NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
頬を撫でる風が心地良くなり、お洒落もお出かけも楽しい秋がやってきましたね!
読書もスポーツも楽しみたいですが、やっぱり食欲の秋が何より楽しみな私です。
寒暖差が大きいこの時期は、体のリズムが乱れがち。
残暑の疲れが体やお肌に出てくる時期でもあります。
そこで今回は、体やお肌に栄養をしっかり補給しつつ、秋の食卓が楽しみになるような一品をご紹介します。
今月のキレイメモ
・ヘルシーな鴨肉で新細胞のもとになるたんぱく質を補給!
たんぱく質は筋肉増強だけではなく、美肌作りや疲労回復にも欠かせない大切な栄養素です。・きのこ、かぶに豊富な食物繊維で腸活をサポート!
乱れがちな腸のリズムを整えます。
ワインによく合う、鴨肉とかぶのメープルソテー
鴨肉は市販の処理済み・下味付きの燻製ローストなどを使えば、忙しい日でも気軽に調理することができます。
鶏もも肉やラムチョップで代用してもOKです。
【所要時間】約10分
【保存期間】冷蔵庫で2~3日間保存可能
(※気温が高い日はなるべく2日で食べきりましょう!)
材料(作りやすい分量/2~3人分)
・鴨肉ロースト(市販) 150〜160g
・かぶ(普通サイズ)1個
・しめじ 1/4株 ※他のきのこ類でもOK
・オリーブオイル 大さじ1弱
・無塩バター ひとかけ
・メープルシロップ 大さじ1※お好みでクミンパウダーやシナモンパウダーなどのスパイスや、粉チーズなどを少々まぶしてもおいしいですよ!
【A】
・白ワイン 大さじ1
・塩 少々
・ブラックペッパー 少々
作り方
1.市販の鴨肉ローストをさっと湯引きし、水分をしっかりふき取ってから約1cm幅にスライスする。
写真のように熱湯を皮目にかける程度でOK!
2.きのこは石づきを除いて手で裂き、かぶは8等分にくし切りにして皮をむく。
かぶの葉は洗って水分をふき取り約1cm幅に切る。
3.フライパンにオリーブオイルを引いて中火にかける。
油をよくなじませてからバターを加え弱火で焦げないように溶かし、鴨肉を重ならないように並べる。周りにきのこを加えて約1分中火で加熱する。
4.鴨肉を裏返したら、かぶ・かぶの葉を加えて【A】を全体にまぶし、蓋をして約2分中火~弱火で蒸し焼きにする。
5.火を止め、メープルシロップを加えて全体を和え、お好みで塩(分量外)やスパイスで味を調えれば完成。
お気に入りの器に盛り付けて下さいね!
作り方ポイント
✔️さっと湯引きすることで鴨肉(特に皮部分)の余分な脂を落とすことができます!✔️バターは必ず弱火で溶かし焦げ付きを防ぎましょう!バターとオリーブオイルをダブル使いすることで旨味が増し、秋にピッタリな味わいになります。
✔️かぶは火が通りやすい野菜のため、加熱は数分でOK。あとは余熱でゆっくり火が通ります。
✔️きのこはしめじ以外に、舞茸やエリンギなど数種類ミックスして使うとうまみが増します。
メープルシロップの甘みやバターのコクが染み込んだ秋の食材たちは絶品!
塩やスパイスで味を引き締めれば、ワインにもぴったりです。
大人も子どもも一緒に楽しめる秋の一品、ぜひお試し下さいね。
旬の食材を楽しみながら体の内側から美しく、食欲の秋を楽しみましょう!
<参考文献>
・「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店)
・「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
・「栄養素の通になる」(上西一弘)
・「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
・「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著(SBクリエイティブ)<参考サイト>
食品成分データベース
Editor:Ikumi Takaoka
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