NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「物語がはじまる、一皿のお菓子」。
雨の日、夜更かしする日、ピクニックの日…。
そんな季節とシーンを組み合わせた、物語がはじまりそうなお菓子のレシピを、パティシエしてとして活躍中のWeekender編集部代表コラムニストrisaさんがお届けします。
今月は、春のはじまりに作りたい“花畑みたいな苺レアチーズケーキ”。
少しずつ春の訪れを実感する日々ですね。
「暖かい日差しの中で芽吹いていく草木」や「蕾がほころび、色とりどりの花が咲き始める様子」など春の情景を思い描きながら、レシピを考案してみました。
可憐なお花たちを散らし、旬の苺の甘酸っぱさにきゅんとする一皿。
レアチーズケーキはバットで仕込むので、気軽に挑戦してもらえると嬉しいです♩
花畑みたいな苺レアチーズケーキ
【所要時間】60分(冷蔵庫で冷やす時間は除く)
材料(バット1枚分:約15×20cm)
・クリームチーズ 100g
・きび砂糖 50g
・生クリーム 100g
・ヨーグルト 100g
・板ゼラチン 2.5g
・レモン果汁 10g~苺ソース~
・苺 1パック
・きび砂糖 苺の重量の20%
・レモン汁 小さじ1~デコレーション~
・苺
・ハーブやエディブルフラワー
・お好きなクッキーやビスケット(チーズには全粒粉入りのものがよく合います)
下準備
・クリームチーズは常温でやわらかくしておく。
・板ゼラチンは氷水につけ、やわらかくして水気を切っておく。
作り方
1. ボウルにクリームチーズを入れ、なめらかになるまで混ぜる。
2. きび砂糖を少しずつ加えよく混ぜる。
3. ヨーグルトとレモン汁を耐熱容器に入れて、600wで40~50秒あたためる。
やわらかくしておいたゼラチンを加え、ダマにならないようによく混ぜる。
4. 【2】に【3】を2回に分けて少しずつ加えていく。
※この時、ホイッパーでしっかりと混ぜないとダマになります。
5. 生クリームを7分立てにし、【4】に2回に分けて加える。
ゴムベラでふんわりと混ぜるのがポイント。
6. バットに流し入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
~苺ソース~
1. 小鍋に苺ときび砂糖を入れ、和える。
2. 火にかけ、好みのゆるさになるまで煮詰める。
※焦げないように混ぜながら行いましょう。
3. 好みのゆるさになったらレモン汁を加え冷蔵庫で冷やす。
~デコレーション~
用意した材料をお皿に好きなように盛り付けます。
レアチーズケーキはスプーンで好きなだけ盛り、カットした苺や砕いたクッキーやビスケットを散らして。
苺ソースをかけて、ハーブやエディブルフラワーをあしらえば出来上がりです。
余った苺ソースは苺ミルクにも。
苺ソースを牛乳や豆乳で割れば出来上がり。
ソースの粒が気になる方は、ブレンダーにかけてくださいね。
ぽかぽかあたたかな日、新たな季節を愉しみながらほっこりする時間を過ごせますように。
今回で私のコラムは最終回となります。
今までコラムを通して野心を叶えてくださった読者の皆さま、本当にありがとうございました。
あたたかな春をお過ごしくださいね。
Editor:Tomomi Watanabe , ふじのあやこ
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