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こんにちは。村上萌です。

子育て交換日記も4ターン目。

「家族旅行」についてみんなに交換日記のバトンが回った後ですが、世界を始め日本の状況は、この数ヶ月ですっかり変わってしまいました。

子どもの年齢によっては、ほとんど今の状況を理解できずに「みんなで過ごす時間が増えて楽しい」と感じている子もいるかもしれません。
むしろ、それだけの記憶で済んだらいいなと願っています。
将来の教科書に必ず載るであろう今の状況が、何ページになるかすら、まだ誰も分かりません。

子どもを持つ親ができることも、今はとにかくステイホームに尽きるのですが、どんなに不安でも、やっぱり一緒に笑いあえることほど幸せなことはないと思います。
ちなみに我が家の説明をすると、アスリートである夫の練習が中断となり、シーズン再開も危ぶまれている最中。

私自身は、元々2拠点生活の中で東京と大阪を行き来していましたが、社員もみんなリモートワークに移行したので、現在は基本的に大阪の自宅で仕事をしながら、2歳7ヶ月になる娘と3人で暮らしています。

改めて、一家のプロフィールはこんな感じ。


夫:アスリート(自営業…というのか?)
私:会社経営(リモートワーク中)
娘:2歳7ヶ月(12.6kg)

 

家でのQOLを上げるためには、前々からそれなりの努力をしてきたし、家具、音楽、香り、水など諸々含めて、我ながら結構快適なのですが、それでも24時間同じメンバーで同じ場所で過ごすというのは、思いやりと工夫が不可欠。

こんな時だからこそ、我が家で過ごしている「親子の家時間」を書いてみたいと思います。

 

村上萌の #親子の家時間

1. 銭湯に行けないから、楽しいお風呂時間
2. 季節を感じられないから、家を衣替え
3. 走り回れないから、子どもと筋トレ

 

銭湯に行けないから、楽しいお風呂時間

とにかく、ちょっとでも時間があれば温泉や銭湯に行くのが日常だったので、今はなるべく家でのお風呂時間が楽しくなるように努めています。
(先週の日曜日は、朝昼晩と3回も入ったなぁ)

まず、大切なのはお湯をぬるく浅めに溜めて、プールのように長時間出たり入ったりして遊べるようにすること。

娘のお気に入りの遊びは、お風呂の中に入れるとスポンジになるカプセル(私が子どもの頃に宝物だったので、最近娘にも購入)と、だいぶ威力の強いミニオンの水鉄砲。

「温泉を超えた入浴剤」というコピーのCLAYDは、赤ちゃんの沐浴から使える天然ミネラル100%のクレイなので、親子で楽しめる貴重な入浴剤。

月の満ち欠けに合わせて香りを楽しむSHIGETAのバスソルトは、娘に見つかると大量に使われるので、基本的には1人で入る時だけ。

娘がどうしてもと言う時は、3粒だけ握らせて「少しずつ」という概念を教えるのに使っています笑。

 

季節を感じられないから家を衣替え

私は、季節ごとにクッションカバーやラグまでガラッと衣替えするような母の元で育ちましたが、引っ越しの多い私の人生では、壁を変えるのがやっと。

まだ「ねぇ春ってなあに?」レベルの娘ですが、「ママは、今年の春は淡い紫色の気分なんだ」とか難しいことを言っても一生懸命聞いてくれるので、家の衣替えも家族のイベントとして楽しんでいきたいと思っています。

暖かくなったらあのテラスで食事をして、あの服を着て、お弁当を持ってあそこへ行って…、と行きたいところは沢山ありましたが、今は家でいかに季節を楽しめるか。

毎日同じメンバーで家にいるからこそ、変えることができる季節のインテリア、そして花や旬の食材だけは絶やしたくないなと思っています。

 

