毎日頑張る家族や自分のための手作りお弁当は、元気をチャージできるメニューを選びたいもの。
コラム「お母さんのお弁当手帖」では、家族のために毎日お弁当を作っている料理家のお母さんに、お弁当作りのレシピやコツを教えてもらいます。
あっという間に12月。
今年は特別な年でしたが、スーパーに出かけると旬の食材が例年通り美味しそうに並んでくれている…そんな光景を見るとなんだかほっとします。
今時期は新豆も。
豆類も新米と同じように、新物は格別の味。
おうちにいる時間が長いこの季節、ゆっくりと新豆でお料理を楽しんでみませんか?
今回は金時豆の基本の茹で方と、茹でた金時豆を使ったアレンジレシピをご紹介します。
金時豆の茹で方
金時豆1袋(250g)
1.金時豆を鍋に入れ、たっぷりの水を注ぎ一晩(5時間以上)おく。
2.そのまま火にかけ沸騰したら1度ざるにあげる。
※アクを取るための「茹でこぼし」です。
3.豆を鍋に戻し新しく水を注ぎ、煮立ったら弱火にして40分程茹でる。
4.指で潰せるくらいになったらざるにあげる。
※この茹で汁はうまみたっぷり。
あとで料理に使うので取っておきます。
5.茹で上がった豆は650gでした。
ここからはアレンジレシピをご紹介します。
金時豆のチリコンカン
1品目はチリコンカンです。
スパイシーでパンにもご飯にもぴったりで栄養満点。
冷凍保存もOKです。
辛さが苦手なお子さんにはカイエンペッパーは少なくするか外してください。
材料
・合挽肉:300g
・玉ねぎ:小さめ1個
・にんにく:1かけ
・ホールトマト:1缶
・豆の茹で汁:200cc
・赤ワイン:50cc
・ケチャップ:大さじ2
・ウスターソース:大さじ2
・クミンパウダー:小さじ2
・カイエンペッパー:小さじ1〜1と1/2(お好みで)
・塩:小さじ1と1/2
・ローリエ:1枚
作り方
1.玉ねぎはみじん切りにする。
2.にんにくはみじん切りにする。
3.鍋に油を引いて玉ねぎとにんにくを炒める。
4.しんなりしたらひき肉を加え炒める。
5.ひき肉の色が変わったら赤ワインを加え、強火にしてアルコール分を飛ばす。
6.ホールトマト、豆の茹で汁、豆を加える。
7.ケチャップ、ウスターソース、塩、スパイス、ローリエを加える。
8.15~20分弱火で煮込む。水分が減りぽってりとしたらできあがり。
お弁当に詰めるとこんな感じ。
▲gif画像を使用しています
冷めても美味しいのでおすすめです。
金時豆の甘煮
私は同時に金時豆の甘煮もよく作ります。
お茶うけや、お弁当に、あると嬉しいホッとする美味しさです。
1.茹でた豆250gを鍋に入れ、茹で汁をかぶるくらい注ぐ。
2.砂糖80gを加え、落し蓋をして20分弱火で静かに煮る。
3.仕上げに醤油を小さじ1加え鍋を揺すって馴染ませる。
ぜひ作ってみてくださいね。
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