NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。

NEXTWEEKEND代表の村上萌です。

「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。

11月のテーマは、「覚えておきたいこと#今日を綴る

同時に私たちが考えた、「今月叶えたい」と思っているWISHLISTは以下の3つ。

私は、毎月この3つのWISHLISTに合わせて3本の記事を書いています。

1記事目は「“今”にタイトルをつけると、思い出が色付く」という記事を、2記事目は「小さな変化に敏感になると“諸行無常”も楽しめる」という記事を書きました。

3記事目となる今回は、「振り返る習慣をつくりたい」というWISHLISTに合わせて「“やっぱりよかった”の可視化タイム」をつくるすすめについて。

他の記事でも書いたことがあるのですが、私の両親は60歳を過ぎてから初めて家を建てました。

(スナフキンのような思考の父なので、それまでは30年近く賃貸に住んでいたため、私も生まれ育った家は今の実家とは別の家でした)

そんな中で、60年かけて自分の好みが完全に確立している母は、照明や壁紙、扉の色など家のあらゆるところの工夫があまりにも明確で、初めて家を建てる人とは思えないほど、即決・大胆・統一感が完璧で、娘ながらに「あっぱれ…」と感じるほどでした…。

(あっぱれなんて台詞、日常で言ったこともないけど)

私の中で特に印象的なのは2階のトイレ。

小さいロールペーパーからよくこの柄を選んで、空間をイメージできたな…。と思うほどインパクトの強い壁紙なのですが、母はこのトイレに行くたびに「あー!可愛い!」「やっぱり最高だー!」と言って、自己肯定感爆上がりの状態で出てくるのです。

しょうもない例かもしれませんが(母ごめん)、人生において、自分で選ぶということ、そして「やっぱりこれにしてよかった」と実感することは、自分の選択に自信を持つ上でとても大事なことだと思っています。

ビジネスの世界や、お金の話ではよく使われる“可視化”ですが、過去に選んだものを実感して、毎日をもっと好きになるためにも、可視化して棚卸してみてもいいかもしれません。

ということで、前置きが長くなりましたが、最近買って気に入っているものいろいろをずらりと並べて、自己肯定感を上げてみました。

娘のファーストナイフ

高知県の日曜市で買った、マッコウクジラの包丁は、先端とあごの部分がどちらも丸くなっていて、手元も滑りづらく、子どものファーストナイフにぴったり。

我が家ではほぼ毎日、夕食後にフルーツを食べるのですが、最近、私が皮を剥いた後のカットは3歳の娘が担当してくれるようになりました。

このまま料理にも興味を持ってくれたら楽しいなぁ、と買ってよかったことを毎晩実感しているもののひとつです。

和菓子に合うコーヒーカップ

洋菓子より和菓子の方が好きなのですが、その時に日本茶ではなくコーヒーを飲むこともしばしば。

なんだかちょうどいいコーヒーカップがほしいなぁと思っていた時に訪れた、石川県小松にある、九谷焼上絵付を専業とする錦山窯さん。

17世紀に加賀藩の御用窯として発展したこの地で、およそ110年もの間、窯の火を絶やさずに作陶を続けてられてきている窯元で、4代目の幸央さんの織りなす色の美しさに魅了されて、オーダーさせていただきました。

おやつ時間のたびに肯定感に包まれて、心身ともに膨らんでます…。

いろんな、ぐい呑

こちらも、石川県に訪れた時に突然自分の中でスイッチが入ってしまい、ちょこちょこいろいろな場所で買っていたら1度の旅で一気に増えたぐい呑たち。

安いものだと500円からあって、とにかく選ぶのが楽しくて。

外で日本酒を頼むと、お盆に乗ったぐい呑から好きなものを選ばせていただけるのが好きで、家にお客さんが来てくれたら、そうしたいなぁと想像が爆発してあっという間に集まりました…。

今年はまだその機会がないのですが、食器棚に並んでいるだけで目が合って幸せになる、旅の思い出でもあります。

クリスマスツリーのスカート

昨年のクリスマスに、今の家のラグに合わせて買ったツリーのスカート。

久々に先週出して、見るたびに1人でじわじわ満足してます。

クリスマスツリーを出す機会は、ほとんどの人にとって1年に1度しかないので、日頃のテーブルコーディネートのように改善を加えて自分らしさを出すようなことがなかなかできないかもしれません。

そのため、飾ることや出すことだけで精一杯になってしまって、どうやったらもっと自分の家に合うかな?と考えるほど客観的にもなれなかったりも。

だけどちょっと引いて見てみると、案外カスタマイズできるポイントがたくさんあるので、今年はぜひ、みんなが毎朝毎晩充足感で包まれるような、工夫で溢れるツリーがいっぱいになるといいなぁ、なんて思ってます。

我が家の今年のツリーのテーマカラーはブロンズ。

もともと持っていたゴールド系にブロンズ系を買い足して少し大人っぽくしました。

てっぺんの星は、つけない派です。

(そんな一派があるのか知らんけど…)

ちなみにツリーに巻きつけている電飾は、まさかの25m!(泳げる…!)

コンセント位置を決めたら、ツリーのトップから巻き下ろして、そのままソファの裏に這わせて壁面まで繋げています。

このライトのおかげで夜の部屋が本当に可愛くて、日が暮れるのも楽しみになるほど。

電池式のものや全長が短いものを試したこともありましたが、電池は結局すぐに切れてしまって、それが気になって常に節電のために消しに走ったりと慌ただしかったので、電源に繋ぐタイプで、部屋中がこの優しい光で包まれるこの電飾は、今までで1番気に入ってます。

(24時間1ヶ月使い続けたとしても60円の電気料金で収まる優れもの!)

Amazonのこちらのページで買いました。

と、こうして書き上げてみるだけでも、「あぁ、好きなものに囲まれてるなー」なんて実感できたりも。

11月も中旬を過ぎ、少しずつ2020年の締めへと向かっていますが、真面目な反省時間ばかりでなく、自分を褒めたくなるような「やっぱりよかった」を可視化する時間を作ってみるのもおすすめです。

引き続き良い11月になりますように。

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