器コーディネーター伊藤唯さんによるコラム「知っておきたい器のあれこれ」。
今月も器で楽しむテーブルアイデアをお届けしていきます。
知っておきたい器のあれこれ、5月のテーマは子どもと一緒に使いたいテーブルアイテム。
子どもの器、どんなものを使っていますか?
我が家では、娘は大人と同じようなものを使いたいし、自分で決めたいタイプ。これはどう…?と本人と相談しながら、やっと定番ができてきました。
なので、わが家の子どもの器は、大人も一緒に使えるものばかり。
その中でも、出番が多くて、あってよかったなと思う器たちをご紹介します。
子どもも大人も使える器選びがしたい方の、参考になれば嬉しいです。
おやつや朝ごはんにわくわく感を。愛らしい形の木のプレート
つやつやの質感とふっくらした形が気になって買った木のプレートは、娘がよく使うアイテムのひとつです。
自分で運んでもらうときの安心感もあり、自宅でのおやつタイムに渡しています。
この器にのせるとスムーズに食べてくれることが多く、形が愛らしいことは、子どもが嬉しくなるポイントなのかもと感じています。
お子さんと一緒に、気にいる形を見つけてみるのもいいかもしれません。
手持ちアイテムに合うキッズサイズを。安定感のある汁椀とお茶碗
毎日使う汁椀とお茶碗は、子どもが使いやすい小ぶりなサイズで、元々あった大人のものと近いデザインのものを選びました。
汁椀は、大人のものとも近い色の漆塗りで、ご飯茶碗は、お皿を愛用している作家さんのもの。
他の器とも繋がりのあるアイテムなので、一緒に並べるとさりげなく一体感のあるテーブルができます。
子どもにご飯茶碗を探すなら、重心が低いものを選ぶのがおすすめ。
3歳児も意外と危なげなく使えています。
洋食やパスタには頼りになる1枚を。かっこいいホウロウ皿
▲ホウロウのプレート:金森正起
作家さんがご自身のお子さんにも使われている様子が美しく、私も倣っているのが、ホウロウのプレート。
ふわりと濃淡のある白は、絵のように美しいのに割れにくく、油汚れも落としやすいので、子ども用としてもぴったり。
普段のパスタや洋食はもちろん、張り切った料理にも、すごく頼りになる1枚です。
外にも連れ出しやすいので、ピクニックライフも豊かになりますよ。
時にはシリコンプレートも取り出しながら、娘の食事には、これらの器を使っています。
ライフステージに応じて変わっていく器選び、その時々の楽しみ方が見つかるといいなと思います。
今月の器メモ
和食器に合わせるプレートは、東南アジアのクラフトアイテムを使っています。楽しい絵付けと、和食器とも合う風合いのあるところが気に入っています。最悪、割れたら諦めようと思えるリーズナブルさも子どもに渡しやすいです。
Editor:Tomomi Watanabe , ふじのあやこ
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