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こんにちは、GARTEN COFFEEバリスタのあさみです。

毎回読むのが楽しみな子育て交換日記も3ターン目。

今回のテーマは「家族の旅について、どう考えて計画してる?
旅のプロ(!)コミュニティマネージャーのなおこさんからバトンを受け取りました。

子連れ旅は、宿選び、移動手段、アクティビティ、持ち物、タイムスケジュール、気にするところが違ってきますよね。

行く前に、脳中で何度も何度もイメトレしたりして。

初めて子連れで国際線の飛行機に乗った時は、長男が1歳。

授乳や寝かしつけはうまくいくかな、泣きやまなかったらどうしようという不安に加え、“周りの方にご迷惑をかけないように”という緊張からかなり気を張っていたと思います。

ご迷惑をおかけしてしまうかもしれないことを書いたメッセージを小さなお菓子に添えて、近くの席の方に配ったほど。

我が家の息子たち(現在4歳と2歳)は目が離せないやんちゃ盛り!

“泣きやまなかったらどうしよう”という心配は減ってきましたが、成長とともに気にすることも準備するものもアップデートされていくのは旅も一緒。

家族旅行は成長と学びの宝庫。

今、我が家が子連れ旅行で心がけていることを綴っていきますね。

何か発見や参考になれば嬉しいです。

1. 体験から、知る・感じる・考える
2.「非日常」の旅だからこそ、そこで過ごす「日常」を大事にする
3. サプライズを仕込んでおく
4. 一期一会の出会いを楽しむ
5.(おまけ)旅にこそ持って行きたいアイテムたち

実は先日、家族旅行から帰ってきたばかり。

夫の出張先「奄美大島」に私たちが追いかける形で参加しました。

行きの飛行機移動(詳しく言えば、朝早いフライトだったので成田のホテルに前泊するところ)から子ども2人と母1人旅がスタート。

なかなかの珍道中でしたが(笑)、夫が出発前長男に「お母さん一人は大変だから、お父さん替わりよろしくね」とコソコソ話をしてくれたおかげで、弟の手を引いてくれたり、荷物をもったり、何か手伝える?と気にしてくれて、頼もしかった。

小さくても役割がある、役に立っていると思うだけで、責任感と達成感が感じられるのは子どもも一緒。

小さな「体験」は、帰ってからも子どもたちの自信になっているようです。

 

体験から、知る・感じる・考える

子どもたちにはその場所でしかできない体験をたくさんしてほしいと思っています。

そして、そこで感じたことを言葉にして家族の中で共有することを意識しています。

大自然の中、思いきり遊んだ奄美大島の旅はまるで冒険でした。

海の底まで透き通った驚くほど美しい海、サンゴ礁や魚の群れを“透明なカヤック”に乗って散策。

自然の中でのアクティビティは少し緊張しますよね。

カヤックも重心が左右に寄ってしまったら転覆の可能性があるため、子どもたちにもしっかり説明して、ライフジャケットを着用。

私自身カヤック初体験だったので、次男を乗せることにやや緊張(最初パドリングがうまく出来なくて、その場で永遠に回り続けました 笑)。

転覆することなく、子どもたちも大興奮の体験でした!

こんな風に緊張のドキドキも一緒になって興奮したことも、大人も子どもも冒険に行くような挑戦は、家族の絆を少し強くしてくれたように感じます。

ご近所さんの畑で野菜を収穫させてもらったり、山の上まで登ってサンセットを見たり、トゥクトゥクで移動したり(!)。

たくさんの出会いと知らなかった景色を共有し共感できた旅でした。

「なんでこんなに海が綺麗に保たれているんだろうね」
「採れたてトマトをくれたおじちゃんの笑顔が輝いていたのはなんでかな」
「みんなが親切にしてくれてどんな気持ち?なんで優しくしてくれたと思う?」

“なぜ”の気持ちを、自分の中で考えて言葉にしてみることって大事。

子どもたちの言葉に、私たちがハッとされることもたくさんあります。

体験から、知る・感じる・考える。
日常でも大事にしたいことです。

 

「非日常」の旅だからこそ、そこで過ごす「日常」を大事にする

日帰りのアウトドアやキャンプだって旅!

いつもの椅子や大切な道具もごっそり車に詰め込んで出かけます。

どれに座るか迷うだけで楽しい色とりどりの椅子やラグ、アウトドア好きの父から譲り受けた鍋セット、母にもらったバスケット、朝ごはんが待ち遠しくなるワッフルメーカーにコーヒーセット、子どもたちに大人気ハンモックやアウトドアワゴン。

毎日愛用しているNEXTWEEKENDのカッティングボードも大活躍。

マグカップやスプーン1つでもいい。
愛用品があると、目の前の景色がより愛おしくなる気がします。

「非日常」の時間だからこそ、普段どおりの衣食住を大事にできると、「日常」に帰ってきたときに見える景色や “楽しさ” を見つけ出す視点が増えていく。

それが旅の良さの1つだと思います。

家で道具を使うたびに、ふと楽しい思い出が蘇ればいいな。

そして大事に使った道具は思い出とともに受け継いでもらえたら嬉しい。

 

