フードコーディネーターの鈴木麻友子さんによるコラム「いつもの食材でつくる、ほめられレシピ」。
今回は、中東の料理を日本風にアレンジした「大豆のファラフェル」と、3つのソースです。
ファラフェルとは、ひよこ豆と香辛料を混ぜ合わせて油で揚げた、コロッケのような中東の料理です。
今回のコラムでは日本でも馴染みのある大豆を使って作っていきたいと思います。
大豆のファラフェル
材料(約20個分)
玉ねぎ…1/4個
にんにく…1かけ
パセリ(葉のみ)…1〜2本分(10g)
パクチー…1〜2本(10g)
油…適量
カレー粉…小さじ1
塩…小さじ1/2
片栗粉…大さじ2
作り方
1.ボウルに乾燥大豆を入れ、水をひたひたに注ぎ、一晩冷蔵庫で戻す。
2.【1】の水分をしっかり切る。
玉ねぎ、にんにく、パセリの葉、パクチーをざっくりと切る。
3.フードプロセッサーに【2】、【A】を入れ、粒が少し残るくらいまで撹拌する。
フードプロセッサーがない場合は、材料を細かいみじん切りにし、大豆をすり鉢で潰す。
器に入れ、馴染むまで30分ほど冷蔵庫で寝かす。
4.大さじ1ほどの量を丸めて潰し、形を整える。
(※写真では片栗粉をまぶしていますが、なくてOKです)
5.鍋に油を熱し、180度でこんがりとするまで揚げたら、完成!
(油で揚げる時はあまり触らず、外側が硬くなってからひっくり返すと形が崩れにくいです。)
大豆の水煮を使ったり、まん丸に成形すると、揚げた際に粉々に散ったり爆発したりする可能性があるので、注意してくださいね。
(実は私も、試作したときにそれで失敗してしまったことがあります…!)
ファラフェルはこんがりと揚がって食感がよく、中はしっとり。
本場はいろんなスパイスを使いますが、今回は手軽に、スパイスの詰まったカレー粉で代用しています。
カレー粉と大豆の相性はぴったりでおいしいですよ。
次は、大豆のファラフェルにぴったりのソースを3種類ご紹介します。
3種のソース
(ごま、ヨーグルト、トマトサルサ)
材料
白ねりごま…大さじ2
レモン汁…大さじ1
すりおろしにんにく…小さじ1/2
塩…少々
ぬるま湯…大さじ1
ヨーグルト…大さじ2
マヨネーズ…大さじ1
レモン汁…小さじ1/2
塩…少々
ブラックペッパー…少々
みじん切りトマト…1/2個
すりおろしにんにく…小さじ1/2
ケチャップ…大さじ1
タバスコ…小さじ1
作り方は、それぞれ材料をすべて混ぜ合わせるだけ!
濃厚なごまソース、さっぱりヨーグルトソース、ピリ辛トマトサルサソース。
お好きなソースで楽しんでみてくださいね。
おすすめの付け合わせ
ファラフェルはピタパンに野菜と挟んで食べたりもしますが、ピタパンが簡単には手に入らないので、サンドイッチ用のパンを薄く伸ばして代用しています。
挟む野菜はミックスサラダ、赤キャベツの酢漬け、焼いたナス、アボカド、トマトなどがオススメですよ。
スタイリング
中東料理ということで、少し厚めのお皿とマットな素材の器を使いました。
添えたクロスもリネンの粗い素材のものを。
異国の料理のときは、竹のお箸を使うと不思議と馴染むのでオススメです。
配置がバラバラにならないように、野菜は大きめの器に詰めたり、パンも大きなお皿をトレイ代わりに使ったりと、まとめると◎
手巻き寿司やサンドイッチ、その場で好きなものを挟んで食べるのって楽しいですよね。
ぜひ、おうち時間に試してみてくださいね。
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