NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
じめじめした梅雨空の合間から覗く太陽に、夏の気配を感じる6月。
夏食材も増えてきて、「旬」の楽しさを感じずにはいられない季節です。
今回の常美菜は、甘みを増して美味しくなってきた「とうもろこし」が主役。
缶詰コーンでは味わえない優しい甘みと楽しい食感を味わえる、見た目もかわいいヘルシーな一品に仕上げました!
とうもろこしたっぷり!
青じそ香る、ヘルシーつみれ
【保存期間】
・冷蔵保存の場合(約3日間)
(つゆごとタッパーに入れてしっかり蓋をして密封して冷蔵庫で保存。)
・冷凍の場合(約2週間)
(つゆにくぐらせてから食品用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて密封状態で冷凍庫で保存。)
【所要時間】約20分
材料(作りやすい分量)
・大葉…約15枚
・とりモモミンチ肉…200g
・絹ごし豆腐…80g
【A】
・塩…ひとつまみ
・濃口しょうゆ…小さじ1/2
・ごま油…小さじ1
・とうもろこし…1本
・片栗粉…大さじ1【B】
・ごま油…大さじ1
・めんつゆ…200ml
希釈タイプの場合、つゆ:水=1(50ml):3(150ml)で作る
作り方
1.とうもろこしをラップで包み、電子レンジで3分加熱し、5分以上置く。
2. ボウルにミンチ肉と豆腐を入れ、豆腐を粗くつぶすようによく混ぜる。
3. レンチンしていたとうもろこしをラップから出し、包丁で実をそぐ。
(芯は捨てずに…!)
4. 【A】を上から記載順に【2】のボウルに加え、都度よく混ぜ合わせる。
片栗粉は数回に分けて加える。
(片栗粉とごま油を加えてよく混ぜることで生地がまとまりやすくなります!)
(トッピング用のとうもろこしを少しとっておくと便利◎)
5. とうもろこしが偏りなく均一に混ぜ合わさり、まとまりが出てきたらOK!
6. 洗って水けをふき取り、軸をとった大葉を準備し、手のひらに裏側が上になるように置き、【5】をのせて挟む。
(餃子を包むような感覚で!)
とうもろこしを少し取っておくと、この時に大葉から飛び出した部分にトッピングできますよ。
挟んだりトッピングする工程は、小さいお子様のお手伝いにもぴったり!
(バットに並ぶ焼く前の姿が、なんともかわいいんです…。)
7. フライパンにごま油をひき、中火にかけたら重ならないように並べ約5分片面を焼く。
8.約5分経ったらそっと裏返してめんつゆをやさしく回し入れ、蓋をしてさらに弱火で約3分焼く。
しっかり火が入ればOK!お好みの器に盛り付ければ完成です。
じめじめしたこの時期は、涼やかな色合いの器に盛り付けるのがおすすめ!
大葉の爽やかな香りが初夏にぴったりのヘルシーな一品。
とうもろこしのツブツブ食感と優しい甘さを堪能してくださいね!
豆腐入りでふわっと柔らか、でもしっかりジューシーなとうもろこしたっぷりの爽やかなつみれ。
お弁当のおかずにもおすすめです。
大葉が苦手なお子様には、大葉を巻かずに焼いてもOK◎
「芯」も捨てずに活用しよう!
とうもろこしの芯は捨てずに、ごはんを炊くときに一緒に入れて炊き上げれば、とうもろこしのうまみが出て、ほんのり甘い美味しいご飯になりますよ。
簡単アレンジ
大根おろしを加えればよりさっぱりと、トマト缶を加えて煮込めば洋風テイストに、ちょい足しすることで様々な味変を楽しめます。
つゆごとご飯にのせて、どんぶりにしても美味しいです。
体の中からキレイメモ
とうもろこし
代謝をサポートするアスパラギン酸やビタミンB群、エイジングケアに嬉しいビタミンEなどの栄養素を幅広く含んでいます。
青じそ
ビタミン・ミネラル類をバランスよく含み、特にカルシウムやカロテンが豊富です。
美肌作りや強くて美しい骨や爪を目指したい時に◎
栄養満点の旬レシピ、お試しいただけると嬉しいです。
今月も旬の食材を楽しみながら、体の中からキレイと元気を磨きましょう!
<参考文献>
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「食べる美女肌セラピー」(エクスナレッジ) 伊達友美/著
野心を叶えたら、ハッシュタグでシェア!
NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
ぜひみなさんの叶えた野心は、ハッシュタグ「#週末野心」で教えてくださいね。
▶︎今月のハッシュタグ「#日々の棚おろし」も募集中!