こんにちは。コンテンツプランナーのさきです。
2020年を境に、仕事や教育環境、家族との関係や住む場所など、“暮らし”にまつわる様々な面で「今」を見つめ直すことが増えたという方も多いのではないでしょうか。
“心地よい生活” や“真の豊かさ” を考えるきっかけとなったこの時代。
「地方移住」と検索すると、おすすめの移住先ランキングや移住のメリット・デメリットをまとめた記事などが以前にも増してヒットするようになった気がします。
今年で3年目となる、栃木県庁との取り組み#DiscoverTochigi。
オンライントークイベント開催のお知らせでもお伝えしましたが、理想の暮らしを具体的に想像し、地方移住という選択肢、栃木県の魅力を知るためのきっかけを一緒に作りましょう!と手を取り合ってスタートしたプロジェクトです。
これまでの取り組みで、「理想の暮らしに向き合えた」というメッセージをたくさんいただく中にも、「パートナーや両親、みんなで納得して移住するにはどうしたらいいんだろう。」、「移住先で地域の人たちと繋がっていくためにできることはなんだろう。」という不安の声をいただくこともありました。
そしてその不安を解消しながら、「どんな暮らしがしたいのか」を考えられる機会を作りたいと挑戦したのが今年2回のトークライブ・中継レポートです。
手前味噌ですが、今年の配信もとても意義深い時間になったと思っているので、この記事でレポートしたいと思います。
「#DiscoverTochigi」に参加してくださった方はもちろん、こんな方に読んでいただき、動画をご視聴いただけたら嬉しいです。
✔️移住に興味はあるけれど、何から始めればいいのかわからないという方
✔️2拠点生活や移住経験者、これから移住をする人のリアルな声を聞きたいという方
✔️理想の暮らしのイメージをより具体的に描きたいという方
✔️栃木のことをもっと知りたいと思っている方
✔️栃木への移住を考えている方
2拠点生活、移住歴10年、
Uターン、それぞれの立場で紐解く“理想の暮らし”
今年1回目となる配信は、前編・後編の2部構成で開催しました。
前編は栃木県那須塩原市の黒磯駅前で大人気のパン屋さん「KANEL BREAD」など、地域に根付くお店や企画を数多く手がける、岡崎哲也さんをゲストにお迎え。
黒磯移住歴約10年の岡崎さんと、2拠点生活を続けるNEXTWEEKEND代表村上萌、栃木県へのUターンを決めて現在栃木県内で家づくりを進めるNEXTWEEKEND渡邊友美、それぞれの立場から、移住を決めたきっかけや移住してからのエピソードなど、3つのトークテーマを軸に理想の暮らしの見つけ方と地方移住の魅力を紐解いていきました。
黒磯で3年過ごし、1度神奈川に帰ったものの、黒磯の魅力に惹かれて家族と共に戻ってきたという岡崎さん。
夫婦で栃木に住まいを移しつつ、仕事を続けていく方法として色々な制度を調べているNEXTWEEKEND渡邊。
地方で暮らすことに対するリアルな声や家族の巻き込み方等をお伝えする中で、視聴者の方からはSNSの共通言語(ハッシュタグ)である「#DiscoverTochigi」を通し、このような声をいただきました。
・岡崎さんの「黒磯は関係性の質がいい」という言葉に共感して、そうそう!そういう付き合い方が理想なんだよなと思ったり、友美さんの「なんか楽しそうって気持ちが向く方に流されてみる」って言葉に勇気づけられたり。人生を考えるとても良い時間だった。
・理想の暮らしを改めて考えてみると、今住んでいる街にこだわらなくてもいいのかなと思い直した。
とはいえ夫にとっては仕事が「生活のため」だけではなく、彼の人生の中で大きな意味を持つ存在だと思うし、応援していきたいので、家族のベストを探していきたいな。・「理想の生活を棚卸しして、できるところから叶えていく」、「工夫にこそ自分らしさが滲み出る」、「お客様気分でいるのではなく自分から探しに行く」、「自分自身のことだけじゃなく、地域のことも知るから野心が生まれる」といった言葉にインスピレーションをもらった。
・学生時代は専攻も就職先も純粋に興味がある方へ真っ直ぐ進んでいたのに、心地よさよりも利便性を優先するようになったのはいつからだろう。トークイベントを通して、より自分らしく暮らせる場所を模索するきっかけをもらった気がする。
・大切なパートナーと共に自分らしく生きていくためにも、どんな暮らしがしたいのか、今縛られているものは全部一旦置いて、ただただ理想を棚卸してみたらすごくわくわくした。東京からさくっと日帰りで行けてしまう距離感も栃木の魅力の一つ。早速黒磯の日用市に行ってみたいな。
各トークテーマでどのような話をしたのか、またこれから栃木でどのようなことに取り組んでいきたいと考えているかなど、詳しくはぜひアーカイブ動画をご覧いただけると嬉しいです。
そして後半は、旅でもなく、移住でもない。
まずはそこで生活をしてみるという5日間の「ショートステイ(移住体験)」の初日に、地方移住に関心のある2人が移住体験を行う栃木県の益子町、那須塩原市から現地中継レポートを行いました。
益子町からレポートをしてくれたのは〝食の時間をデザインする〟をコンセプトに、イベントディレクションやケータリング、企業レシピ開発など日本全国で活動をされているフードデザイナー中本千尋さん。
那須塩原市からは、昨年のお取り組みで街の空気感に惚れ込んだというNEXTWEEKEND小松美貴が黒磯の空気をお伝えしました。
なぜその場所を選んだのか、そして5日間栃木で何をしてどんな風に過ごしたいのか、文字通り野心(WISHLIST)を宣言!
