毎日頑張る家族や自分のための手作りお弁当は、元気をチャージできるメニューを選びたいもの。
コラム「お母さんのお弁当手帖」では、家族のために毎日お弁当を作っている料理家のお母さんに、お弁当作りのレシピやコツを教えてもらいます。
今月は秋にしみじみ美味しい和風弁当をご紹介します。
がんもどき
主菜は手作りがんも。
自分で作るがんもどきは市販のものとは別物の美味しさ。
お豆腐さえしっかり水切りできれば簡単に美味しく仕上がります。
作りやすい分量 (小さめ6個分)
・木綿豆腐 1丁(300gくらい)
・ほぐした卵 1/2個分
・片栗粉 大さじ1/2
・昆布茶粉末 小さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・ごぼう 10cm
・にんじん 3cm
・乾燥ひじき 大さじ1
・黒ごま 小さじ2
・付け合わせのシシトウ
作り方
1.豆腐は重石をして3時間ほどしっかり水切りをする。
(私は豆腐の上に小さめのバットを乗せて、さらにその上に水を入れたボウルを乗せて水切りしています)
2.ごぼうはささがき、にんじんは輪切りにしてから細切りにする。
(繊維を断ち切るように切るとしんなり柔らかい口当たりです)
ひじきは豆腐の水分で戻るのでそのまま使う。
3.豆腐をフードプロセッサーかすり鉢で滑らかにする。
4.卵、調味料、具材、片栗粉を加えて混ぜる。
5.手に油を塗り、形を整える。
(今回はお弁当用に小さめに作りました)
6.フライパンに油を2cmほど注いで熱し、先に付け合わせのシシトウをサッと揚げる。
7.次にがんもを片面にしっかり色づくまで揚げ、もう片面もこんがり揚げる。(合計5分程度)
揚げたてに生姜醤油をかけていただくのが最高に美味しいんです。
冷めても美味しいのでお弁当にも◎。
銀杏の塩炒り
もう1品は今が旬の銀杏をシンプルに炒めて塩で味付けしました。
お弁当には串に刺してあげると可愛いですよ。
作り方
1.殻付きの場合、滑らないよう銀杏を布巾の上に置き、殻の合わせ目を上にして金槌で叩き、殻を破り身を取り出す。
2.薄皮は熱湯をかけて冷めるまでしばらく置いておくと剥きやすい。
3.フライパンに油をひき、銀杏を炒める。色が鮮やかになってきたら塩を振りかけて完成。
それではお弁当に詰めてみましょう。
▲gif画像を使用しています。
今回は他に焼き塩鮭、サツマイモの甘煮レモン風味(2020年4月レシピ参照)ラディッシュの飾り切りを用意しました。
がんもどきにはお醤油を別に添えてあげたら完成です。
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