走り回れないから、子どもと筋トレ

毎日毎日、走りたくてたまらない年頃の娘と、それから本来だったら待ち望んでいたシーズンが開幕したばかりだった夫と1日中家で過ごすのは、とにかく工夫の日々。

アスリートの夫が私向けにも筋トレをプロデュースしてくれたので、ちょっとご紹介します。

 

お尻をきゅっと上げて、ももの前を引き締めるトレーニング
(1セットあたり10〜15回)

通常のスクワットに、子どもを対面で抱っこします。

気をつけるのは、つま先の向きと膝の向きを同じ方向にすること。

抱っこしていることによって、前に重心が来るので、安心してお尻をつきだしやすくなります。

 

お尻をきゅっと上げて、もも裏を引き締めるトレーニング
(1セットあたり10回)

手を床につき、力を入れるのはお尻。

強く息を吐きながら1秒かけて腰を上げ、2秒間は上で耐え、そして1秒かけて下ろす、を繰り返します。

子どもが上に乗っていることによって、腹筋の意識に気が抜けないのでかなり締まります。

さらに負荷を上げたい人はぬいぐるみも一緒にどうぞ…。

 

代謝を上げてくれる大胸筋のトレーニング
(1セット10回)

仰向けになって、腕だけで子どもを上げ下げします。

胸は上半身で一番大きな筋肉なので、この筋肉を使うことで代謝が上がりやすくなります。

また、写真の通り子どもはじっとはしてくれず、ゲラゲラ笑ったりくねくねしたりするので、直線的な動きが難しくなり、細やかな筋肉にも刺激がいきます。

定期的に子どものよだれが垂れてきそうになるのもスリリングポイント。

 

腹筋のトレーニング
(15秒〜30秒)

うつ伏せで、肘と膝をつき、つま先を立てて子どもを上に乗せたまま15〜30秒耐える。

膝をつかなくてもできるひとはその方が◎。

肘は肩の下に来るように気をつけること。

よく動く子どもが乗っていることで、バランスを取ろうとしてインナーマッスルが刺激されます。

 

この4種類を、できれば3周すると良いのだそう。
(私にとっては結構きつい…!)

リモートワークも増えて運動不足の今だからこそ、家族と一緒にストレスも発散できる運動を色々考えていきたいものです…。

って、なんだか思考の部分で綴ってきた子育て交換日記の方向性がぐっと情報系になってしまいましたが、この未曾有の事態においては、本当に誰も正解が分からないのが現実。

今誰かを責めても、不満を言っても、状況は改善しない。

今できることはやっぱり、「感染しない・感染させない・前を向く」に尽きるのだと思います。

そしてできる範囲で消費を続け、家族や職場、仲間とこれまでとは違う形になったとしても良好な関係を築けるよう努力すること。
私自身、バブル崩壊と同時の87年に生まれましたが、当時自営業をしていた父は店を閉め、マンションも立ち退きになったりと、後から聞くとかなりハードな決断をしていたのだと思います。

だけど、3歳まで住んでいたマンションのことも、記憶にあるのは、おにぎりを持って隣の公園に行ったことや、天気が綺麗だから小さなベランダに椅子を出して日向ぼっこしたこと、夜な夜な付き合ってくれたぬり絵とか、楽しいことばかり。

今考えると、ほぼ家周辺での遊びだったし、地味だったのかもしれないけど、私としては、いつでも明日が楽しみでした。

子どもや家族と笑って過ごすためにも、今に向き合って、ベストを尽くしていきたいものです…。

 

さて、交換日記のバトンは数年前から浜松でリモートワークをしているひかりちゃんに渡します。

ひかりちゃんがフルリモートの正社員として復帰した時には、リモートは少し特殊だったけど、あっという間にzoomを使ってみんなで朝礼をする時代になったね。

家時間を充実させる工夫にはすっかり慣れていると思うけど、親子の時間はどうしてる?

今のこの混沌とした時期も、子どもたちの記憶には少しでも楽しい家時間として残るよう一緒に考えていきたいね。

 

イラスト:二階堂ちはる

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