2L瓶
我が家には、このレシピで作った10年ものの梅酒があります。
年を追うごとに、まろやかでコクのある味わいになっています。
各ご家庭の梅酒の味をぜひ、探してみてください。
柑橘の発酵調味料
日本人は昔から、保存食として漬物などに慣れ親しんできました。
そんな漬物をヒントに、果物を使った発酵調味料を作って、我が家では楽しんでいます。
作り方はとっても簡単で、柑橘に塩を加えて発酵させるだけ。
旬の時期にたくさん仕込み、1年を通して隠し味的な調味料として活躍しています。
材料
・塩 104g(柑橘に対し13%)
作り方
▲「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」動画チャンネルと連動してお届けします。
1.柑橘を切って、種を取る。
2.保存容器に柑橘と塩を交互に入れていく。
3.1週間ほど室温で放置する。
最後はペースト状にして完成!
アレンジ
塩レモンは、ポテトサラダや卵サラダ、炒め物に。
春先に仕込む塩金柑は、魚の漬けのタレや、そばつゆに。
何に入れても美味しくなるので、ぜひ色々試してみてください。
野心を叶えたら
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