NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

ここではこれを、“常美菜”と呼んでいます♩

今回は、ビールや炭酸系ドリンクにも合う「牛肉とアスパラのスパイシートマト煮込み」です。

アスパラやトマトが美味しい季節になりました。

時にまぶしい初夏の陽気が降り注ぐこの時期は、意外と体に疲れがたまりがち…。

そんな時は、代謝をサポートする栄養豊富な旬のアスパラで、美味しく楽しく、体の中から健やかに美しく。

今回は深めのフライパンや鍋1つでできる、栄養満点のおかずレシピをご紹介します！

牛肉とアスパラの
スパイシートマト煮込み

【保存期間】冷蔵庫で約2日間
（※スープごと冷凍すれば約2週間保存可能 ）
【所要時間】約20分

材料（作りやすい分量）

作り方

1.アスパラガスは根元数センチを切り落とし、残りを約3センチ幅に切る。
根元に近い部分は筋が固い場合があるので、さらに縦に半分に切ると食べやすい。

2.トマトはざく切りにする。
玉ねぎは芯を除いて、くし切りにする。
アスパラガスを牛肉できつく巻く。

3.小麦粉または米粉を、アスパラガスに巻いた牛肉の表面全体にまぶす。

深めのフライパンまたは鍋にオリーブオイルをひき、強火で温める。

重ならないように【3】を並べ、周りに玉ねぎとトマトを敷き詰め加熱する。

4.牛肉の表面全体に軽く焦げ目がつくように、菜箸でそっと返す。
（※触りすぎると巻きが緩み、肉が外れてしまうので気を付けて！）

5.肉の色が変わったら鶏がらスープを加え、次に【A】を加える。
クッキングシートなどで落とし蓋をしてから蓋をし、弱火にして約10分煮込む。
（※途中で何度か、フライパンまたは鍋をそっと揺らして、スープ全体に味が馴染むようにしてください。）

6. 全体に味が馴染み、玉ねぎがしんなりして、いい香りがたてば完成！

フライパンごとテーブルにサーブしてもよし、器に取り分けてもよし。

冷やしたビールや炭酸系のドリンクとよく合います。

残ったスープはうまみたっぷり。

カレー作りやスープパスタ、タンドリーチキン風煮込みなど、他のお料理にぜひ活用を！

捨ててしまわず、最後まで堪能してくださいね。

体の中からキレイメモ

アスパラガス

代謝をサポートする「アスパラギン酸」が豊富です。季節の変わり目の疲労回復、スタミナアップにぴったりの食材です。

トマト

紫外線ダメージなどによる細胞の老化を緩やかにする抗酸化力が高い、「リコピン」などの栄養素が豊富です。
うまみ成分も豊富なので、料理に美味しさをプラスしてくれます。

カレー粉

カレー粉は20～30種類ものスパイスをブレンドして作られたミックススパイス。
食欲を刺激してくれたり、料理に奥行きのある風味をプラスしてくれます。

ご飯にもビールにも合う、初夏の気配を味わえる一品。

初夏のお疲れ予防やスタミナアップに役立てていただければと思います。

今月も、旬の食材を楽しみつつ、体の中からキレイと元気を磨きましょう！

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