「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
NEXTWEEKENDスタッフがリレー形式でコメントを担当していきます。
(今日の担当:でわ)
子ども向けの絵本って大事なことがシンプルに書かれていて、心にスッと入ってくるんですよね。
そういう大事なことって、大人になるとつい忘れてしまっていることがよくある気がします。
映画も同じで、大切なメッセージをシンプルに教えてくれることが多くて、観終わった時には心が洗われたような感覚に。
今回、Weekender編集部のみなさんがおすすめしてくれた映画も魅力的な作品がたくさん…!
夏休みに観たい映画リストがどんどん埋まっていきそうです。
ミュージシャンを夢見る、主人公のギター少年ミゲル。
彼の一族はなぜか音楽を禁じられています。
ある日ミゲルは亡くなった先祖たちがいる「死者の国」に迷い込みます。
そこで出会ったガイコツと冒険をし、一族の秘密を知っていくストーリー。もうすぐ3歳になる息子と、初めて一緒に見た映画。
当時息子はまだ1歳で、もちろんストーリーはわからないのですが、ガイコツたちの怖いシーンでは怖がり、音楽のシーンでは体を揺らしていて、小さいなりに楽しめるんだなぁと感動しました。
「これから、たくさん一緒に映画を楽しみたいなぁ」と思った思い出の作品です。
日本のお盆にも通じるお話なので、夏休みに家族で見るのにぴったりだと思います。
(陽気な兄弟&穏やかなオットと暮らすおてんば母さん)
私も大好きな映画のひとつで、もう会えない家族に会いたくなると共に、今を大切にしたくなる映画です。
音楽もとっても素敵で、自然と口ずさんでしまいます。
まだ人との別れを経験したことのない2歳の息子ですが、もう少ししたら一緒に楽しみたいなぁ。
どんな仕事も続かない冴えない中年男性が、博物館の夜間警備員として働くことに。
その博物館では夜になると展示物が動き出す…。
男性が奮闘しながらも展示物たちと心を通わせていく様子、男性の行動や彼の子どもとの関係が少しずつ変わっていく様子を見ることができるような、大人もくすっと笑えるファンタジー。最初は飛行機の中で観て「これおもしろい!地上に戻ったらまた見よう!」となりました。
当時は独身で、これは子どもと見たら楽しいだろうなぁと感じていました。
我が家の子どもたちにはまだ少し早いようでしたが(2歳・4歳なので、小学生くらいだともっと楽しめるかと)、博物館の展示物が遊んでいる様子に「たのしいねー」や「パーティーしたいねー」と話していました。
大人が見てもわくわくし、夏休みにはぴったりかなぁと思います。
(米農家嫁で姉妹ママ)
絵本を読んでから、息子にとって気になる存在になった恐竜さん。
夏休みに恐竜の博物館に連れていってあげたいなぁなんて思っていたので、こちらの映画も楽しめそう!
恐竜って今は見られないものだから、大人にとってもいつもワクワクさせてくれますよね。
イギリスに住む3人兄弟の長女ウェンディが、子ども部屋で過ごす最後の晩。
三兄弟は物語の英雄ピーターパンのいるネバーランドへ空を飛んで旅に出て、ピーターパンの宿敵フック船長と対決をしたり、インディアンと遭遇したりと様々な冒険をするファンタジー。歌がキャッチーで子どもと一緒に歌いやすく、挿入歌さえも娘は歌えるようになりフっとしたときにみんな口ずさめるのが楽しいです。
『海賊との対決』『妖精の粉』『人魚の入江』など男の子女の子関係なく子どもがワクワクするものが散りばめられているので、大人もみていて冒険心がくすぐられます。
ピーターはお母さんがおらずネバーランドで暮らす“迷子たち(子どもたち)もウェンディにお母さんになってとお願いしますが、その時に三兄弟が冒険の楽しさで忘れていたお母さんの温かさに気づくシーンは、ジーンときてしまいます。
ピーターパンの原作はイギリスの劇作家。
現実的で空想を嫌うウェンディのお父さんとピーターパンの宿敵フック船長が敢えてアニメでも同じ声優さんが担当しています。
第一回の劇から同じ俳優が2役演じる指示があるというこだわりで、原作の思いや登場人物などもイギリスの文化などか反映されているので違う角度で大人も一緒に楽しめるとおもいます!
(会社員/夫とオマセな3歳の娘と3人暮らし)
幼い頃この映画を何回も観ていた記憶があるのですが、鮮明に覚えているのは、クック船長も出てくる船上での戦うシーンと、みんなが空を飛ぶシーン。
今回の感想を読んで、そうそうそういう設定だったと思い出しつつ、母となった私もどんなことを感じるのかとっても気になってしまったので、早速観てみたいと思います!
