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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。

フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。

ここではこれを、“常美菜”と呼んでいます♩

今回は、旅行気分を味わえる「台湾屋台みたいな、ごぼうと卵のスパイス煮込み」です。

春が旬のごぼうは香り高く、特に新ごぼうはやわらかな食感が特徴。

便秘予防など腸活に欠かせない「食物繊維」が豊富なごぼうを、今回は栄養満点の卵と合わせて台湾風の煮物にしました。

私の大好きな万能スパイス「五香粉」を使った簡単レシピは、エスニックな香りで台湾の屋台に妄想トリップできそうな「春の夢旅ごはん」!

栄養満点でどこか懐かしい味わいの、心と体に嬉しい常美菜です。

 

ごぼうと卵のスパイス煮込み


【保存期間】冷蔵庫で約3日間
【所要時間】約20分(※茹で卵を作る時間は除く)

材料(作りやすい分量)

・新ごぼう…約1本
・卵…4個
・五香粉…小さじ1強
※お好みで分量は調整してください
【A】
・水…400ml
・茶葉(ウーロン茶またはほうじ茶。※1)…大さじ1
・濃口醤油…大さじ1
・黒糖…大さじ1(なければきび糖などでもOK。※2)
・本みりん…大さじ1
・オイスターソース…小さじ1/2
・しょうが…薄切り約3枚
・にんにく…ひとかけ
※1 茶葉はお茶パックに入れておく。
※2 黒糖を使うことでコクが出て旨味が増し、ミネラル成分など栄養価も高まる。

下準備

・茹で卵を作る。
冷蔵庫から出したての卵を沸騰した鍋の湯に入れ、約8分茹でたらすぐ冷水にとり、粗熱が取れたら皮を剥く。
(保存を前提に、固茹でになるようにしています)

・にんにく(ひとかけ)は皮を剥き、芯を除いて包丁でつぶしておく。

作り方

1. 鍋に【A】を入れてひと煮立ちさせ、その間にごぼうを準備する。

新ごぼうは皮をピーラーでそぎ、斜め薄切りにしたら水にさらしてアクを抜く。

2. 茹で卵と水を切った新ごぼう、五香粉を鍋に加える。

弱火で蓋をして、約15分間煮込めば完成!

できたてを食べてもいいですが、少し時間を置くことで味がしみ込みます。
一晩寝かせるのが私はお気に入り。

五香粉の香りがしっかりしみ込んだ新ごぼうと煮卵は、台湾の屋台を想い起こさせてくれますよ!

アレンジ

牛肉や焼き豆腐を加えて、すき焼き風にしても◎

エスニック系と相性の良いパクチーはもちろん、春が旬のクレソンをたっぷり添えても美味しいです。
クレソンのほろ苦さと清涼感が煮汁によく合います。

栄養価も高まるので、手に入ればぜひマリアージュを楽しんでみてくださいね。

食パンにごぼうとピザ用チーズをのせて焼いた「ごぼうチーズトースト」もおすすめです。

こちらには、黒胡椒やパセリをトッピングして。
ハムを敷いてもOK。

朝ごはんにはもちろん、おつまみにもぴったりです!

 

体の中からキレイメモ

ごぼう

腸内環境の乱れは、腸以外の体の不調とも関係があります。
ごぼうには、腸内の善玉菌を増やす作用のある「食物繊維」が非常に豊富。
便通の改善、生活習慣病予防もサポートしてくれます。
妊活や妊娠初期に必要な「葉酸」や、むくみ予防をサポートする「カリウム」なども、ごぼうには含まれています。

卵は「万能食材」と言われるように、栄養バランスが整った優秀な食材。
細胞のもとになる「良質たんぱく質」をはじめ、乾燥肌予防に嬉しい「ビタミンA」、脂質などの代謝をサポートする「ビタミンB2」や「パントテン酸」、皮膚の健康にかかわる「ビオチン」など様々な栄養素が含まれています。
医師による制限やアレルギーがなければ、毎日1個は食べたい食材です。

しょうが

体の内側から温める働きのあるしょうがは、春先の冷え性予防にもおすすめの食材。
少し加えるだけで旨味や香りが高まり、料理の味わいも増しますよ。
(私はスライスしたショウガを小分けにしてラップでくるみ、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に常備しています。
使いたい時にさっと使えるので便利ですよ。
食材ロスの削減にもつながります。)

にんにく

にんにくも体の中から温める働きがあるため、冷え性対策におすすめの食材。
抗菌・殺菌作用も高いので、数日間保存する常備菜にも向いています。
にんにくには、疲労回復効果も期待されています。
芯が残っていると味が悪くなるもとになるので、調理の際に必ず芯は取り除いてくださいね。

本場の台湾風煮卵は、殻つきのままヒビを入れて調理するものが多いです。

ここでは常備菜として気軽に食べやすく、また時短でアレンジしやすいように、卵の殻は剥いてから調理・保存するレシピにしました。

保存することを考えて卵は固茹でにしていますが、半熟好きの方は食べる際に、作り立ての半熟卵を味がしみ込んだごぼうに添えてももちろんOK!

夢旅ごはんを楽しみながら、体の中からキレイと元気を磨きましょう!

五香粉を使った他の常美菜レシピはこちら。

【常備菜ならぬ、“常美菜”!】紫外線ケアを食事で。レンジで作る、チキンとパプリカのエスニック蒸し

<参考文献>
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「食べる美女肌セラピー」(X-Knowledge) 伊達友美/著

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