NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「起きるのが楽しみになる、旅するスープ」。
日本全国を飛び回りながら、食のプランナーとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニストちさとさんが、週末の朝が待ち遠しくなるようなスープレシピをお届けしていきます。
各地の旬の食材もご紹介するので、旅気分も味わってみてくださいね。

今回は、広島県をピックアップ。

広島県の海側にある、鞆の浦という地域がとっても素敵なんです。

（Photographer：長田涼）

友人がこの土地に移住したことがきっかけで、今年は2回訪れました。

穏やかな海に包まれている感じとレトロな街並みが心地よく、何度でも訪れたい場所。

そんな鞆の浦のある広島県は瀬戸内海に面していて、牡蠣やオリーブ、レモンなど美味しいものが盛りだくさん…！

今回は、牡蠣のスープとオリーブの炊き込みごはんを作ります。

手が込んでいるように見えて、実はとっても簡単。

今の季節に美味しいレシピを、ぜひ楽しんでみてくださいね。

牡蠣チャウダー

材料（2人前）

牡蠣：80g
パセリ：適量
ベーコン：30g
長ネギ：1/2本分
バター：20g

【A】
白ワイン：大さじ3
牛乳：350ml
塩：小さじ1/2
ブラックペッパー：適量

作り方（調理時間：15分）

1.牡蠣にひとつまみ（分量外）の塩を振り、流水で洗って水気を切る。

2.パセリをみじん切りに、ベーコンを細かく切り、長ネギは斜め切りにする。

3.フライパンにバターをひき、弱めの中火で熱してベーコンの香りが立つまで炒める。
長ネギを加え、全体に油が回ったら牡蠣と白ワインを加え、アルコールを飛ばす。

4.【A】を加えて沸騰しない火加減に調整しながら3分ほど加熱し、塩（分量外）で好みの味に整える。
器に盛り、パセリを散らして完成。

スープのお供：オリーブごはん

 材料

米：1合
オリーブ：8粒程度
オリーブオイル：大さじ1/2
レモン：お好みで少々
ブラックペッパー：お好みで

作り方（調理時間：50分※炊飯時間も含みます）

1.オリーブを適当な大きさに手で割る。

2.米を洗い、炊飯器の表示にしたがって水を加える。
オリーブ、オリーブオイルも加え、ご飯を炊く。

3.炊き上がったら、器に盛り、レモンを絞り、ブラックペッパーをふって完成。

忘年会やクリスマス、仕事納めなどイベントの多い12月。

気づけば自分のためにゆっくり過ごす時間が全然ないまま年越しを迎えてしまう、ということも。

今年一年頑張った自分を労わる時間を、休日の朝に作ってみるのもいいかもしれません。

Editor：Ikumi Takaoka

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