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NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「家族で楽しむ、二十四節気の暮らしカレンダー」。

歳時プランナーとしても活躍するWeekender編集部代表コラムニストSasaki Mayukoさんが、「二十四節気」から紐解く、新しい季節の楽しみ方をお届けしています。

関東はじめ、多くの地域では紅葉が楽しめる頃ですが、11月の二十四節気「立冬」から暦の上では冬に入ります。

今月は、冬への季節の移ろいを感じながら、お子さんと楽しむアート作りや、家族だんらんを育むアイデアについて紹介します。

 

11月の二十四節気

「二十四節気」とは、太陽の動きをもとに1年を24等分(約15日ずつ)し、それぞれに名前を付け季節を表したもの。

古くから四季の楽しみや行事、種まきや収穫などの農作業の目安としても活用してきた「季節の移り変わりを知るためのサイン」。

ひと月に二度ある二十四節気のタイミングを意識してみると、新しい季節の楽しみ方が見つかりますよ。

立冬(りっとう):11月7日頃~
暦の上ではこの日から立春の前日までが、冬とされる。
日も短くなり、冬の気配が立ち始める「冬立つ」頃。

小雪(しょうせつ):11月22日頃~
わずかながら雪が降り始める頃、「雪が少ない」という意味を指す。
本格的な冬の到来がすぐそこに感じられ、寒い地方では雪が山頂を覆い始める。

季節の節目

立春・立夏・立秋・立冬を合わせて「四立(しりゅう)」と呼びます。

“立”は新しい季節になるという意味を持ち、“春夏秋冬”それぞれの季節の節目を表しています。

 

立冬(りっとう)には、
色づいた葉をアートにして楽しむ

色づいた葉が少しずつ落ち、朝夕の寒さから初冬の訪れを感じる日も増える「立冬」。

足元には落ち葉やどんぐりが転がり、公園や道端は素材の宝庫!

自然遊びには持ってこいの季節に、お子さんと楽しむアイデアを紹介します。

画用紙に貼って楽しむ 落ち葉アート

秋の落ち葉の魅力はなんといっても、赤や黄色といった彩り。

「画用紙」と「ボンド」を使って、葉っぱの色や形を活かした今だけのアート作品を作ってみませんか?

落ち葉は乾燥すると丸まって扱いづらく、時間が経つと変色してしまうことも…!

下準備をすることで、仕上がりよく作ることができます。

下準備①

落ち葉は乾燥しきっていないものを選びましょう。
(触ってぽろぽろと割れてしまうものはNG、少し柔らかさがあるものが◎)

下準備②

アートを作る前に落ち葉を「押し葉」にしましょう!

5月のコラムでは、電子レンジで作る簡単な「押し葉」の作り方をご紹介しました。

押し葉にすることで色落ちを抑えることもでき、平らになった葉っぱは扱いやすくておすすめです。
(※押し葉はパリッと乾燥しているので強く握らないように注意してください。)

▼押し葉の作り方はこちら

【二十四節気の暮らしカレンダー】5月は、初夏の旬を味わい、緑をインテリアに

下準備ができたら、自由に画用紙へ貼りつけてくださいね。

動物に見立てたり、リボンなどを組み合わせてみたり、秋のアート作りを楽しんでみてください。

 

小雪(しょうせつ)には、
家族を労い団らんの時間を過ごす

11月も下旬となり、冬の気配が一段と濃くなる「小雪」。

小雪の後半は12月に突入し、いよいよ2021年も最後の月になります。

実はこの時期“家族”にまつわる素敵な記念日がたくさんあるんです。

家族の日(11/21)
毎年11月第3日曜日。
子どもを家族が育み、家族を地域社会が支えることの大切さについて理解を深める日。
※前後一週間は“家族週間”とされています。

いい夫婦の日(11/22)
夫婦やカップルに一層素敵な関係を築いてもらいたいという想いから制定。

勤労感謝の日(11/23)
国民の祝日。
毎日の食卓に感謝をしつつ、周りの人たちとも日々の頑張りをお互いに感謝する日。

そんな記念日をきっかけに、家族を労い、感謝を伝える時間を作ってみてはいかがでしょう。

 

感謝を伝え合う 「ありがとうカード」

例えばお子さんも巻き込んで「上手にできたこと」や「褒めてあげたいこと」を書いて交換する、ありがとうカード。

手紙を綴るのは何から書いていいかわからない、ちょっとハードルが高いと感じている方(私は実はこちら派です)には、一言添えるだけのこの方法がおすすめです。

たった一文でも、手書きで書いたメッセージは温かい気持ちにさせてくれますよ。

工作感覚でカード作りを楽しみながら、団らんの時間を。

残り短い秋を楽しみつつ、来たる師走の前にちょっと一息。

みなさんにとって、素敵な1ヶ月になりますように。

 

野心を叶えたら、ハッシュタグでシェア!


NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
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