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こんにちは、NEXTWEEKENDコミュニティマネージャーのなおこです。

さて、「家族の旅について、どう考えて計画してる?」がテーマの子育て交換日記3ターン目。

我が家は夫が大の旅好き。

結婚してすぐのクリスマスプレゼントにもらったキャリーバッグには、「たくさんの旅をしよう」というメッセージカードがついていたほどで、
2人の息子の出産前後も今思えばよく行ったよな…と(限られた休みを隙間なく旅に費やしたい夫に連れられて、香港から関空に着いてそのまま福岡へ飛んだり、ハワイから戻ってすぐシンガポールへ行ったり)
思い出すと白目になりそう&授乳期間の旅の記憶は断片的ですが、育児中こそ日常から離れてみることは親にも子にも、いいことずくめ。

子連れ旅といえば大変さばかりが目立つけれど、実は旅先ではお母さんが家事から解放されるので、家族とじっくり向き合える貴重な時間なんですよね。

そんな我が家は、夫婦間で明確に役割が分かれています。

(旅行社に勤めたかった過去も。ホテルが好き。というより、チェックインが好き。)
・日程が決まったらその時期の気候(気温や乾期、雨期など)を調べて行先を決める
・宿と交通手段を手配する
・スマホのメモ機能に日頃からストックしている情報を元に大まかな旅程を立てる

(主に写真係。旅先でのちょっとした楽しみを仕込む担当。)
・持ち物を吟味してパッキングする
・旅先で行きたいスポットの情報を夫に送る

そんな我が家が子連れ旅で心がけているのは、この5つ!

1. 本物を見せたい&たくさんの色に触れてほしい
2. 大人の時間&子どもの時間を作る
3. 友人の住む町へ行ってみる
4. なくてもいいけどあったら楽しいものを持って行く
5. 愛用している旅のもちもの
おまけ:子どもの月齢別の旅プランの作り方

 

本物を見せたい&たくさんの色に触れてほしい

例えば「海」ひとつとっても、絵本やアニメで世界を広げて想像している彼らに、旅先で本物の海に出会うと新しく情報がインプットされて、そのあとに見る絵本の海には冷たさもにおいも砂浜の手触りも感じることができて、海の絵を描く時には青だけじゃなくて何色もの色を重ねて塗ることだってできるのかもと思っています。

あとは、特に海外ではお菓子も遊具も季節のデコレーションも配色が斬新でおもしろいので、子ども達には型にはまらない色の使い方をたくさん見てほしいなと思っています。

現地のワークショップにも積極的に参加させるのですが、その時はまだよく理解してなかったとしても、あとから写真を見返した時に、いろいろと感じてもらいたいな。

 

大人の時間&子どもの時間を作る

これは夫が旅ごとに夫婦の時間を作り続けてくれたからこそ、いいなと思えるようになったのですが、旅先では託児サービスを上手に利用しています。

宿によっては無料でキッズプログラムがあり、ただ預かってくれるだけでなく、カップケーキ作りや工作、ゲーム、ダンスなどを日替わりで教えてくれるところもあるので、「今日は何した?」なんて夕飯時の会話が楽しいことも判明。

たとえば、金沢の21世紀美術館内には可愛い託児施設があり、夫婦だけで近くのお寿司屋さんでサクッとランチをするという夢のような時間を持つことができました。

「家族旅行で子どもを預けるなんてなぁ」と最初は思っていましたが、お寿司屋さんで座って待つより、おもちゃで遊べる方が子どもも嬉しいですよね。

前回の子育て交換日記で「あぁ疲れた~と声に出してみる。お母さんも閉店ガラガラ宣言。」なんてことを書きましたが、旅行が不安や負担を感じるものではなく、「よし、母もまもなく休日!」と心から楽しみなイベントになりました。

 

友人の住む町へ行ってみる

もし子連れ旅行に不安を感じる方がいたら、試してもらいたいのが現地に友人がいる場所を選ぶということ。

目的地に着けば、ひとまずほっとできるし、ガイドブックにはない魅力を柔軟なプランで教えてもらうことができます。

有名な観光地であっても、名もなき小さな公園に行きたがったりするのが子ども達。

普段通りに遊ぶ時間も取り入れつつ、スーパーで買えるおすすめのお土産を聞いたりして、気楽にローカルな楽しみ方ができるのは魅力です。

 

なくてもいいけどあったら楽しいものを持って行く

子どもたちの服もそのひとつ。

温泉には甚平、お正月は袴、北海道旅行のパジャマはにんじんにしました。

子ども服って、サイズアウトしても愛着が湧いて手放しにくいのですが、こうしてテーマに沿って思い出に刻んでおけば、潔く友人に譲ることもできて気持ちいいですね。
(次男が着ている甚平は夫が30年以上前に着ていたもの…!)

