NEXT WEEKEND DATE

「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
NEXTWEEKENDスタッフがリレー形式でコメントを担当していきます。
(今日の担当:さき

食べること、そして作家さんの素敵な器を集めることが趣味なので、このシリーズではよく、食にまつわる特集時にコメントを担当させてもらっている気がします。

几帳面な性格に思われがちなのですが(?)、普段のごはん作りは「だいたいこんな感じかな〜」と目分量で味付けすることがほとんど。

大さじ・小さじスプーンが登場することは、数える程しかありません。

なので実は、料理本をちゃんと読み込んだことがなく…!

今回は自分の引き出しを増やすつもりで、みなさんのおすすめ本を学びたいと思います!

 

料理家 内田真美さんの「私の家庭菓子」。
春夏秋冬、季節ごとに作りたいレシピが見やすくまとめられた、1年を通して楽しめる本です。
シンプルな器への盛り付け方、スタイリングもとても参考になり、見ているだけでも楽しくなる1冊。
おうち時間に、たまにはちょっと手の込んだお菓子作りにチャレンジするのもいいなあと思う方にもおすすめです。
(会社員/北海道で一人暮らし)

“季節の移ろい”という言葉は、わたしにとってパワーワード。

内田真美さんのInstagramを拝見したところ、季節の果実を追いかけ、1年以上かけて撮影されたレシピ本なのですね…!

フィード投稿に並ぶのはシンプルでいて、美しいお菓子の数々。

スタイリングを含め、とっても気になる一冊です。

 

小学校の頃、図書館でも人気だった「わかった・こまったさん シリーズ」。
児童書なのでメインはそのお菓子やお料理にまつわる子ども向けの物語ですが、最後のページにレシピがまとまっています。
ネットで検索すればレシピ動画もたくさん出てくる時代ですが、この本はレシピが全てイラスト説明なのが新鮮で可愛いです。
当時、我が家にはオーブンがなく、いつかこのレシピを作りたい…という憧れでもありました。
大人になって再会し、レシピ通りに作れた時の感動はひとしおでした。
(どたばたワーママ)

「わかった・こまったさん シリーズ」全部持っていました!

当時はレシピ本として認識していたというより、物語が好きで読んでいましたが、確かに楽しいレシピ本ですね…!

わかったさんのアップルパイ、懐かしいなあ。

マドレーヌ、ドーナツ、シュークリーム、プリン、全部読み返したくなりました。

 

毛 宣惠さんの「甘すぎないから、毎日食べたくなる菓子屋シノノメの焼菓子」。
東京にある、だいすきな『菓子屋シノノメ』のレシピがのっています。
北海道に住んでいてお店にはなかなか行けないけど、こうやっておうちで作れるようにレシピがあることがとっても嬉しいです。
材料や道具をひとつひとつ説明されているページもあるので、作り始めたときに助けられました♩
(会社員/夫とふたり暮らし)

菓子屋シノノメさんの世界観、素敵ですよね。

お店にはなかなか行けないという時に、お気に入りのお店のレシピを作ることができるのが、レシピ本のすごいところだなあ。

お菓子作りは“だいたい”、“目分量”で作れないので、一つひとつ説明してくれているのは密かに嬉しいポイントですね!

 

飯島奈美さんの「シネマ食堂」。
映画「かもめ食堂」などのフードコーディネートを手掛けられ、レストラン「eatrip」を主宰されていることで有名な飯島奈美さんの簡単レシピや映画のことが紹介されている本。
かなり前に購入していますが、何度読み返しても飽きない一冊です。
映画の世界に浸れるのもお気に入り。
一緒に映っている本→レシピ本ではないのですが、食と旅がテーマの「やっぱり食べに行こう」(原田マハさん)も料理好きにおすすめの一冊です!
(フードコーディネーター/仲良し兄妹の母)

映画に出てくる食卓シーンって、どうしてあんなに惹かれるのでしょう。

わたしの場合は特に素朴であればあるほど、魅力的に感じます。

何度読み返しても飽きないのは、きっと随所にちょっとしたコツやこだわりが散りばめられているんだろうなあ。

映画を観ながら、同じご飯を食べる野心を叶えたいです!