悪さをするのが生き甲斐の主人公、怪盗グルーは、あらゆる兵器を使って自分の邪魔になる者を排除してきました。
そんなグルーが、仲間のミニオンたちとともに月を盗もうと計画。
ところが孤児院育ちで元気いっぱいの幼い三姉妹に出会い、“未来のパパ”と勘違いされてしまったことでグルーの人生が大きく変化していくストーリー。大人気キャラクターミニオンズが登場する初めての映画「怪盗グルーの月泥棒」。
ミニオンズたちのかわいさもさることながら、怪盗グルーと3姉妹たちのかわいいやりとりに癒されること間違いなし。
グルーにとって、月を盗むという計画のために必要だった3姉妹ですが、それ以上に大切な存在になっていく…そんな過程が大人も観ていて泣けちゃいます。
(旅と映画が好きな会社員)
ファンキーなイメージのあるミニオン。
実は映画をまだ観たことがなくて…!
なので、今回のコメントにある「月を盗む」というワクワクするようなワード、そして3姉妹との関係性を深めていく過程について、とっても気になってうずうずしています!
夏休みのある日、小学校の帰り道に主人公の康一が拾った大きな石から、なんと河童の子どもが…!
河童のクゥと康一家族のひと夏の出会いと別れを描いた感動のストーリー。日本版「E.T.」と評しても過言ではないくらいに大好きな作品です。
クゥの可愛らしさや豊かな自然描写の魅力に加え、「もしも現代日本で河童が見つかったらこうなるな…」という厳しい視線もしっかり描かれており、子どもも大人も楽しめる内容になっています。
(会社員/妻・子ども2人と4人暮らし)
こちらも知らなかった作品。
日本版「E.T」だなんてもう観るしかない…!と、すぐに調べてみました。
コメントにもあるように、現代に向けて厳しい視点もしっかり描かれていて、大人にもメッセージが送られている映画とのこと。
しっかり向き合って観たいと思いました。
癖のある人たちが入院してくる病院。
いじわるなおじいさんが、記憶が1日しかもたない主人公のパコと出会って、変わっていくストーリーです。テンポがよくギャグやおふざけも多いので、前半は笑えて後半は泣けました。
私は泣けましたが、子供が見たらどんなことを思うのかな、と思える作品です。
(遊び心を忘れたくない大人女子)
ビジュアルを見てもしかして…と思い調べてみたのですが、印象的だった映画「嫌われ松子の一生」の監督の作品なんですね!
「泣いたり笑ったり」って思いっきり感情を揺さぶられる作品に触れたい気分だったので、観てみたいなぁ。
私も子どもが観たときの反応が気になります!
学校になじめない主人公が、イギリス人のおばあちゃんの家で魔女修行という名で生活しながら、少しずつ元気を取り戻していくストーリー。
夏休みと聞いて思い出す映画のひとつです。
おばあちゃんの家で自然に触れながらの生活も癒されますが、おばあちゃんからの魔女修行の教えは、朝起きる時間から、何時に何をするのか「何でも自分で決める」ということなど。
愛情たっぷりで、大人になっても時々思い出してしまいます。
(遊び心を忘れたくない大人女子)
「おばあちゃんの教え」というワードに、もう心がぎゅっとなっています。
今でも「いつか魔法使えるときがくるんじゃないか」なんてたまに思っているのですが、映画のなかで魔法がどんな風に描かれているのか気になりました。
少女になった気分で観てみたいな。
魔女の母と人間の父との間に生まれた少女キキ。
13歳の満月の夜に旅立ち、魔女のいない町で1年間修行するというしきたりに従い、旅に出ることに。
相棒の黒猫ジジと一緒にほうきで滑空して到着した港町コリコのパン屋さんに間借りさせてもらい、さまざまな経験をしていくストーリー。「夏休みに観たい映画」で真っ先に思い浮かんだのがジブリ作品。
幼い頃から何度も観てきました。
「となりのトトロ」も夏らしくて大好きなのですが(特におばあちゃんの野菜畑できゅうりをかじるシーンが好き!)、今回選んだのは、魔女の宅急便。
昔はキキに憧れて、ほうきで飛ぶ練習をしていた記憶があります。笑
大人になっても子ども時代の心を思い出せるし、物語出てくる街の美しさにも癒されるので、おすすめです。
親子でもきっと楽しめる作品だと思います。
(NEXTWEEKEND編集部)
きっとこの映画って「このシーンが好き」って人それぞれたくさんありそうですよね。
ちなみに私は、ニシンパイを焼いているシーンが好きです。
(みんなの好きなシーンも知りたい!)
実は最近、なかなか映画をゆっくり観れていなかったのですが…
みなさんにおすすめを教えてもらって、観たい映画リストがいっぱいになりました。
夏休みもあることだし、家族で楽しむ映画時間を満喫したと思います。
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