海のそばの民宿に泊まる時は花火を、BBQにはマシュマロとチョコとクラッカーを、ホテル泊の時は泡風呂の入浴剤、家族が寝静まった後にそっと癒されるためのフェイスパックなど、ささいなものでも旅先にあると楽しさが増すものを見つけておくのも大好きです。

 

愛用している旅のもちもの

1.パスポートケース
イラストレーターShogoSekineさんイラストのもの。
航空券や母子手帳や保険証などもここに。
かつて雑誌の付録で入手してから、旅の気分が盛り上がるので何年も愛用しているアイテムです。

2.コーヒーのドリップパックや紅茶とお菓子
お湯さえあれば一息つけるので、どこへ行くときも何種類か常備。

3.レドナ のフェイスマスク
個包装なので旅には最適。
すっぴんで過ごす温泉旅も、ちょっと贅沢な気分になれます。

4.ハンドクリーム
家事から離れられる時こそチャンス。
手の保湿はこまめにしています。

5.ハンドジェル
香りがとても良くリフレッシュできるので、気分転換に。

6.日焼け止めクリーム&虫よけスプレー
日焼け止めはナチュラルサイエンスのUVライトベールと、森の肌守り。を愛用。
近所の公園から海外旅行まで我が家の必須アイテム。
家族全員で使えるのも安心です。

7.薄手のパーカー(UNIQLO)
パーカーはとにかく使える!
ピンチな時に息子のズボン代わりにしたことも。笑

8.肉団子柄のトート
温泉へ行く時、荷物が増えた時、チェックイン後に出かける時など、多用途。

9.ふりかけ&おかずのり
食事時間に寝ていた息子がムクッと起きた時など、白いご飯があれば1食になる強い味方。

10.水筒
お茶やお水は道中でも買えるので、家からコーヒーを詰めていきます。

11.クリップボードと水で落ちるクレヨン
画用紙より、安定感あり。
A4なので、名作だけ残して帰宅後にスキャンして保存。

12.KINOKUNIYAのジッパーバッグ
余ったお菓子、拾ったどんぐり、濡れたTシャツなどに、中身が見えるのも便利。

 

バッグの使い分け

・赤いボストン(Creed)
10年前から愛用して2代目。
ポケットが多く、場所ごとに入れるものを決めているので暗闇の中で手探りだけでも、なんでも出せます。

・黒のサコッシュ(無印良品)
次男の産後から「物を忘れないこと」が難しくなり、貴重品やリップなどが入っていて毎日斜め掛けしています。
軽くて汚れなくて最高。

移動スタイル

ワンオペ時は、とにかく効率優先の省荷物。
(髪のスタイリング剤を使う分だけラップで包むほど。笑)

帰りは宅配で家まで送ることもあり、2人が同時に寝る事も想定してバギーとエルゴは持っています。

夫もいる時は、そろそろバギーなしでそれぞれにリュックを背負わせて出かけたいなと思っていますが、ご覧の通り「お母ちゃん!」って感じです。

 

おまけ:
子どもの月齢別の旅プランの作り方

我が家が息子たちの月齢に合わせて組んできたプランはこんな感じ。

0~1歳
海外リゾート

意外にも海外に行きやすいのはこの時期。
飛行機ではバシネット(ベビーベッド)が利用でき、寝起きのリズムに合わせて予定を組めば、子どもにとっての時差も気にならず意外と身動きが取りやすい時期でした。

1~2歳
温泉旅館やホテルで滞在メインのリラックス旅
自分で歩きたい年頃は、どこまでもカーペットの宿が助かりました。
おもちゃや絵本のあるキッズルームで十分遊べるので、親は交代でゆっくり温泉に入ることも。

2~3歳
動物とのふれあいができる牧場系や味覚狩り
意思疎通も楽しくなってくる頃。何でも自分でやりたい年頃なので、ちょっと頑張ればできるようなことにたくさん挑戦させたい時期。

3歳以上
テーマパークやアクティビティ体験系
歩いてくれる&荷物も持ってくれるし、身長や年齢制限も突破でき始めるので、なんでも楽しめる年齢。
ただし行く先々でトイレ探しがつきもの。

 

子連れの旅行は、夫婦で「大丈夫!」の感覚が合わないと計画しにくいという話もよく耳にします。

一度、プーケット行きの搭乗直前に「私のパスポートだけがない!」という大事件が起きまして、夫婦ともに30秒ほど全思考回路を煙が出るほど稼働させた結果、夫と息子たちで先に向かうという結論に至ったことがありました。

そのあと無事に家でパスポートを見つけた私は翌朝の便で追いかけたのですが、夫&子どもだけでも「なんとかなる」と分かったのは大きな収穫。

子どもが小さいうちは家のリビングにいても手がかかるのは同じ、ならば下調べと準備はもちろん必須ですが、思い切って家族で旅に出かけてみることは家族の絆が深まるチャンスかもしれません。

さて、次はいつでも子ども達のお楽しみを用意してくれる、GARTEN COFFEEのバリスタあさみさん。

まるで絵本に出てきそうな大自然の中のご実家まで2人の息子たちを連れて向かう姿をSNSでもよく拝見しています。

移動時間の工夫なんかも知りたいな。

あさみさん流の家族旅行はどんな感じで計画しますか?

 

 

イラスト:二階堂ちはる

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