「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
3月からは、編集長の村上萌がコメント担当になりました。
デザインや構成も少しずつ変更して、みなさんに楽しく読んでいただける季節の小ネタ集を作っていきたいと思います。
改めてよろしくお願いします!
そして本題。
睡眠はどんな人にとっても必要不可欠ですが、その質が高いほどに翌朝の目覚めも良く、良い1日のスタートを切れるのは言うまでもありません。
じゃあ、高級マットレスにしてシルクのパジャマを着ればいいのか、と言われるとそれだけでもなく…。
いろいろなことがある毎日でも、自分なりに寝る前の習慣を作って、小さな達成感とともに眠りにつければ、それはきっと幸せな眠りにも繋がるはず。
「始まる季節に想いを寄せて #詠みたい日 」がテーマの今月は、Weekender編集部のみなさんに「こそっと言いたい寝る前の習慣」について聞いてみました。
寝る前の香りにこだわる
寝室をアロマで心地よい香りで満たして、爪や唇のケアをしたり、読書をする時間が至福です。
心温まるお話を読んで1日を締めくくると、翌日も優しい気持ちで過ごせるような気がします。
最近友人に教えてもらった奥田英朗さんの「我が家のヒミツ」は短編集で読みやすく、全編通して家族の優しいお話だったので、就寝前文庫としてぴったりだと思います!
(食いしん坊な管理栄養士)
セルフケアをする時間を香りで演出をすると、ぐっと気分も盛り上がりますよね。
私は焼き菓子をオーブンで焼いている間、少しずつ香ばしい匂いが部屋に充満してくると、なぜだか急に集中力が上がって仕事が捗るという謎な性質を持っているので、常にクッキー生地を冷凍庫にストックしています。
ちなみに今も何かが焼けています。
火を使わないのでお子さんのいる家庭は特におすすめ。優しく香るし、コンパクトだからどこにでも置けるし、いたずらされる心配も少ない!より心地よい睡眠をと思って香りを取り入れたのですが、寝る前に好みの香りを選んで精油を垂らすという行為そのものにも癒されている気がします。
(2歳の女の子のママ / 専業主婦)
同じく、無印良品のディフューザーを使っています…!
(間接照明機能と加湿機能があるやつにしましたが、アロマストーンもあるんですね)
部屋が優しい香りで包まれてくる頃に、「やっぱりこれにしてよかった〜」なんて思って目を瞑る瞬間は、小さなことですが間違いなく日々の中でできる成功体験の積み重ねですよね。
明日の自分の準備をする
間接照明だけにして、とことん自分の世界に浸ります。生地をこねたり、泡立て機で泡立てたり。無心でそれらを繰り返していると、頭と心をリセットできる気がしていて、お気に入りの時間の過ごし方です。
ゆるい内容のラジオも、ほどよく気持ちを和らげてくれるんです。
おすすめは北欧、暮らしの道具店さんの「チャポンといこう!」というインターネットラジオです。
PodcastやSpotifyでいつでもどこでも聴けますよ!
(時短勤務の会社員 / 1歳男児の母)
はちきれんばかりに膨らんだスコーン、美味しそう!
家族が眠りについた後に元気な時って無敵ですよね。
そんな夜は、やりたかったことを沢山引っ張り出してきてはりきるものの、あっという間に眠くなってしまったり…。
そういえば小学生の時、旅行に連れて行ってもらうのが嬉しすぎて図鑑を10冊くらい持って行って、1冊も読まなかったこともあったなぁ。
朝はバタバタしがちなので夜だけでもしっかり保湿する時間を作るように。
おすすめは『AUX PARADIS』さんのアルガンオイルとアプリコットオイル、ロバのミルクが入ったボディミルクと、『ナチュラルアイランド』さんのカレンデュラ発酵エキスやハトムギ発酵エキスが入ったプレミアムボディミルク。布団に入った瞬間や起きた時に自分からふわっといい香りがすると「明日も、今日もがんばろう」と気分が高まります…!
(奈良の日常編集者)
自分からふわっといい香りがすると安心しますよね笑。
卓球した後とか誰にも会いたくないもんな。
それにしてもロバのミルクが入ったボディミルクって…!
ハイジの生活のようでときめくなぁ。
時には大変な1日だってあるけれど、眠りにつく前に思いっきり笑うと「さっ、明日も頑張りますか!」って気持ちになれるんですよね。
ハッピーな気持ちで1日を締めくくること、おすすめです。私が今1番好きなのは「誰も傷つけない漫才」をモットーにしている、兄弟コンビの「ミキ」。
兄弟ならではの息の合った掛け合いとテンポの良さ、仲が良いところも大好き…!
