NEXT WEEKEND DATE

この数年の社会の大きな変化によって、在宅ワークが定着してきました。

通勤ストレスから解放された一方で、仕事と家族時間の切り替えが難しかったり、同じ家にいるのに一緒に遊べず親子でストレスを抱えてしまったり…という声もよく聞きます。

今回の #かぞくごと ではこちらの記事でもご紹介した4つの切り口の中から“働き方”をキーワードに、在宅ワークにおける決まりごとやひと工夫を集めてみました。

働き方が多様になっているからこそ、家族にとっての心地よさを見つけていきたいもの。

そして気持ちや空間、時間を上手に切り替えられれば、きっと仕事も効率よく進むはず。

アンバサダーと一緒に集めたアイデアが、みなさんの在宅ワークを少しでも快適にできたら嬉しいです。

#かぞくごと って?
家族との何気ない時間を楽しむためにNEXTWEEKENDが作ったSNS上のコミュニティ。今期は20人のアンバサダーと企画を盛り上げていきます。
#かぞくごと に集まる投稿を見るだけでなく、ぜひ家族との小さな野心を叶えた瞬間を切り取って、ハッシュタグをつけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
詳しくはこちらから

 

仕事と家族と自分の時間をつくるために。わが家の決まりごとやひと工夫

家というひとつの場所で、仕事も家族の時間も自分の時間もバランスよくとることは、とても難しいもの。

だからこそ家の中に少し手を加えたり、新たな習慣を取り入れて、上手に切り替えていきませんか。

在宅ワークが当たり前になってはや2年。
✔️ダイニングテーブルで仕事をし、ゴチャついた隙間でお昼を食べるので束の間の休憩がとれない。
✔️朝の家事を済ませて仕事を始める間、エンジンがかかるまで時間がかかる。
といった課題があり、どうにかして気持ちを切り替えられるようにしたいと思っていました。

ちょうど引っ越しのタイミングだったので、ダイニングの一部に作業スペースを作ることに。
新たに部屋をつくることはできないので、床にクッションフロアを敷き、パーテーションをDIYしてみました。
パーテーションは大掛かりに見えるけど、規格の木材を突っ張らせるLABRICO(ラブリコ)のDIYパーツを使い、木材を組み立てていくだけなので見た目よりも大変ではありませんでした。
ペンキ塗りに1時間、乾かすのに3〜4時間、設置に1時間程度で、半日あればできると思います。
仕上げにはお気に入りカラーのペンキを塗って。

この作業スペースができたことで、一日家にいても仕事と休憩の気持ちの切り替えができるようになりました。
そして自分自身で作った空間はいつ見ても満足感を与えてくれて、気分も高まります。
視覚的にわかりやすく区切られているからか、娘も特別な場所と感じているようで、仕事中はすこし気を遣ってくれるように。
普段足を踏み入れないので、たまにワークチェアでくるくる回してもらうのが特別楽しいみたいです。
パーテーション作りが難しい場合、クッションフロアを敷くだけでも視覚的に区切られるのでおすすめです!

2022年からフルリモートになりました。
家の中での作業だと、どうしてもやる気スイッチが入らないので、自分なりの切り替えスイッチを作ることが課題でした。

1つ目の工夫は、部屋に毎週季節のお花を飾ること。
毎週末、お花屋さんに行って季節の花を選ぶのが楽しみになっています。
2つ目の工夫は、切り替えスイッチとしてアロマオイルを使うことです。
2種類を使い分けるのがポイントで、グレープフルーツの香りはシャキッとリフレッシュしたい時に、AROMAPRE の NEXTWEEKENDオリジナルアロマはリラックスしたい息抜きのタイミングに使っています。
どちらもアロマストーンに垂らして使うとふわっと香るのがお気に入り。
リビングだとどうしても仕事モードになりづらいので、ランチ後は特にアロマを使って仕事のスイッチを入れることを意識しています。

せっかく早起きしても早めに仕事を始めてしまったり、仕事が早く終わってもなんとなくダラダラ過ごしてしまい、夫婦共々「自分時間」を過ごせていないことが課題でした。
ひと工夫として取り入れたのは、カレンダー。
毎週日曜の夜、次の1週間の野心を朝と夜に分けてカレンダーに書いて貼っておくことで、余った時間も充実して過ごすことができるようになりました。
ドラマを一気見したいでもいいし、ヨガの勉強をしたいでもいいし、書く内容はなんでもOK。
そして一番のポイントはTodoじゃなくて、Wish Listなところ。
やらなくても責めない、余暇の時間に迷わず時間の使い道を決めるための備忘録に近いかもしれません。

最近だと、
✔️季節を感じる花をかいたい
✔️ランニングを習慣化して2人でマラソン大会にでたい
✔️あたらしいレシピで食卓を彩りたい
✔️たのしみにしてたオレンジワインをあけたい
✔️いつも手が届かない屋上の辺りを掃除したい
✔️屋上でヨガしたい
✔️新緑を感じる散歩がしたい
他にもずっとやりたかった勉強をはじめられたし、いいことたくさんです。

まずは自分自身が書くことで旦那もそれにつられて書いたり、何気ない会話で出てきた旦那の「やってみたい」を聞き逃さず、「それ野心カレンダーに書いてみたら?」といったかたちで引き出してあげるようにしています。

夫婦揃って、同じ場所に座ってばかりのリモート生活に彩りが加わり、「いつかやりたい」を叶えられています。
※無料でダウンロードできるNEXTWEEKENDオリジナルカレンダーはこちら

週に2回、早朝のオンラインヨガクラスをもっていて、リビングから配信するため家中に声が聞こえてしまいます。
1日の始まりに家族が「もうちょっと寝たいのに」という気持ちになってしまったら嫌だなあと思っていました。
せっかくならヨガの日も、家族みんなが朝起きるのが楽しみになるような習慣を作れたら良いなと考え、「朝ヨガの日は、特別な朝ごはんの日」という習慣を始めてみました。

ヨガのクラスは5:45〜6:30なので、終わり次第ごはんの準備をして7:00頃から朝ごはんになります。
子どもは特別な朝ごはんが待ちきれずに手を伸ばしたり、家族3人で顔を合わせながらご飯を食べる時間がとても楽しい様子で、色々な表情を見せてくれたり、成長も感じられます。
普段は朝ごはんを1人で食べることが多い旦那さんも、ヨガの日は家族みんなで一緒に食べられるので嬉しいみたいです。
朝ヨガ中に子どもが起きてしまっても、この習慣のおかげか、終わるまで楽しく遊んでくれています。

「在宅ワーク」と言っても、その頻度や時間などスタイルは人によって大きく異なります。

どんな工夫を取り入れるか考え込むよりも、手軽にできそうなものからやってみたり、食事の時間に家族で話し合ってみたり、まずは第一歩を踏み出すことが大切なのかもしれません。

みなさんの家庭で取り入れた「在宅ワーク」の決まりごともぜひ #かぞくごと のハッシュタグで教えてくださいね。

来月は“楽しみ方”に関する記事をお届けします。

Writer : ふじのあやこ
Designer:Hikari Mogami

Share On