新年、明けましておめでとうございます。
新しい年の幕開け、強制的にまた1から始まることで多くの人が新しく始める習慣やルーティンを考え始める時かもしれません。
私はと言えば…。結婚と起業を同時にしたこともあり、これまでの約13年間をアスリートである夫の移籍に合わせながら、出身地である横浜を出て、群馬、神戸、札幌、大阪、長崎と住まいを変えながら2拠点生活の中、東京で会社を経営してきました。
(若かりし頃…)
ただ、夫の年齢も30代後半となり(もしかしたらこの後さらに転々とする可能性が出てくる年齢)、娘が小学校に入学する今、夫の新天地である盛岡にそのままついていくのではなく、一旦娘と2人地元に暮らしてみるという選択をすることにしました。
全体の最適解だと思って決めたものの、家族が離れて暮らす日が迫るにつれて新年だというのに不安でいっぱい。
私がテキパキしていると思っていただきがちですが、夫がしっかりしているものだから実は頼りっきりで、ゴミ捨てのスケジュールもトイレットペーパーのストックも、娘の習い事の振り替えも、全部夫がマネジメントしてくれていたので本当に恐ろしい…(そこかい)
“ひとまず”とか“一旦”とか“仮りの暮らし”だなんて思っていたらあっという間に一年が終わってしまいそうなので、プロジェクトだと思って向き合ってみようと思うことにしました。
テーマは、「それぞれにちゃんと力をつける2024プロジェクト」
やだな、なんかもう字面がストイック…。いや、頑張ろう。(情緒不安定)
今自分たちの中にあるキーワードと、理想の7日間の過ごし方を整理。
その通りになんていかないだろうし、なんなら自分は予想外のことが起きる方が好きなので、これをすることにはたいした意味もないかもしれませんが、やっぱりこうやって書き出してみることで、勝手に不安を大きくしていることに気づけます。
理想はいつだって、案外シンプル。
うん、ひとまずやってみよう。
ちょっと前向きな気持ちになれました。(写真にどれも哀愁ある影が入っているのがちょっと気になるけど)
ちなみに、ある研究によれば、現代人が1日に受け取る情報量は、平安時代の一生分であり江戸時代の1年分なんだそう。
私たちは便利と引き換えに、必要以上に情報に惑わされ、そしてしなくてもいい選択や比較を迫られ勝手にストレスの中に追いこまれているのかもしれません。
煩悩にのみこまれそうになると、以前朝日新聞に投稿されたことで話題になったこちらの記事をよく思い出します。
自分の今をもっと好きになったり、明日をより良くするために情報を使いこなすのはいいけれど、情報のせいで大切なことに気づけなくなっては元も子もありません。
自分が大切にしたい理想の7日間を把握した上で、新しい1年に向き合ってみると、自分らしいルーティンが見つかるかもしれません。
2024年1月にNEXTWEEKENDが掲げる月間テーマは「密かに決めたこと」、みんなで楽しむSNSのハッシュタグは #はじめどき 。
コンセプト文はこちら。
それぞれにとって良い2024年になりますように!
私も力をつけるプロジェクト頑張ります…!
追記
この記事は、2023年の年末に書いた原稿でした。この後2024年1月1日に石川県能登半島で大きな震災が起きてしまい、当たり前の七日間なんてないということを改めて痛感しています。被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。1日も早く日常が戻りますように。