こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」ということをコンセプトにしたNEXTWEEKENDでは、毎月その月のテーマを掲げて過ごしています。
同時に私たちが考えた、「今月叶えたい」と思っているWISHLISTは以下の3つ。
私は、毎月この3つのWISHLISTに合わせて3本の記事を書いています。
1つ目は「“今”にタイトルをつけると、思い出が色付く」という記事を書きましたが、今回は2つ目の「小さな変化に敏感になりたい」について。
“小さな変化”と聞くと、小学生の頃学校で育てていた鉢植えのアサガオを思い出したりしますが、小さな変化に気づけるというのは、観察日記を書かずとも、それまでの状態をちゃんと意識している、という証だと思っています。
2020年の前半はステイホーム期間が長く、物理的に同じ場所にいながらもそれぞれが工夫して楽しもうとしていたので、ある意味では定点観測のようで、小さな変化に敏感になれたという方も多いかもしれませんが、毎日が慌ただしく過ぎていってしまうと、なかなか小さな変化に気づくことはできません。
大げさかもしれませんが、小さな変化を楽しめるようになると、すべての事象は諸行無常だと思う癖がついて、変化は怖いものではなくなり、大きな変化や決断も楽しめるようになるのでは、と思っていたりします。
日々の中で小さな変化を感じるための、身近なおすすめはこんな感じ。
(なんか字で並べると小学生の約束みたいですが…)
1.毎日過ごす場所で草木を育ててみる
私はリビングのダイニングテーブルと、自分の仕事部屋のデスクの上で、それぞれローズマリーと薔薇を水耕栽培をしています。
というより、どちらもただ観賞用として花瓶に挿していたのですが、しっかり水を換えているうちに、気づけば根が生えてきて、葉が増えたり落ちたりしながら、次々と新芽を出してくるのでとにかく可愛くて…!
期間限定の観賞用の花ももちろんきれいですが、日々少しずつ枯れていってしまう観賞用とは逆方向に時計の針が進んでいるので、どちらも諸行無常ではありますが、毎日様子を見るのが楽しみです。
(花瓶の中のもしゃもしゃっとなっている部分が根っこ…!)
2.食生活を変えてみる
最近、夫がプラントベース(=植物由来原料から作られた食品を積極的に摂る考え方)になり、生活が一変しました。
夫はアスリートなので、我が家の基本はずっと肉や魚でしたが、それじゃないものから栄養を…、と考えると、本当にキッチンでは試行錯誤の日々。
ただ、ある程度制限があると、冒頭のステイホームと同じで、キノコの奥深さに気づいたりと発見がいっぱい。
合わせて自分も試していますが、昼食の後にまったく眠くならなかったり、肌の調子がすこぶる良くなったりと、生活の中心にある“食”の考えを変えたことで、一口ごとにも敏感になり、結果的に小さな変化に敏感になりました。
3.家を出た時の空気をしっかり吸ってみる
「あ、秋の香りがする!」とか、「これは雨の翌日の香りだな」とか、その日最初に家を出た時に空気を感じてみるのは、基本的なことだけど、毎日やってくるルーティンを愛しく思うためにも、大切な時間。
4.あいさつをこちらからしてみる
弊社には「元気よくあいさつをする」と、教室のようなことが書いてあるのですが、これはやっぱりものすごく大切。
あいさつをするとリアクションが返ってきますが、その様子を見て、相手が今日どんな機嫌なのかが分かったり、なんなら声を出すことで、自分のその日のテンションに気づけることだってあります。
難しい話をする前にまずはあいさつ…!
(これはスタッフが帰る時の振り返りあいさつシーン)
と、繰り返しになりますが文字にすると「そんなの知ってるよ」と思うことばかりかもしれませんが、簡単なことだからこそ、できていなかったりも。
まずはあらためて意識してみることが、小さな変化に敏感になることにつながるはずです。
11月もまだまだ折り返し前…!
引き続き良い1ヶ月になりますように。