「アナと雪の女王」をテーマにした、2019年M1グランプリの敗者復活戦ネタは小さなお子さんも一緒に笑えるはず。
ぜひ見てほしいです!あぁ、癒し。
(NEXTWEEKEND総務)
職業の欄、NEXTWEEKEND総務って笑。
参加してくれてありがとう笑。
うちの娘もパピコあげたら「モナカやないかい」って言ってました。
思いっきり笑うと、一旦全部どうでもよくなって何かがリセットしますよね。
毎日更新してくれるロバート秋山さんのクリエイターズファイルのインスタが、心の支えです。
具体的に言うと複数枚投稿の2枚目の演技力が最高。
1日を素敵に締める
毎日その日1日の娘の写真を見返しながら、愛しい気持ちで心をいっぱいにして眠ります。
でもこの日は、結婚記念日だったので、結婚式のアルバムを見返しました。
1人で見返すのも楽しいけれど、大切な人と思い出を振り返りながら写真を見返すの、とってもおすすめです。
昔から、自分の小さい頃の写真を家族で見ながら、昔の笑い話を聞く時間が大好きでした。
おうち時間が増える今だからこそ、寝る前に関わらず、大切な人とぜひそういう時間をとってみてはどうでしょうか。
(育休中の会社員 / よく食べる旦那さんと1歳の娘と3人暮らし)
アルバムを一緒に見るって、人間関係においてすごく良い時間ですよね。
私の会社でも、たとえどんなにSlack化が進んでも、面白写真だけはLINEのアルバムに入れて日々更新されていくのですが、締め切りに追われてピリピリしてたって、それを見るだけで、「この人たちと一緒に楽しく歩いていきたいな」なんて、本質的なことを思い出せるもんなぁ。
娘さんもきっと、こんなに愛されてたんだなって、いつか想像してくれますね。
わざわざ言うことでもないのですが、忙しかったり遅くなっちゃったり自分が眠かったりすると、つい忘れてしまいがちな「抱きしめる」こと。
こんな今だからこそ、1日の終わりにぎゅーっと抱きしめ合うことで、互いに安心できるのかもしれません。
明るい春よ、早くこい!
(5歳3歳2児の母 / フードコーディネーター)
ハグした時の温度とか、腕とか、お腹とか、そういうのを感じると愛しさも増しますよね。
私も娘を保育園に迎えに行ったらまずは手を広げるようにしています。
いつまで飛び込んできてくれるんだろう〜。
今日もちゃんと嚙みしめよう。
好きな本の一部だけ読むと、気持ちを前向きにして眠りにつけます!
何度も読んでるうちに、暗記してきて、読まなくても、「あ!こういう気持ちの時はこの言葉を思い出すんだ!自分!」みたいになれます。
(大阪で働くOL / 神戸で夫と2人暮らし)
私の本も載せていただいていて恐縮ですが(ありがとうございます!)、共感した思考を、自分のものにしていく過程すごくよく分かります。
もしかして小学生の頃の教科書音読ってそういう意味があったのかなぁ。
なんて今更思ったり。
旅先やお気に入りのお店で購入したシロップやコーディアルを毎晩ソファでちょっとずつ飲んでいます。
夏はすっきり爽やかな飲み口のものを、冬はからだを温めてくれるようなドリンクを選ぶようにしています。
おすすめは沖縄「Atelier Cafe Bar 誠平」さんのコーディアルシロップと、奈良「tsuzuru」さんのアポリティフ。
「こうすればよかったかな」って反省する日も、「ちょっと疲れたな」ってシャットダウンしたくなる日も、お家に美味しいドリンクがあれば救われる気がします。
(奈良の日常編集者)
旅先でコーディアルやシロップを買うと、それを飲む度に楽しかった記憶が蘇って、美味しいだけじゃないリラックス感がありますよね。
うちのキッチンにも誠平さんのコーディアルが並んでいますが、手描きの素敵なラベルが相まって、疲れた日の魔法のお薬みたいな存在です。
切り取って見ると「余裕がないとできない時間」に見えるかもしれませんが、今日始めることが、1ヶ月後の習慣になることだって大いにあるはず。
「いつか」と思っている理想の生活は、今日の自分の行動次第。
帰り道に無印良品に寄ったらできてしまうことかもしれません。
何かと不安定なご時世ですが、そんな時だからこそ、毎日やってくる眠りの時間に心地いい習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
みなさんのアイデアも #詠みたい日 で教えていただけたら嬉しいです。
さてさて、今日のクリエイターズファイルは何かな。
野心を叶えたら、
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NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
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