NEXT WEEKEND DATE

「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
NEXTWEEKENDスタッフがリレー形式でコメントを担当していきます。
(今日の担当:いくみ

出会いと別れの季節でもある春は、切なさと希望が入り混じったなんとも言えない気持ちになります。

卒園式や卒業式帰りの人を見かけては、いろんな背景を想像して勝手にセンチメンタル。笑

この季節は、贈り物を選ぶ機会も増えますよね。

今回は47都道府県の日常編集者・Weekender編集部のみなさんに、大切な人に贈りたいおすすめの本を教えてもらいました。

贈りたい人の顔を思い浮かべながら、ぜひ気になる1冊を見つけてみてくださいね。

 

 

社会学者である筆者が、コロナ禍と同時に子連れでヘルシンキに移住した記録。
「幸福度世界一」とか「おしゃれな北欧デザインの国」…みたいな評価とは違う(賞賛も否定もしていない)、ヘルシンキで生活して感じたことが冷静に、ときにユーモアを交えて記されています。

生活に変化のある春。
国や社会やさまざまな環境に、文句を言いたくなることも多いけれど、どこに行っても大変なことはあるし、外国と比べたり、誰かと比べても意味はなくて(比べることは不可能で)、自分で折り合いをつけて解決していくしかないよね、となんだか励まされた気持ちになりました。

新生活を迎える友人に。
「大変なこともあるけれど、すべては経験として自分の中に残るはずだよね。共に頑張って乗り越えようね。」ということを伝えられるように贈りたい一冊です。

新生活はどうしても不安や緊張もありますが、お守りになるような本に出会えたら素敵です…!

フィンランドというと、私も「おしゃれな北欧デザインの国」というイメージが強かったので、新たな一面を知ることができそうな一冊だなと思いました。

選んだときの想いを添えられたら、きっとうれしいだろうなあと思います。

 

表紙からすでに可愛いのですが、中のイラストも可愛くて、詩集のような絵葉書のような本なので気負わずに読むことができます。
みんなから集めた365のささやかな「しあわせ」が詰まった一冊です。
ちょっとひと息つきたい時にページを開きたくなります。

毎日、お仕事や育児を頑張っている大切なひとに、お茶でも飲みながらふうっとひと息ついてこの本のページをめくってほしいという思いを込めて贈りたいです。

表紙が素敵だと、お部屋のインテリアにもなっていいですよね。

365日のしあわせ。

1日1ページ、大切にめくっていくのも楽しそうだなと思いました。
(待てずに読んでしまいそうですが笑)

癒しのお茶の時間にもぴったりですね!

 

内容は主に岸田 奈美さんの日常生活のエッセイなのですが、吉本新喜劇のよう…!が最初の感想です。
でもこれも切り取り方なのかなぁと思います。
つらい事やなんでなのと言いたくなるようなことがあっても、くすっと笑わせてくれます。

「忙しくて疲れてしまった人」や「なんだか緊張やそわそわしてしまう春を迎える人」に「大丈夫。深呼吸して、これ読んで笑ってみて!」と贈りたいです。

岸田 奈美さんの文章って、どんなときにもユーモアがあってすごく楽しいですよね。

そんな物事の捉え方も真似びたい。

最近元気かな?と少し心配していた友人に贈りたいな。

 

忙しい毎日を送っていて、肩の力を抜きたいな…と思っていた時に出会った本です。
共感できる部分もあれば、そんな考え方、価値観もあるんだな〜と面白くあっという間に読み終えちゃいました。
失敗をしてしまったり上手くいかない日があるとつい自分を否定しちゃうもの。
周りのことを受け入れながらも自分を認めて改めて愛してあげられるきっかけをくれる本です。
自己肯定感が上がります!

「今の自分のままでいいんだ」と思わせてくれるようなゆるっとしたイラストにも癒されてみてください。

「自分に贈りたい本」という考え方も素敵!

自分を認めてあげるということ、目の前のことに必死な時はつい忘れてしまいがちですが、たまには立ち止まってそんなことを意識する時間も大切ですよね。

リセットしたいな…と思った時に読みたいです。

 

いわゆる「詠み人知らず」の詩を翻訳した一冊。
毎日、子育てを頑張るお母さんたちへ。
できなかったことも、諦めたこともたくさんあるけれど、頑張った「今日」を肯定して温かいエールを送ってくれる詩です。

ちなみに、ネットでもタイトルで検索をすると全文を読むことができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
「大丈夫!もう十分やってるよ」と声をかける代わりに贈りたいなと思う本です。

私は2月に出産した友人がいたので、お祝いとして一緒に渡しました。
頑張りすぎてしまう性格の子なので「お守り」として、持っていてほしいなと思います。

弊社のメンバーも母が多く、いつもそばで見ながらすごいなあ…と思う瞬間がたくさんあります。

なかなか予定通りにいかない毎日でも、いつも母として頑張っている大切な人たちに読んでほしい。

ご出産のお祝いにもぴったりの一冊ですね!

 

センスはなくても、ちょっとしたコツを積み重ねれば素敵なインテリアになる、そんなコツが惜しみなくめいっぱい詰まった本です。
今までインテリアの勉強はしたことがないけれどお家のことを考えるのは好き。

なんとなくの感覚で自分の心地よいお家を作ってきましたが、この本を読むことでこれでよかったんだ、と背中を押してもらえたり、もっとこうできるかも!と気づきをもらったり。
次はどんなアイデアがあるのかな、とページをめくるのが楽しくて仕方がなかった本です。

⁡テーブル、ラグやベッドのサイズや選び方、家具の選び方から絵や植物のディスプレイのコツ、光の量のコントロールの仕方。
⁡これからお家づくりをする方にも、今あるものは使いつつなんとかしたい…!と思っている人にも贈りたいです。

「センスのおいらないインテリア」という言葉に、まず励まされました…!笑

家具は大きな買い物ですし、選ぶことに勇気がいりますよね。

インテリア作りのヒントがたくさん詰まっていそうで、読んでみたくなりました。

インテリア好きな人、これからお家をづくりをする人、お引越しを控えている人への贈り物としてもいいですね。

 

思い返すと、小学生の頃に親戚からもらったハリー・ポッターは今まで手に取った本の中で一番分厚く、ページをめくるたび大人になった気がしてうれしかった。

ちょっと人生に迷っていた時(笑)、大切な友人からもらった新たな世界が広がる本には背中を押してもらいました。

本の贈り物の記憶はすごく心に残っていて、改めていいなと思いました。

メッセージを込めて選んでくれた一冊って特別ですね。

相手の今をたくさん想像して、贈りたい本を選ぶ時間も幸せだな。

おすすめを教えてくださったみなさん、ありがとうございました。

 

Design:Hitomi Sakano
Writer :Ikumi Takaoka

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