サプライズをたくさん仕込んでおく

ちょっと退屈になってしまう長時間の移動も、雨や体調不良で予定が変更になってしまっても、その時間をより味わえる「お楽しみ」があると見え方が違ってきます。

「行きの電車は景色を見ながらカラフルキャンディーセット」
「飛行機の中で乗り物シールブック」
「部屋で遊べる風船セット」
など、シチュエーションに合わせて準備するサプライズバックが我が家の定番。

この時間はこれがあったらもっと楽しいんじゃないか、もしかしたら現地のお友だちとも一緒に遊べるかも、なんて出発前から想像して準備する時間も愛おしいですよ。

少し演出する気持ちで準備してみる。

移動中は「上手に飛行機に乗れた子には、アレあるかもなぁ〜」なんて言うだけで、目を輝かせてピシッと座ってくれました。笑

お母さんのカバンに隠された「サプライズバック」がすっかり旅のお楽しみの1つになっています!


写真上のグッズは、旅の前にいつも100円ショップで買うもの。

「サプライズバック」用のラッピング袋

せっかくなら開ける楽しみも味わって欲しいので、簡単に袋に入れてラッピングします。
大中小あると便利。

ジップロック

濡れたもの、海で見つけた貝殻、歯ブラシ、小さなキャンディーなど入れられて万能なジップロックはマストアイテム。

シールブック

物語をつくるように自分でシールをはって遊べるシールブック。

乗り物・動物・お買い物シリーズなど多種あるのでお子さんの好みで選ぶとGood!
(左下の写真は、飛行機の道中シールブックに夢中なボーイズ)

“さがす”系の本も大活躍。

絵本だと、移動中に閉じたり開いたりするのがやや大変。

「みっけ」のような“さがす”本だと、子どもたちが好きなページを好きなように楽しめるので、1冊あるといいですよ。
(駅や空港の本屋さんに立ち寄る場合は早めに着くように少し余裕を持って動けるとGood)

 

一期一会の出会いを楽しむ

道具も必要なし、お湯があれば美味しいコーヒーが淹れられるドリップバックは多めに持って行きます。

宿のスタッフさん分も淹れて外でコーヒータイムを楽しんだり、綺麗にお掃除してくれたスタッフさんへ置き手紙とともに添えておいたり。

一期一会の出会い、そこに美味しいコーヒーがあればより思い出深い時間になると感じています。

自分たちが飲むだけじゃなくて、コミュニケーションツールになるのもコーヒーのいいところ。

家族分のお揃いタンブラーも旅のお供です。

 

おまけ:
旅にこそ持って行きたいアイテムたち

自分と向き合える旅先こそ、隙間時間にちゃんとセルフケアもしたいもの。

愛用・おすすめグッズも少しだけご紹介します。

1.読みかけの本

子どもたちの昼寝の間、砂浜で夢中で遊んでくれている時などの間、携帯を開くだけではもったいない。
読みかけの本、読み返したい本をカバンに忍ばせておくと突然訪れた貴重な隙間時間でも楽しめます。
(写真は子育て交換日記メンバーのなおこさんが送ってくれた本「小さな幸せ46こ」。沁みましたよーなおこさん)

2.ハンドクリーム

家事から離れる今こそこまめなセルフケア。

3.保湿クリーム

最小限にしたい荷物、子どもと兼用で使えるスキンケアは最高。
#かぞくごと プロジェクトでおなじみナチュラルサイエンスの「オリゴモイスチャークリーム」を愛用しています。
環境が変わる旅先でもしっかり保湿してくれて、家族みんなで使えます。

4.ボディオイル

お風呂上がり全裸で楽しそうに走り回るボーイズの保湿って結構大変。笑
追いかけ回している間に私もどんどん乾燥しちゃいますが、ささっと「バリアオイル」を塗れば安心!
モチっと肌に仕上げてくれます。嬉泣

5.アイマスク

いい香りのアイマスクはリラックスタイムに。

6.フェイスマスク

1日外で遊んで紫外線を浴びた肌もしっかりケアできる、レドナの「モイストホワイトマスク」。
潤った肌で目覚める翌朝も嬉しい!

 

きっと5年後はまた違う視点で家族旅行を計画してるんだろうな。

そう思うと今だから楽しめることを存分に味わっておきたいですね。
写真もたくさん撮っておこう。

子育て交換日記、3ターン目を書き終え、編集長の萌さんにバトンを戻します。

野心アンテナを常に張っている萌さんは、大自然の真ん中でピクニックしちゃおう、焼きたてのお菓子と紅茶を用意しよう、ここにはこの服を着て行こう、と自分らしく演出することを忘れない。
そんな風に目を輝かせながら野心を叶えていく姿に、私も刺激をたくさんもらっています。

4ターン目はどんなページが増えていくのか楽しみ。

萌さん、バトンを渡しますね。

 

 

イラスト:二階堂ちはる

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