こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。
2021年の1番最初となる1月のテーマは、「新しいもの、変わらないもの」、このテーマを噛み砕いて、みんなで楽しむSNS上のハッシュタグは#そんなムード です。
コンセプトはこんな風に考えました。
NEXTWEEKENDではこの月間のテーマに合わせて、叶えたいことをWISHLISTと呼び、毎月3つずつ提案しています。
今月のWISHLISTはこんな感じ。
私は毎月このWISHLISTに合わせて3本記事を書いていますが、今回は「恒例行事をちゃんと楽しみたい」について。
1月といえば、習慣を見直したり1年の抱負を考えたりと、それまでの自分を整えるのにはぴったりなタイミングなので、多くの方がそうしているかもしれませんが、私の会社では、もう随分前から、毎年社員みんなで色紙に抱負(その年のそれぞれのテーマ)を書くようにしています。
1番上の段に自分のここ4年間の抱負を並べてみました。
(それ以外も、みんなの個性が爆発しているので並べさせてもらいました…!)
2017年「育」
娘を妊娠した時。
弊社では私が初めての妊婦だったので、誰も、少しの間休憩に入るということの想定ができず、不安や焦りもある中で、子どもはもちろんのこと、会社全体を「育てる」という気持ちで書いた文字。
オフィスの引越しもこの時に決めました。
2018年「今」
とにかく初めての育児に奮闘する中で、これまでと同じ働き方ができず、過去でも未来でもなく「今」できるベストを模索しようと覚悟をした年。
結果的には5年住んだ札幌の最後の年となりましたが、この抱負を掲げたおかげなのか、全力で楽しみ尽くして、今に繋がるたくさんの出会いができた気もします。
2019年「輪」
共感で繋がるコミュニティをすごく意識した時。
輪が成り立つには、中心にしっかりとした軸が必要で、どう周りの要素と触れ合うかによって温度感が変わるから、自分たちが何を考えているのかちゃんと形にして伝えようと決めた年でした。
2020年「動」
こんなご時世になるとは思ってもいなかったけれど、「とにかく時代が大きく変わる時だから、ひとまずいっぱい動いて流れるように動いて行きたい」と、なにやら未来を暗示するような抱負を掲げていたこともあり、実際にかなり流れるように形を変えられた気もします。
そして2021年…。
この原稿を書いている翌日に、会社のメンバーと抱負を書く予定です。
個人的に、今年は大きなリスタートの年になる気がしているので、どんなテーマにしようかは、まだ考え中です。
小学生の頃は書道の授業の義務でしかなかった「抱負タイム」も、大人になった今、未来を見据えた時に自分の中から湧き出てくるテーマは、かなり重要だと思っています。
心理学で言うカラーバス効果のように、自分の1年を #そんなムード としてとらえることで、ちょっとした発言、手に取る本、毎日の意思決定、細部に自分のムードが宿ってきて、結果的にその1年を動かすことになるのです。
具体的な目標をいくつも立てるのだってもちろんいいけれど、こんな風に大枠を掲げる時間は、1月の恒例行事におすすめです。
余談ですが、我が家では麻雀、花札、カルタなどの王道のゲームも恒例行事のひとつ。
その中に、昔私の母が親戚の子ども(と言っても、もう40代も後半ですが…!)たちのために作ったカルタがあります。
たった50枚のカードですが、それぞれの短文に詰め込まれた価値観は、今改めて見るとまさに自分に刷り込まれているものばかりだな、と思ったりします。
だって、紫陽花やスミレを見るとこの絵が浮かんでワクワクするし、ケーキ作りの手伝いなんて、今もなお、ずっと大好きなシーン…!
恒例行事を必ずしも続けるべきだとは思いません。
むしろ、時代に合わせて形を変えるべきだし、必要のないものは削ぎ落とすべきだとも思います。
だけどやっぱり、時代が変わるからこそ、大切にすべき恒例行事をちゃんと続けることで、それぞれの成長を感じられたり、その尊さに気付かされるのかな、なんて思っています。
2021年は、まだ始まったばかり。
それぞれの #そんなムード で毎日を少しずつ動かして、1年後には、今からは想像もできないほど濃い日々ができあがっていますように…!
今年もどうぞよろしくお願いします!