毎日頑張る家族や自分のための手作りお弁当は、元気をチャージできるメニューを選びたいもの。
コラム「お母さんのお弁当手帖」では、家族のために毎日お弁当を作っている料理家のお母さんに、お弁当作りのレシピやコツを教えてもらいます。
今回のレシピは、「ブリの味噌粕漬け」と「にんじんきんぴら」。
甘酒や粕汁などでおなじみ発酵食品「酒粕」を使って作ります。
酒粕に豊富に含まれる旨味成分が食材の味を引き出し、料理をとても美味しくしてくれるのはもちろん、整腸作用に美肌効果と、いいことづくめ!
今時期は身体を温めてくれる豚汁などの汁物に加えたり(洋風のスープにもおすすめ)、他にも様々な料理の調味料として気軽に取り入れたいですね。
色々なタイプの酒粕が売っていますが、今回は便利なペースト状のものを使いました。
ブリの味噌粕漬け
材料(作りやすい分量)
・味噌:50g
・みりん:大さじ1
・ブリ切り身:2切れ
作り方
※食べたい日の2日前に【4】までの工程をしておきます。
1.酒粕、味噌、みりんを合わせ、よく混ぜておく。
2.ブリの切り身はキッチペーパーなどで水気を拭き取る。
3.【1】をブリに満遍なく塗り、保存容器かジッパー付きの保存袋に入れ、冷蔵庫で保存する。
4.2日後くらいが食べごろ。
冷蔵庫で1週間保存可能。
5.ブリを取り出し、味噌粕をあまり取り除かずにグリルやオーブンシートを敷いたフライパンで焼く。
フライパンの場合、片面に焼き色が付いたら裏返して、蓋をして3分ほど弱火で蒸し焼きにする。
※魚のほか、肉や野菜を漬けても美味しいです。
2品目は、パパッと作れる旨味たっぷりのにんじんのきんぴらです。
にんじんのきんぴら
材料(作りやすい分量)
・砂糖:小さじ1/2
・醤油、酒粕:小さじ1
・ごま油:適量
・いりごま:適量
作り方
1.にんじんは斜め薄切りにしてから、細切りにする。
2.フライパンにごま油を熱し、にんじんを炒める。
3.にんじんがしんなりしてきたら、砂糖を振り入れ、絡めながら炒める。
4.さらに酒粕と醤油を合わせたものを回し入れ、さっと炒める。
5.仕上げにいりごまをかける。
それではお弁当箱に詰めてみましょう。
▲gif画像を使用しています。
1.ブリを乗せる部分を少し低めにしてご飯を詰めます。
2.大葉を敷いてからブリをのせます。
3.他にはだし巻き卵とグリーンのミニトマトを用意しました。
4.ご飯に梅干しを乗せて完成!
※酒粕にはアルコールが含まれているので、妊婦さんやお子さんにはアルコールを飛ばしたものを用意しておくと良いでしょう。
鍋に酒粕と水少々を加え、弱火でふつふつとさせながら5分ほど煮ます。
冷めてから冷蔵庫で保存すればOK。
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