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料理の仕上げ用にハーブを購入したはいいけど、持て余してしまった…そんな経験はないでしょうか。

「取り入れ方が分からない」「なんとなく難しそう」などのイメージを持たれることも多いハーブですが、使い方を知ることで料理の幅がぐんと広がります。

今回は、それぞれに素敵な香りや深い味わいを持つハーブのレシピを #かぞくごと パートナーズとともに集めてみました。

いつもの料理に追加するだけで一気に特別感が出るハーブ。みなさんの食卓にも、新たな風が吹きますように。

#かぞくごと って?
家族との時間を楽しむためにNEXTWEEKENDが作ったSNS上のコミュニティ。
今期は15人のパートナーズと企画を盛り上げていきます。
#かぞくごと に集まる投稿を見るだけでなく、ぜひ家族との小さな野心を叶えた瞬間を切り取って、ハッシュタグをつけて楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

ドリンクや料理に使えるお手軽ハーブレシピ

Recipe
1. お好きなハーブを小分けにする。

2.  製氷機で水と一緒に入れて凍らせたら完成。

Point
✔️ ドリンクとの相性を考えて、比較的すっきりした香りのハーブ(ローズマリー、ミントなど)を選んでみました。

✔️ 一緒に飲んだ義母や夫が、これ何入ってるの?ハーブ?と驚きながら楽しんでくれました。見た目も味もいつもとはひと味違って、夏は特にいろんなハーブとドリンクの組み合わせを楽しんでみたいと思いました。

 

Recipe
1. ハーブを耐熱皿にのせ、ラップをせずに電子レンジで乾燥するまで加熱する。

2. 乾燥したハーブを手でパラパラにほぐし、すり鉢に移して粉末状にする。

3. 細かくしたハーブに対して2〜3倍の食塩を加えて軽く混ぜたら完成。

Point
✔️ 料理で使ったフレッシュハーブを無駄なく活用できます。

✔️ 薄くスライスしたきゅうりとサーモンで作るロールカルパッチョにもぴったり。オリーブオイル大さじ1、レモン汁小さじ1、ブラックペッパー適量、ハーブソルト小さじ1/4をよく混ぜたものをかけて仕上げました。

 

おやつ時間を彩るハーブのデザートレシピ

Recipe
1. 容器に合わせた量の水に、水の20%の分量のきび砂糖を入れ、煮溶かしてシロップを作る。

2. 【1】のシロップが冷める頃にお好きなハーブを入れて香りを移せば、「ハーブ香るシロップ」の出来上がり。

3. フルーツを一口大に切って瓶に詰め、冷やした【2】を注ぎ入れたら完成。

Point
✔️ ローズマリーとミントは全部は使い切れない事が多いので、まとめてフルーツポンチに入れてみました。

✔️ とてもいい香りのするフルーツポンチができます。どちらもポピュラーで手に入りやすいハーブなのでおすすめです。

 

Recipe
〜ローズマリークッキー〜

1. 無塩バター(50g)は室温に戻しておく。ドライのローズマリー(小さじ1)はみじん切りにする。

2. 【1】のバターと砂糖(30g)をよく混ぜ、ふるった粉類(小麦粉70g、米粉30g)、卵(1個)、ローズマリーを入れてひとまとまりにする。

3. ラップの上に【2】の生地をのせ、直径3〜4cmの棒状に整え、冷蔵庫で15分程冷やす。オーブンを予熱170℃にセットする。

4. 【3】の生地を厚さ5mm程度に切り、170℃で15分焼いたら完成。

〜バタフライピーラテ〜
1. ティーポットにティーパックを1個入れ、沸騰したお湯(200〜240ml)を注ぎ冷まして冷蔵庫に入れる。

2. グラスに氷を入れ、ガムシロップ、牛乳または豆乳(150ml)を注ぐ。

3. 2層の色がきれいに出るように、【2】の上に【1】を注いだら完成。

Point
✔️ ハーバルセラピストの知人にレシピと効能を伺い、自分の身体の状態に合わせてハーブを選びました。ハーブの知識を深めつつ、心も身体も整えたい!

✔️ ローズマリークッキーはとにかく香りが良く優しい味で、クリームチーズを添えてもとても美味しいです。バタフライピーは牛乳との相性がバッチリ、見た目も夏らしく美しいラテになりました!

