NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、お母さんからの結婚の圧力に傷ついている相談者さんからのお悩みです。

はじめまして。
もともとサッカーが好きで、都倉選手→村上萌さんという経由でnext weekendを楽しんでいます。
札幌の頃から応援しています。
私自身アクティブで、ちょっとした日常を楽しむのが大好きです。
楽しみ方を突き詰め、ビジネスとして立ち上げ、社員を抱えて経営している萌さんを尊敬しています。
わたしは医師で、結構バリバリ系外科系で働いています。
仕事は毎日楽しく、これからもステップアップしていきたいと思っていて、そのために日々努力しているのですが、外科医としての技術を磨く時期と結婚や出産の時期は丸かぶりです。
これについてはわたし1人が解決できる問題でもなく、私自身人生設計を描いてその通りに進むことが苦手で、その時の雰囲気と気分で決めたいタイプなのでそれについては楽観的に考えています。
悩んでいるのはわたしが一向に結婚する気がないことを呆れている母親との付き合い方です。
仲は良い方だと思いますが、最近のなんでも話せる親子という感じではなく、恋愛の悩みなど人生で話したことはありません。
結婚はもちろんしたいと思っていますが今結婚したい、と思える人と出会っているわけではなく、そんな悠長なこと言っていて結婚出来なかったら、という意見もあると思いますが、それならそれでいい。と自分の中では結論がでています。
つまり結婚のために相手を探す気はないのです。
ただそんな赤裸々なことを親には恥ずかしくて話さず、結婚はしなくてもいい、とまとめて話しています。
最近2つ下の妹の結婚が決まり、それまで遠回しに誰かもらってくれる人はいないの…?レベルできかれていたのが、親も焦り出したのか、いきなり昔は普通だったのに変わり者になっていくね。一人暮らしが長い人は変わり者になっていく、自己中になる。と不躾なことをLINEで言われ、大人気なく怒ってしまいました。
考え方が酷いのは、もう世代なので変更不能として、どうして人の背景を考えて物を言わないんだろう。
その人がその結論に至った考えを全て否定することになるのに。と悲しい気持ちになり久しぶりに泣きました。

こんなことがこの先、私が結婚するか完全に結婚を諦める年まで続くと思うとどうしたらいいかわからなくなって相談させていただきました。
アドバイスお願いします。長くなり申し訳ありません。
(32歳・女性・会社員)

こんにちは。私が今住んでいる長崎は、日本の最西端ということもあって日の入りが東京より30分以上も遅いんですよね。

この原稿を書いているのがちょうどその中間のタイミングだったので、さっきまでzoomで会話していた東京メンバーの画面を見て、明るさの違いに距離を感じました…笑。

さて、お悩みをお送りいただきありがとうございます!

お母さんからのLINE、ショックでしたね。

普通なんて目指したくないけれど、変わり者を連呼されても…。

医師としても緊張感のある毎日を送ってらっしゃる中、本当におつかれさまでした…。

結婚は相手との毎日を作っていくものだから、それ自体を目的にするのではなく、これからも一緒にいたいと思う人との寄り添い方として選択したいですよね。

お母さんも、おそらく相談者さんを全否定したかったわけではなく、「子どもにいつも幸せでいてほしい」といった小さな頃から変わらない親の思いによるものなのだとは思いますが、その「幸せ」をご自身の価値基準に合わせてしまっているから“変わり者”なんていう表現をしてしまったのかもしれないですね。

それと同時に「結婚はしなくていい」という娘のきっぱりとした言葉によって、結婚することが幸せだと描いていたお母さんは、どこかで自分の娘へのエールが否定されたような気持ちにもなっているのかもしれません。

仲が悪くない親子だからこそ、背景を想像したくとも、離れて暮らす娘の考えが分からないことに寂しさもあるのかもしれません。

どちらも相手を傷つけたいわけではないのに、このまま会うたびに気まずくなったりのはあまりに悲しいですよね。

親との時間も無限にあるわけではないし。

話が一切通じない母親の場合、正面から向き合いすぎず親が安心するようなことだけを話しながら付き合っていく、という方法もあるのかもしれませんが、相談者さんの場合、元々仲が良いことや、お母さんのプレッシャーがこれまでは控えめだったことなども踏まえると、伝え方があるような気もします。

