NEXTWEEKEND編集長 村上萌がつくる、季節の朝ごはん。
9月のテーマは「トウモロコシの芯をぐつぐつ煮込んで作る、優しいスープ」です。
みなさまの季節の朝ごはんのちょっとしたヒントになれば嬉しいです。
こんにちは。
「今年の夏は短すぎ!」なんていつまでも向き合えないでいましたが、秋色の服を着て、梨やぶどうを食べていたら、なんだかようやく気持ちが追いついてきた気がします。
そんな9月の朝ごはんは、トウモロコシの芯で出汁をとる優しいスープ。
個人的な話なのですが、私は札幌の農家の友達から年間で野菜を購入していて、その時の収穫に応じて、量が多かったり少なかったり、はたまた同じものが沢山入っていたり、新しい品種に出会えたりと、まるで家の隣に農家さんがいるような、楽しい野菜ライフを送っているのですが…。
先週は白いトウモロコシが10本届き、ポタージュにしたりガパオに入れたりして楽しみましたが、その時にどうしても残ってしまうのが、芯の部分。
トウモロコシご飯にするときは一緒に炊いて出汁をとるので、思い切って6本分の芯を全部鍋に入れて出汁をとることにしました。
それが本当に美味しくて…!
調味料は酒と塩しか入れていないのに、深みと甘みがたまらなくて、秋の気分にぴったりだったのでシェアさせてください。
材料
(私は6本使いましたが、2〜3本でも。あくまでも芯を捨てずに活用するために考えたレシピですが、もし実付きがよければ、もちろんそのままでも…!)
・鶏がら:(鶏肉売り場に1パック98円とかで売っている鶏がらです。2パック買ってみました)
・鶏の手羽元:私は12本入れました笑
・水:具材がちゃんと浸るくらいたっぷり
・酒:適量
・塩:適量
・長ネギ:出汁用なので青い部分
・にんにく:1個(1片ずつにばらけさせておく)
・そのほか家にある野菜
(私は、かぶ、ズッキーニ、じゃがいもを入れました)
作り方
※下準備
鶏ガラを水でしっかり洗いボウルに入れて、沸騰したお湯をまわしかけることで、アクが出づらくなる。
1.大きめの鍋に水をたっぷり入れて、トウモロコシの芯と下準備を済ませた鶏ガラを火にかける。
2.にんにく、長ネギ、酒を入れて、強火にかける。
3.アクが出てきたらアクをとりのぞき、弱火にして煮込み続ける。
4.フライパンにオリーブオイルを熱して手羽元に焼き目をつけ、塩をしてから、鍋に加える。
5.蓋をして弱火で1~2時間ほど煮込む。じゃがいもなど時間のかかるものも、このタイミングで入れておく。
6.細かい野菜を追加する前に、鶏ガラをそっと取り出す。(ぼろぼろにならないように気をつけて…!ちゃんとした人は、ここで多分スープをこすのだと思います)
7.カブやズッキーニなどの野菜をどんどん追加して、塩を入れて最後に30分ほど火にかける。
8.白いご飯と合わせて器に盛る。一晩おくと、さらに美味しかったです…!
「適量」という表現がレシピにあると困る…というご意見もあるので心苦しいのですが、もはやこれは秋の実験だと思いながら、味見をしながら深まっていく甘みと出汁を楽しんでいただきたいです…。(開き直り)
でも本当に、今まで捨てていた全てのトウモロコシの芯、ごめん!ってなるはず。
3歳になる娘も大好きなようで、おかわりしていました。
良い9月になりますように!
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