✔️ ハーブだから子どもにはどうかな?と思いましたが、どちらも娘にヒット…!バタフライピーラテはカルピスで割ってもおいしいとのこと。子どものおやつにおすすめです◎

 

Recipe
1. ドライラベンダーはすり鉢ですりつぶしておく。

2. フードプロセッサーにアイスクリーム、はちみつ、【1】のラベンダーを一緒に入れてよく混ぜ合わせる。

3. よく冷やし固めたら完成。

Point
✔️ 庭のラベンダーがたくさんの花を咲かせたので、クラフトにアロマに料理にとあらゆる方法で楽しみ尽くしています。育てるのも簡単で、香りも本当に癒されるので、ぜひ育てるところからおすすめしたいハーブです。

✔️ 雨上がりの庭で子どもたちと香りを楽しみながら摘むのは、梅雨の季節のご褒美のような時間でした。ドライ加工するために吊るしたラベンダーはその様子も可愛くて、ドライになったラベンダーをぱらぱらと解したり、すり潰すときの香りが部屋中に広がるのもしあわせなひとときでした。

✔️ 爽やかで甘いラベンダーの香りのおやつは、子どもたちにも大好評。我が家の初夏の定番レシピとして作り続けていきたいと思います。

 

お祝いやパーティーを盛り上げるハーブづくしのテーブル

Recipe
〜バジルが決め手の緑のミネストローネ〜
1. 野菜をお好みのサイズにカットする。

2. バジルは葉をちぎり、ほうれん草と一緒にブレンダーにかけペースト状にする。

3. ベーコンを炒め、野菜も入れて軽く炒めたら水を入れ、火が通るまで煮込み、塩胡椒で味を整える(お好みでコンソメを入れても。我が家はやさい麹を追加)

4. 食べる前に【2】のペーストを溶き、ひと煮立ちさせたら完成。

〜パリパリチキンとマッシュルームのソテーにディルのソース〜
1. 鶏もも肉はキッチンペーパーで水気を取りフォークで穴を開け、塩胡椒する。マッシュルームはスライスしておく。

2. ディルのソースを作る。ディルはみじん切りにし、ヨーグルト、マヨネーズ、すりおろしたにんにく、レモン、塩を入れて混ぜたら完成。

3. 鶏もも肉はオリーブオイルを引いたフライパンに皮目からじゅうじゅう押し付けて焼き、裏返してキッチンペーパーを被せて(フライパンからはみ出さないように)中に火が通るまで焼いたら完成。(裏返したあたりでマッシュルームも一緒にソテー)

〜ディル、くるみのこねないパン〜
1. 刻んだディルとくるみ、強力粉300g、塩5g、イースト3g、ぬるま湯240mlをボウルに入れて粉っぽさが無くなるまで混ぜ、冷蔵庫の野菜室で一晩発酵させる。

2. (ベタつくので)打ち粉(分量外)をたっぷりとした場所に取り出して、ガス抜きしつつ丸める。

3. くしゃっとさせたクッキングシートを敷いたボウルに入れて二次発酵30〜40分。

4. クッキングシートを敷いたstaubごと250度に予熱する。

5. 【4】に粉を振って十字にナイフを入れ、クッキングシートごと鍋に移し蓋をして250度で30分、その後蓋をとって10分。美味しそうな焼き目がついたら完成。

Point
✔️飾りに欲しくて買ったハーブをつい余らせてしまうことが多かったので、パックをまるごと使えるレシピを考えました。

✔️ スープにはペースト状にして入れ、パンには刻んで細かく、ソースはクリーム状にすることで子どもでも抵抗なく楽しめるメニューを考えました。

✔️ オーソドックスなものが好きな夫に、ディルのソースはどうだろうなぁ…とちょっと不安に思っていましたが、まさかの一番のヒット。全然ありだね(夫的には褒め言葉)をいただき、楽しくおいしい父の日ランチになりました。

✔️ ハーブをちぎったり刻んだり、パン生地やソースを混ぜたり…子どもにもお手伝いしてもらいやすい箇所がたくさんあって、親子で楽しく準備ができました。

 