ちなみに2人の野心はこちら。
中本さんが益子町で叶えたい、5つのWISHLIST
1.益子焼の歴史に触れたい
2.ずっと大切にしたい器と出会いたい
3.手になじむ古道具を探したい
4.栃木ならではの味を研究したい
5.道の駅で買った食材で料理を作りたい
小松美貴が那須塩原市で叶えたい、5つのWISHLIST
1.地域の人と触れ合える場所で過ごしたい
2.住民が楽しんでいるイベントに溶け込みたい
3.おいしいものの生産ストーリーをかみしめたい
4.地域に貢献する仕事をする方から学びたい
5.自分のライフスタイルとかけあわせたい
そして5日後となる11月3日の配信で、どんなモノや人、コトに触れて、栃木での暮らしをどのように感じ取ったのか、生配信のお約束を…!
3年目だからこそできた、
今できる移住体験の限界に挑戦!
地方移住に興味はあるけれど、どんな一歩を踏み出せばいいのか。
そんな不安に、私たちから提案したいのが「ショートステイ(移住体験)」。
2回目となる配信は、フードデザイナー中本千尋さんとNEXTWEEKEND小松が5日間どのように過ごしたのか、写真を交えてWISHLISTごとに紹介していきました。
ライフスタイルに合わせて、栃木でどのような時間を過ごしたいか具体的に想像をしていたことにより、5日間という短い時間でも全てのWISHLISTを叶えることができた2人。
そして実際に行動し、今の暮らしを俯瞰で捉えることによって新たに気付いたことや、見えた景色も。
「どんな理想の暮らしを描けばよいのか」迷った時は、行動をする前・した後に、具体的に言語化してみると、想像が経験となり、言語化できる範囲が広がっていることに気付くかもしれません。
2人がWISHLISTを叶えた様子は、今後公開するWEB記事でも詳しくレポートさせていただきますが、ぜひアーカイブ動画もご覧くださいね。
動画後半部分では、栃木県庁から、より移住を具体的に想像できるイベント情報もご紹介しています。
栃木県庁よりご紹介した情報・WEBサイトはこちら
▼11/21(日)開催!
オンラインイベント「オールとちぎ暮らしとしごとフェア」
▼移住促進サイト「ベリーマッチとちぎ」
▼リアルでもオンラインでも移住相談が出来る「とちぎ暮らし・しごと支援センター」
一括りに「地方」と言っても、自然の豊かさや都心からのアクセス、街の文化も様々。
1つ1つ調べて疑問を解消するだけでなく、時には「旅先で訪れたあの場所、居心地が良かったな」、「この街の雰囲気が好きかも」と感じる場所へ足を運んでみて、暮らすように滞在してみるのも、理想の暮らしを叶えるための1つの手段となるかもしれません。
こちらの記事でもお伝えさせていただきましたが、今回中本さんと小松に加え、栃木市で5つの野心を叶えてくれたご家族の様子も、今後レポート記事として詳しくご紹介をさせていただきます!
ショートステイを実践した3組の記事は、順にNEXTWEEKENDサイトにて公開していきますので、どうぞお楽しみに…!
(それぞれの滞在地のおすすめアイテムがあたるプレゼントキャンペーンも実施しますよ!)
今回のトークライブ・中継レポートを通して、みなさまの暮らしの選択肢が1つでも増えていたら嬉しいです。