NEXTWEEKENDコラムよりお届けする、「おうちがもっと好きになる、季節のしつらい帖」。
インテリアコーディネーターとしても活躍するWeekender編集部コラムニスト小林華子さんが、移ろう季節の中で楽しみたいしつらいをご紹介しています。
七夕の季節が近づいてきました。
七夕は梅雨時期のため曇りの日も多く、今年は天の川が見えるだろうか…?と、毎年心配になりますよね。
今回は、そんな七夕を思い、おうちの中でも天の川をイメージできるウィービングタペストリーをご紹介します。
ウィービングタペストリーとは、縦に張った糸に毛糸で織り上げていくタペストリーのこと。
冬の編み物で余っていた毛糸や捨てられずに保管していたリボン、サイズアウトした子どものTシャツなど、おうちにあるものをかき集めて作りました。
夜空に合いそうな色を選んでみてくださいね。
まずは、タペストリー作りの材料となるTシャツヤーンの作り方からご紹介します。
Tシャツヤーンの作り方
材料
・不要になったTシャツ
作り方
1.Tシャツを画像のように3分割にカットする。
2.真ん中のお腹のパーツを真ん中で半分に折り、輪になった方から端を残して等間隔にカットする。
3.【2】を広げて画像のようにカットし、反対側も1本の紐になるようにカットする。
4.1本になった紐を強く引っ張るとクルンと丸まる。
腕の部分も同じ容量でTシャツヤーンが作れますよ。
七夕に向けて飾りたい、
ウィービングタペストリー
材料
・ダンボール(作りたいタペストリーのサイズより、一回り大きめのもの)
・毛糸やリボン、羊毛、Tシャツヤーンなど
・紐(麻紐がおすすめ)
・棒や枝など<道具>
・はさみ
・くし(粗いものがおすすめ)
作り方
1.はさみを使って、ダンボールの上下に1cm間隔で1cm程度の切り込みを入れる。
2.切れ込みに引っ掛けながら麻紐を張る。
3.麻紐の一番下に画像のようにフリンジをつける。
(毛糸などの糸が細い場合は、2〜3本束ねてフリンジにしても◎)
4.毛糸を麻紐の上と下交互に通しながら織り進める。
くしで毛糸を下に詰めながらすると、美しく織れます。
5.途中で毛糸の種類を変えると、表情豊かに仕上がります。
羊毛やリボンなど、素材の違うものを織り込むと立体的に可愛くなります。
途中で、アクセントになるようなフリンジを入れるのもおすすめです◎
6.好みのサイズまで折れたら、ダンボールの後ろで麻紐をカットする。
一番下の麻紐は、隣同士で硬く結んで短くカットして表から見えないように。
端に伸びて余った毛糸は、裏面で織り込んで余分な毛糸をカットします。
7.一番上の麻紐は隣同士で棒に結びつける。
ここでも結び目が表から見えないようにすると美しく仕上がります◎
8.壁にかけられるよう、麻紐を結び付けたら完成。
太めの毛糸やリボンが織りやすいので、おすすめです。
中途半端に余った毛糸や、キレイだとなかなか捨てられない包装のリボン、サイズアウトしたけど思い入れの強いTシャツなど、短い紐でもこのタペストリー作りでは大いに活躍してくれます◎
ぜひ、素材のいろんな表情を楽しみながら織ってみてくださいね。
素敵な七夕を過ごせますように。
Editor:Ikumi Takaoka
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