Recipe
タルティーヌのトッピング
〜1.レモンディルバター〜

1. バターを室温に戻す。ディルの葉とレモンの皮をみじん切りにする。

2. 【1】とガーリックパウダー、黒胡椒を混ぜ合わせ、クッキングペーパーに乗せて棒状にする。

3. 冷蔵庫で冷やし固めたら完成。

〜2.ディルのアボカドペースト〜
1. ディルの葉をみじん切りにし、アボカドをフォークなどで潰す。

2. 【1】とカッテージチーズ、塩こしょう、レモン果汁を混ぜたら完成。

〜3.ディルのオイルペースト〜
1. ディルの葉をみじん切りにし、パルミジャーノを擦りおろす。

2. アーモンドと【1】をフードプロセッサーにかける。

3. 【2】にオリーブオイルを少しずつ加えて混ぜ合わせ、味を見ながら塩こしょうを加えたら完成。

Point
✔️ レモンディルバターや各種ペーストをパンにのせ、シーフードなどを添えればタルティーヌの完成。ディルを混ぜたタルタルソースやポテトサラダ、卵サラダもとてもおいしかったです。

✔️ これほどハーブをふんだんに使ったテーブルは初めてでしたが、夫も4歳の娘も「こんな風に使えるんだね」「パンにのってるのおいしい〜!」と気に入ってくれました。1歳の息子も、ディル風味のポテトサラダや卵サラダをパクパク…!記念日のお祝いがより楽しい時間になりました。

 

楽しさ広がるハーブのおつまみレシピ

Recipe
〜おつまみ系〜
1. ハム、ハーブ(イタリアンパセリ、チャイブ)を刻む。

2. クリームチーズ、ハム、にんにく、黒胡椒を混ぜて好きな形に整える。

3. ハーブを【2】にまぶし、パセリの茎をてっぺんにさしたら完成。

〜デザート系〜
1.ドライフルーツ、ミントを刻む。アーモンドは砕く。

2.クリームチーズに【1】を混ぜて好きな形に整えたら完成。

Point

✔️ 旦那さんがハーブがあまり得意ではないので、ハーブの中ではクセが少ないイタリアンパセリとチャイブを選びました。ミントも普段食べ慣れない方は少なめでも良いと思います。

✔️ クリームチーズもハーブも苦手な旦那さんが「リッツパーティーしましょ」と言いながらもりもり食べていました。

 

Recipe
1. 豚ひき肉(300g程度)をよく捏ねる。

2. 牛乳(大さじ1)に浸したパン粉(大さじ1)、みじん切りにしたセージの葉、塩コショウと【1】を合わせたら、ソーセージの形に成形する。

3. 小麦粉(大さじ1)と水(大さじ3)をよく混ぜ、そこに【2】をくぐらせたら、片栗粉(大さじ1)を表面につける。

4. ラップで【3】をつつみ、端をねじる。さらにアルミホイルで包む。

5. 蒸篭や蒸し器で10分程度蒸し、アルミホイルとラップをはがして、油を敷いたフライパンで焼いたら完成。

Point
✔️ 「長生きしたければ、庭にセージを植えなさい」というヨーロッパの諺があるくらいセージは飛び抜けて強力な抗酸化作用や殺菌効果があるそう。

✔️ セージは香りも強いので少しクセがあるのですが、子どもたちも食べやすいように、細かくみじん切りにしてお肉に混ぜました。他に乾燥バジルやタイムなど入れても良さそうです。

✔️ 自家製のソーセージを使ってホットドッグパーティーを楽しみました。手作りのソーセージなら、添加物を気にする必要が全くないのも嬉しいポイントです。

 

今回は #かぞくごと の4つの切り口の中から、“楽しみ方” をキーワードに「みんなのハーブレシピ」を集めてみました。​​

情報が多いことが必ずしも自由であるかというと、それによって思ってもいなかった意見に左右され、取り越し苦労をすることだってよくあること。
しなくてはいけないことに追われるだけでなく、したいと思うこと、嬉しいこと。
かぞくごとでは、家族との時間をめいっぱい楽しむことを大切にします。

取り入れてみれば、料理の幅がぐんと広がるハーブ。

種類もたくさんあり、スーパーマーケットなどでも手軽に手に入れることができるので、ぜひ一度試してみてくださいね。

みなさんの食卓に並んだ「ハーブレシピ」もぜひ #かぞくごと のハッシュタグで教えてください。

楽しみにしています!

Writer : ふじのあやこ
Designer:Yuri Gomi
Editor : Tomomi Watanabe

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