いざ話そうとすると、恥ずかしい気持ちや感情が入り乱れて大切なことが伝わらないかもしれないので、手紙を送ってみるのはどうでしょうか。

LINEだとあまりにすぐ返信ができてしまうので、お母さんも気持ちが編集できず、また言い合いになってしまうこともあるかもしれません。

端的に以下のことをしっかり伝えてみてはどうでしょうか。
(もはや、おみくじのお告げみたいですが…笑)

・結婚観について
結婚自体は否定していない、どちらかと言うと前向きにとらえている。

・相手について
好きでもない人と結婚して辛い生活を送ることは避けたい。

・毎日について
自分なりに頑張って周りにも恵まれている、仕事も楽しい。出会いもないわけではない。

・親子の関係について
お母さんから否定されることは、正直傷つく。
何かあったらちゃんと相談も報告もするから、そっと見守ってほしい。
実家に帰ることを気まずく思うのも嫌だし、これからも良い関係でいたい。

“なんでも相談できる仲良し親子”を目指す必要はまったくなく、事実とスタンスを明確にした娘なりの精一杯だと思うのです。

どれだけ大人になっても、親は子どものことを「あの子は〜のはず」と決めつけてしまうところがあります。

何も喋れなかった0歳の時から育てているので、そう思ってしまうのでしょう…。

だから、オブラートに包むと結局その思い込みによって編集されてしまい真意が伝わらないので、これだけ明確にできると、無駄にすれ違うことも少なくなるのかなと思います。

もちろん、おみくじだけ送るのではなく前後に少し人間らしく優しい言葉を加え、お菓子やコーヒーを添えてもいいと思います。

それでもあまりに話が通じなければ、スルー力を身につけるor距離を置くという手段になってしまいますが、伝えることを諦めてその選択をするのはもったいない、と、私は思います。

相談者さんがこれまで築かれてきた道も、今送っている毎日も、本当に素晴らしいものだと思います。

思いやりのすれ違いで無駄に傷つくことなく、より良い日々になることを心から祈っています!

お悩み募集中!

「編集長がこたえます!」では、みなさまからのお悩みを募集しています。

大きな声では言いづらいけどちょっと誰かに聞いてほしい…

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※すべての質問に回答できるわけではございません。
また、頂いたお悩みはNEXTWEEKEND/村上萌の発信する他のコンテンツで使用させて頂く場合がございますこと予めご了承のほどよろしくお願いします。

「編集長がこたえます」が本になりました

人生の変化を迎える全ての女性に贈りたい!

NEXTWEEKENDの人気連載「編集長がこたえます」が1冊の本になりました。

その名も「深夜の、かけこみ横丁」。

「自分が何者でもないことが不安です」
「浮気した夫とのこれから」
「仕事に求めるものを見失いました」
「生きている意味がわかりません」
「セックスレスで、毎晩涙で枕を濡らしています」

身近な人にこそ言えない、人の悩みは十人十色。
今日もきっと、誰かが悩んでる。

横丁で隣に座ったような気持ちで、誰かのお悩みを聞いて、考えて、語って。
気づけば自分のお悩みもスッキリするような1冊です。


▲共感を集めた31のお悩みを掲載
恋愛、人間関係、仕事、子育て、自分自身…
WEBでは選べなかった、深い内容も初公開。


▲悩みを解決する5ステップの思考法&書き込みノート
自分のモヤモヤを客観視することで今やるべきことが見えるかも…!
今自分が悩んでいることを書きこんで整理できるノートつきです。

▲悩んだ日に食べたい、横丁のレシピ
悩んだ日でもお腹は空く。
食べたら明日からちょっと元気になるようなおつまみとお酒のレシピも、お悩みのシーンごとに掲載しました。

「深夜の、かけこみ横丁」
著者:村上萌
発行元:カエルム株式会社
仕様:176ページ/B6版製本
定価:1760円(本体1600円)
流通:全国書店、ネット書店
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