 

松場登美さんの「石見銀山・群言堂 他郷阿部家の暮らしとレシピ」。
世界遺産・石見銀山をはじめ、歴史的な建造物や文化財が並び、当時の面影を残す大森の町並み。
そこに武家屋敷を再生した宿「他郷阿部家」があります。
この本には、四季を味わえるレシピや古民家での暮らしにまつわるお話が載っています。
昔ながらの知恵や道具を、今の暮らしになじませる様が美しく、何度見ても飽きません。
手間暇かけて育てられた食材に感謝し、丁寧に料理をする。
そんな気持ちになる1冊でした。
(Uターン田舎暮らし/週末農業)

“四季を味わえるレシピ”、“古民家での暮らし”という言葉もわたしにとってパワーワード!

日本の手仕事が大好きなので、今すぐにでも読みたい一冊です…!

今一度、食べ物の旬について考えたくなりますね。

 

SHIORIさんの「SHIORIの毎日和食」。
まだ料理初心者の私でも、SHIORIさんのレシピで作ればハズレはなしです。
心も体もホッと温まるレシピばかりなので、毎日のようにお世話になっています。
お出汁の取り方、野菜の切り方など、料理の基本から教えてくれます。
使う調味料も味醂、酒、塩、砂糖、醤油など大体同じなので、あの調味料無い…!なんてことがなく、気軽に作れるレシピばかりです。
(優しい夫とふたり暮らし)

チームガルテンにはSHIORIさんオンラインサロンメンバーが多数いて、最新レッスンがあがるたび、SNSには美味しそうな投稿が溢れていますが、毎日のようにお世話になっているレシピ本とはすごい!

大体同じ調味料で作れるって、料理の継続力に関わってきますよね。

和食ワザ、知りたいなあ。

 

タサン志麻さんの「志麻さん式 定番家族ごはん」。
私のロールモデルの一人、家政婦の志麻さん。
テレビに出るときは必ず観ていますが、いちばん気になるのは、レシピよりも料理の手際の良さ。
レシピだけでなく、料理の手際のルール、さらに子育ての考え方も満載の1冊です。
離乳食の取り分けレシピ、玉ねぎのみじん切りのコツ、手作りドレッシングの黄金比、特別な日のレシピ、フランス流子育てのコラム…。
今、私に必要なものが詰まっている、自慢の料理本です。
(雨男2人と丁寧な暮らし)

おすすめポイントに、納得の一言!

志麻さんの手際の良さと機転、テレビで見る度すごいと思っています…!

料理の黄金比とルール、わたしも知りたいです。

 


静岡新聞社出版部の「魔女の食卓 季節と暮らしを楽しむ4つのテーブル」。
ごく普通の毎日に彩りを添える4名の方の食卓は、どれも季節感を大事にしながら、究極にファンタジック!
テーマも、アラブの砂漠のロマンスだとか、パリ13区の旧正月だとか……聞くだけでワクワクしてしまいますし、細部までこだわって整えられたテーブルセッティングは、まさに圧巻の一言です。
日々をさらに楽しむヒントが詰まっている、魔法のレシピ本です。
(家族とわんこと田舎暮らし)

本の帯「料理とは、人生を美しくする究極の魔法」というフレーズにとても惹かれました。

そしてテーマが面白い!

その人の暮らしを垣間見ることができて、料理だけでなく、たくさん刺激をもらえそうです…!

 

レシピ本と一口に言っても、ジャンルやテーマ性、ベーシックなものからスタイルを含んだものまで、バリエーションの豊富なこと!

わたしも本からたくさんのコツとアイデアをもらって「この一冊がパートナーです!」と言えるような一冊に出会いたいな。

毎日訪れる、食べるという時間。

みなさんの自慢の料理本もぜひハッシュタグ#うれしい仕込みでシェアしていただけたら嬉しいです!

 

野心を叶えたら、ハッシュタグでシェア

NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
▶︎今月のハッシュタグ「#うれしい仕込み」も募集中!

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