こんにちは。花とんぼのエイミーです。
すっかり涼しくなりましたね。
美しい色の草花が増える秋は、より切り花が買いたくなる季節。
今回は「エシカル」という言葉に注目して、消費者として切り花とどうやって向き合っていくべきだろう、を考えるコラムを書きたいと思っています。
切り花を買ったその瞬間から、花の育て親は消費者になります。
飾りたいと思う気持ちと同じぐらい、ケアをしてあげたい気持ちを持ってみることがまずはエシカル消費の第一歩。
今回は花が枯れるちょっと前にできる楽しみ方を紹介したいと思います。
長く花を楽しむための、茎の処理と飾り方
みなさん大体想像がつくかもしれませんが、花を長く楽しむためのポイントは「茎の処理」。
それでもなぜ処理するかはご存知でしょうか?
切り花が枯れる1番の理由は、茎の根本に菌が繁殖して、水を吸えなくなってしまうからです。
水がお花まで届かないと当然枯れます。
(切り花になる前は根っこや球根が付いている為、菌は根本から入ってきません。)
その菌で塞がれた茎を取り除き、切り花が枯れる前にひと工夫すれば、あと一歩長く花を楽しめます。
水を張ったお皿の上で飾る、
最後の花の楽しみ方
こちらは飾って1週間たったもの。
1週間でも既に菌は繁殖しはじめるので、茎を短くカットして飾っていきます。
1.グリーン(今回はユーカリ)は5cmくらいに切り分け、お水を張ったお皿に乗せます。
2.切り花も一輪ごとに本体から切り分けます。
(今回はランとアルストロメリア)
(マリーゴールドは花首近くを切りました。)
3.実もの、枝ものも細かく切ります。
(今回はバラの実)
4.あとは好きに並べて出来上がり。
とてもシンプルですが、水が茎を辿らず直接お花に届く事により更に長く楽しめます。
なので、枯れる少し前に茎の処理をすること、そして水から離したアレンジをすること。
この2つの工夫で花々に菌が繁殖することを防ぎます。
ぜひ試してみて下さいね。
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